ゴミ屋敷片付け・遺品整理・競売担保物権片付け・ゴミ回収の日本整理【公式】片付け屋さん日本整理のブログ

ゴミ屋敷片付け・遺品整理・競売担保物権片付け・ゴミ回収の日本整理【公式】片付け屋さん日本整理のブログ

ちょっとしたものからゴミ屋敷までの片付け全般、遺品整理、家でのお困りごと全般をこなしております。
仕事のこと、日常のことをちょっとづつでも綴ることが出来ればと思います。

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9月ですね!
気が早いですが、秋刀魚を七輪で焼いて食べたいです。
今まで毎年秋になると庭先で秋刀魚を七輪で焼いてビールを一杯やったもんです。

去年も一昨年も気がついたらサンマの季節が終わってしまっておりました。

夕暮れ時からぼーっと遠くを眺めながら火をおこし、塩だけで味付けしたサンマを焼くの最高でした。
油が落ちる油に火がついて、煙がもうもうと立ち上がる中、煙を肴にのむビールが本当に美味しかったです。
勿論、秋刀魚も美味しくいただきますが・・・。

さて、今日の現場は別のスタッフさんに任せて、私は埼玉県は久喜市の事務所で事務仕事でした。
レシートまとめたり、今後のスケジュールを見直したり、書類を作成したり。
普段は事務仕事をする際は9月もクーラーのお世話になりっぱなしなのですが、今年の夏は涼しくクーラーのお世話になる機会がすくないですね。
お陰で現場の作業も熱中症に倒れることなくこなせています。
本当は夏は暑く、冬は適度に寒くないと困る方がたくさんいるのでしょうが・・・。

明日からまた現場です。
適度な暑さになってくれればいいなあ・・・。
今回は昨年の話です。

ご自宅をリフォームして大きくするので倉庫として使っていた蔵を取り壊すので解体前の片付けをして欲しいと依頼がありました。

ご依頼者様はちょっとした地主さんでとても感じの良い人でした。
江戸時代からあったものだそうで、中からは最近のギフト商品が大量に出てきました。
ちょっともったいないなあと思ったので某大手のリサイクルショップに来ていただき買い取って頂ければご依頼者さまの負担も軽減できるのではないかと思い、その場で電話し買取に来ていただきました。

ところが、あれもだめ、これもだめ、ギフトのタオルも型が古い等々で陶製の茶器を数個で30円にしかなりませんでした(>_<)
これにはご依頼者さまも流石に苦笑。
結局そのまま全て出てきたものは廃棄処分ということに。

お茶碗とか大量にあって、全く使用していない新品ばかり。
もったいないなあとも思いつつ、そういったものを片付けるのが我々の仕事。

もしかして、もったいないと思うくらいに物を作って、消費して、そのまま捨ててを繰り返さないとどこの国も経済が回らないのかもしれません。

ちょっと残念な気持ちと、片付けのご依頼を頂けた嬉しさで微妙に複雑な気持ちになりつつも夕方には全てをトラックに積み込み仕事終了。

帰る道すがら量販店やリサイクルショップ、そして同業者の看板を見ながらちょっと思いにふけったりするのでした。

ホームページできました。
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080-9536-6661
お仕事のご依頼はこちらの電話番号まで!
「全て箱に詰めて片付けて下さい。」
こんな問合せがしばしばあります。

もちろん、事情もわかりますし問題なく引き受けさせて頂いております。
多くの場合が女性です。
当たり前ですが、ご近所の目なども気になりますからね。

ゴミ屋敷状態にしてしまう方の殆どは真面目なサラリーマンやOLです。
以前もブログで書いたことありますが、忙しい現代人、朝は早く、夜は遅くまで仕事をしており、土日は疲れて何もする気が起きないというのは想像に難くないと思います。
そんな忙しい生活の中でゴミ出しも出来ず、気がついたら一人ではどうにもならないほどにまでなってしまったというのは珍しくありません。

しかし、やはり皆さん普通の一般人なんです。
部屋の中を見られたら恥ずかしいし、片付けをするにも外に持ち出す際、袋に何が入っているのか知られるのも嫌というのも当たり前の話です。

そんなお客様のご要望に応えてゴミ袋での搬出ではなく、全て段ボールに詰め込んで搬出するサービスも行っております。

最近でしたら2ヶ月ほど前に埼玉県の越谷市でそのような依頼がありました。
見積もりをさせていただこうにも恥ずかしくて中に入れられないので、当日来て一気に片付けて欲しい。しかし、近所の目が気になるので全部箱詰して欲しいとのことでした。

