ついにこの時が来てしまった。
バンクーバーで飛行機に乗り込むときに感じたこと。
まだまだ日本に帰りたくないという気持ちが強かった。
実際エクアドルからアメリカに飛ぶ時、それをやめてコロンビアから中米に入って旅を続けようかすごく悩んだ。
決まっている仕事を放り投げてあと半年くらい見て回ろうか、そのことで何日も悩んだのを覚えている。
結局予定通り帰ることにしたのだが、そんなことを思ってしまうくらい楽しく、本当に充実した旅だった。
長い旅というのが自分の夢だった。
世界一周というのはどうでもよく、ただ行きたいところをつないだら一周していただけ。
それも、次の仕事が決まっているのでたった4カ月だけ。
しかしこの4カ月は自分の人生にとって一生の財産になった。
多くの友達ができ、その国の生活や文化を知ることができた。
ただ世界遺産を見て回るだけの薄っぺらい旅にはしたくなかった。
地元の人が通う食堂へ行き、できるだけタクシーを使わず乗り合いバスで移動し、少し覚えた現地の言葉でコミュニケーションを取る。
自分の旅のスタイルができてくると、旅にも深みが増していった。
もちろん楽しいことだけではなく、刃物を突きつけられるような恐ろしい目にもあった。
インドでは何度もお腹を壊し、何度もけんかした。
ダニに全身100カ所喰われて眠れなかったこともある。
色んな事があったが、本当に旅をしてよかったと思う。
この旅で得たこと。
それを一言で言うのは難しいが、自分の中の大きな部分が変わったことだと思う。
旅をしていると自分はその土地では外国人であり、部外者。
そういった環境にずっといると、自分を客観的に見れるようになる。
日本で生活していると、サービス、日本の物のクオリティの高さに慣れてしまうが、外国では日本のクオリティに到底敵うことはない。
そこで、日本人がどれだけ相手のことを考えたサービスをしていたんだろうと改めて気付かされ、感心する。
しかしその土地で生きていくには、その土地の習慣の当たり前を拒否していては生きていけない。たとえそこのサービスがすごく悪くても。
周りに自分が外国人だからと妥協して理解してもらうのではなく、自分が変わらなければいけない。
食事の時フォークが出てこないときは手で食べた。
トイレに紙がないときは手で拭いた。
この旅で少しは強くなったと思う。
元々は、楽観的だがネガティブな性格だったと思うが、旅の終わりにはすごくポジティブな性格になっていた。
それは、なんとかなるだろうではなく、絶対なんとかしてやるという自信が生まれたからだと思う。
これから人生本番、この旅で得たことを忘れず生きていきたいと思う。
追伸
この旅で出会ったたくさんの方々。
もし関西に来ることがあれば一声かけてください。
旅の思い出話を語り合いましょう。
そして、自分の旅日記を読んでくれた方々に感謝。
ブログやフェイスブックにコメントをくれた方、チラ見してくれた方、全ての方に感謝。