事前に現場確認しての見積もりができないため、大体の相場をお伝えしました。

さて、当日。そこはエレベーター無しのアパート。3階でした。
ありったけの段ボールを持って現場に行くと、たしかに大量のご不用品があります。
片っ端から段ボールに不用品を詰め込み、ある程度まとまったら一気に階下に下ろし、幌付きのトラックへ詰め込みます。
そんな作業を何回か繰り返したでしょうか。漸くトラックが満載になってきたころに作業が終了。
人通りも多くなく、殆ど人目に触れることもなく作業は終了致しました。

お客様からも非常に感謝されました。

最近は仕事はバリバリやって、人から尊敬される存在にもかかわらず、ゴミ捨てが出来ないなどという雑誌の記事をたまに見かけます。
忙しい現代人の現状を踏まえながら解説するならフェアだと思うのですが、面白おかしく記事を書かれている場合もあるようです。

このお仕事でご飯食べている身ではありますが、行政のゴミ回収のサービスももうちょっとフレキシブルになればなあと考えたりよくさせられます。


ホームページが出来上がりました。
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昔の話ですが、茨城県水海道市から片付けのお仕事を頂いたことありました。
意外と茨城県からの片付けの依頼ってあります。
つくば市何かも多いですね。

そこは昭和の初期に開業されていた病院跡地でした。
昔の注射器やら診断用の器具、開胸用の道具などがたくさんあり、思わず物珍しさで片付けの手が止まってしまいそうな感じでした。

今まで何度も診療所の片付けはしたことあるのですが、薬品の匂いも、ちょっと霊的な何かを感じることもなく、かつて昔そこに診療所があったという、なんというか遥昔を懐かしむような感覚になったのを覚えています。

お医者さんをやるくらいなのでお金持ちだったのか、昭和10年以前に行ったと思われる歌劇団のパンフレットなどが出てきました。

80年も昔の日本をふと感じていたとき、外から数人の男性の声が近づいてきました。
外に出てみると、なんと解体屋さん。
わたくし共の片付けが終了したあと、そこの診療所は解体されることになっていたみたいでした。
白いペンキ塗りの木造診療所。
なんか、そこにあるだけで時代を感じさせる建物で、もったいなくも感じました。

思えば日本って古い建築物少ないような気がします。
これって、木造文化で地震大国の日本ならでわなんでしょうかね?

作っては壊し、作っては壊し。
良いか悪いかの話ではなくそうやってご先祖様も生きてきたのかもしれません。

壊すって、自分が思うのも変ですが、変に哀愁漂うという部分ありますよね。
自分も毎回感じます。

けれど、壊したあとに希望もあるのかもしれません。
新しい道が開けたとか、そこに新しい創造物を作るとか。

そんな風に考えると、片付けですが何かの最後を見届けることが多い自分の仕事も十分未来につながるものではないかと考えてしまったりします。



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遺品整理士というものがあります。
私も資格をとることにいたしました。

遺品整理士というのは国家資格ではなく、民間の資格です。
しかしながら、こういうのもなんですが、同業者の中には遺品整理と言いながら、ただのゴミ片付け程度の感覚で仕事をしている人も結構います。
酷い人になると遺された遺骨を産廃として捨ててしまう人もいるくらいですから....。

資格を持っているか持っていないかに関わらず、遺品整理も含めて仕事はきっちりやるのは当たり前なのですが、それが出来ておらず業界全体に不信感のようなものが湧き上がってきている雰囲気があります。
テレビや新聞雑誌でも最近同業の悪徳業者のことが取りざたされたりもします。

改めて自分の仕事を振り返ってみるつもりで、またお客様には少しでも安心してご依頼して頂ければと思い資料を取り寄せ、資格の申し込みしました。
先月半ばから本格的に勉強をはじめ、漸く明日か明後日には解答を発送できるまでになりました。

さて、今日は午前中から午後過ぎまでは仕分け作業、午後からは埼玉県の川越市で片付けの見積もりとなります。
納屋に入っているものを全部処分したいとのことでした。

頑張って仕事とってこようと思います。

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昨日は埼玉県新座市で片付けをしてきました。
今回は事前の見積もりや現場確認がなく電話のみでの対応だったため、どれくらい物量があるか正確に判断できず2㌧トラックでお伺いさせて頂きました。

ご依頼者は女性の方だったのですが、当社の女性スタッフにも中を見せるのは恥ずかしいとのことでした。
やはり部屋中ゴミだらけにしてしまったことにたいしては皆さん負い目を感じているようです。
いつもそのような物権を扱っている私としては全く問題ありませんが、ご本人としてはやはりそう感じてしまうのも仕方がないのかもしれません。
いつも思うのですが、忙しい現代人、朝早く夜遅くでクタクタになって起床、帰宅する生活。
ゴミだしができなくなるのもよくわかります。
私なぞも人のこと言えません。
この仕事していなかったら自分の部屋もゴミだらけになっていたことかと思います。
仕事柄、暇なときにゴミを纏めて会社に持ってゆき一緒に片付けてもらってしまっているので何とかなっているのかとも思います。

仕事はバリバリやっていても実は家の中が大変・・・・って方結構多いかと思います。
余り酷い情況にならないうちに連絡頂ければ良いのですが。。。。

何かお困りごとありましたら是非ご一報くださいませ。

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我らの「日本整理」のホームページが出来上がりました。

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とは言っても以前のHPを切り貼りして作ったものなので、訂正しなければならないところが山ほどあります(>_<)

言葉尻や文章がおかしいところ、現在スタッフさんと再度洗い直して、ページを増やして、どうするかこうするか・・・一生懸命手直し案を練っている最中です。

本当はUPされる前にすべきことだったのですが、兎も角出来損ないでもホームページをUPすることを優先しました。

完璧を目指してからだといつになってもUP出来ず、計画倒れになってきた経緯があるもので・・・。

9月半ばには改訂版をUP出来るように頑張っていきたい。

遺品整理と一言で言ってもいろいろあります。
既に亡くなられて数年後、気持ちの整理がついてからお焚き上げやご不用品の整理を依頼されるもの。
故人が体を動かすことができず、ごみ捨てがままならなかった為に家中が散らかってしまっており、なにはともあれ先ず現状復帰を求められるもの。

いろいろありますが、故人が誰にも気がつかれずにそっと亡くなられ数週間が過ぎてから異臭によって近所に知れるところとなり、クレーム騒ぎとなって先ずは消臭や迅速な片付けを依頼されるケースもあります。

こんな場合、ご遺族は故人との対面どころではありません。
泣きたいにも関わらず泣けない。
故人のもとに寄り添っていたいけれど、それも叶わない。

そんなケースがたしかにあります。
そういうケースは私は故人と遺族を結ぶお膳立ての仕事というように考えることが多いです。
緊急依頼で片付けに現場に到着すると近所一帯強い腐敗臭でハエが飛び回り何も知らない人でもこれはただ事ではないということは直ぐにわかります。
ご近所様からのクレームに早く異臭を消して欲しいという強い要望。

ご遺族は変わり果てた姿で見つかった故人を想い悲観に暮れる余裕もありません。
私にもそのクレームは直接届きます。
しかし、クレームはできる限り私で止めます。
ご遺族にはできる限り故人に寄り添って貰いたいから....。

私がクレームを全て引き受けている間は少なくともご遺族は故人のこと以外は何も考えずにいられる状態になります。
こういった現場も今までに何度もありました。

出来れば、異臭がしてしまうまえに発見出来ればよいのですが...

毎年真夏では腐敗が進みやすいのか、そういった現場が増えます。
悲しいことです。

ここ数日お盆休みを頂いていたのですが、その間にもそのような現場があり、ローテーションで出勤のスタッフが迅速に対応したそうです。
埼玉県の川口市の街中だったそうです。
臭いが強いため、その日のうちに全て片付けてしまったそうなので、置き場にもう荷物はありません。

核家族化が進み、独居の方が増えていると聞きます。
少子高齢化で今後も独居の高齢者を見て回れるボランティアさんも数が足りるとは思いません。

何とかならないものでしょうか。
将来もしかしたら自分も孤独死をし、自分の同僚に片付けてもらうことになるかもしれない。
お盆にご先祖様を迎えに行き、親戚とお酒を飲みながらわいわいやっている最中そんなことを考えていた。






お盆になりましたね。

今日はスタッフの一人がお墓にお迎えにいくとかで午後出勤になります。

私の場合は.....と、いいますと、迎えにいくもなにも父は家にいるので迎えにいく手間暇がありません(汗)


と言っても実は私4年ほど前に父を66歳の若さで亡くしています。

ガンでした。


何故迎えに行かないかというと、家にお骨があるからです。

母が「お父さんを暗いお墓にいれることなど出来ない」と言ってお墓にお骨を入れることを拒んでおり、父は死後もずっと母の枕元で眠っています。


母は父が生前に残したものも大切な思い出として取っておいています。

父は学校の先生をしていたのですが、父が使っていた書類から教科書から何から何まで全て取っておいてあり、まだ一つも捨てたものはないのでしょうか....。


話はかわりまして、うちの会社にいる女性スタッフは2年ほど前に19年可愛がっていたメスの猫を亡くしました。

あと少しで20歳になるところだったのですが、老衰で眠るように息を引き取ったとのことです。

もともと捨て猫だった子猫を引取り、大切に19年間一緒だった猫なのでしばらくは思い出しては涙ぐんでいるのを見かけました。


私の身近でも年齢が40を超えると、大切にしていた人やペットとの死別という話をちらほら聞くようになります。

元上司だったり、親類だったり、友人の両親だったり、いろいろです。

そういった話が身近であれば身近であるほど、なんというか今の仕事、つまり遺品整理で生計を立てている身としては若干後ろめたい気持ちになってしまったりします。

勿論、この世の中にはなくてはならない職業でしょう。

立派な職なのかと思いますが、自信満々に俺はこれをやっているんだ!って言うに言えない思いなんてのもあったりします。


実際に現場に入り、遺品を整理している傍らで故人のご親族が涙している時があります。

「こちらは処分でお願いします....」と言われてご不用品をまとめているとき、母が父の書類すら捨てないで守っている姿を思いだし、どうして良いものやらと複雑な心境で仕事をこなしたりする自分がいます。

恐らく書類一つとっても亡くなられた方の直筆、それが無くなったら同じものは二度と手に入らないものばかり。

ご遺族の気持ちを整理するために、しかしながら自身では気持ちに整理がついていないがために、我々に仕事を依頼されてくれるのでしょうか....。


ペットの場合は遺品整理という言葉ではなく、依頼者様が不用品の片付けという形で依頼されてくる場合が多いです。

気持ちとしては遺品整理なのでしょうが、うまい言葉が見つからない為、仕方なく不用品の片付けという言葉を使われているのでしょうか.....?

以前、キャットタワーの処分を依頼されたことがあり、現場に行くと老衰で死んだ猫が使っていたという猫タワーが置いてありました。

組み立てたままだと扉から出せないため、室内で分解する必要があり、インパクトを使用し分解しているととなりで依頼者様が涙ぐんでいました。

人の遺品整理もペットの遺品整理も全く同じ。大切な思い出なんですよね。

淡々と仕事をこなす自分は恐らく無慈悲な業者に見えるのでしょうか...。ちょっと辛いけど...。



自分の父親の遺品整理はいつごろになったらはじめるのでしょうか.....?

仮に業者さんに頼むとして、やはり不要なものだからと言ってゴミ扱いされたら流石に頭にくると思います。

それがたとえ、書類一枚であったとしても。


そんな自分を想像しつつ今後も仕事に励んでいきたい。

2年ほど前の話ですが、不動産管理会社さん経由で片付けの依頼がありました。
元の住人が夜逃げされてしまい残置物が大量に残っているので片付けて欲しいとのことでした。
既に裁判所の手続も終了しているのでリサイクルに回せるものは全て回し、不用品は全て捨てて欲しいとのことでした。

中に入るとまだ最近の医学書や医学辞典が本棚に大量にあり、某大手古書店さんに来ていただき買い取っていただくことになりました。
ところが、古書店の店員さんがこられてびっくり.....。
置いてあった本は函のみで、中身はごっそりと持って行かれていたのです。
本棚しか見ていなかった私としては、「本がたくさんある!」という印象のみで、しっかりと函に本が入っているかまで確認していませんでした。
古書店の店員さんには平謝りに謝りました。

さて、片付けの方ですが、必要な本は持って行かれたようなのですが、家財道具がそのままびっしり残っています。
冷蔵庫、洗濯機、大型ブラウン管テレビ、タンス等夜逃げなので大型のものは持っていけないにしても本以外はほぼ全てそのままの形で残っています。
エレベーター無しの3階で皆必死の思いで外に不用品を搬出しました。

因みに次の入居者はすぐにでも決まるとのこと。
逃げていく人もいれば、入ってくる人もいる。
世の中のいろいろな人の人生の一つを見た気がしました。