私は多分、摂食障害の類。



小学校4年生くらいから
ブクブク太ったんですよね。


私は親が離婚して外食が増えたせい
だと思っていたけど、
自分の意思で動ける今でも太っているから
多分性格的な問題なんだと思う。


もちろんコンプレックスだったけど
あんまりダイエットとかは考えてなくて
普通に友達はたくさんいたし
クラスでも目立っていたと思うし
満足してたんですよ。


でも高校生になって、
いろんな情報が入るようになって


まず始まったのが下剤。
とにかく下剤を飲みまくった。

元から便秘ではあった。
お母さんも、私は赤ちゃんの頃から
便秘だったと言っていたし。

でも、摂取する水分まで気になるし
少しでも体の中に
食べ物が残っていることが
嫌で嫌で。


もちろん毎日飲んでいたら
だんだん薬も効かなくなって来て
その度増やしていたら、

2錠から始める薬が
気づけば1回に100錠を超えていました。


脱水症状で毎日怠いし、
でもそんな事気にならないくらい
太っている事が嫌だった。



太っていると言っても、
実際にはポッチャリくらい。
だと思う。


私のキャラ的に、
デブっていじられても
全然嫌じゃなかったし

でも若いうちに痩せてた方が
絶対に楽しいと思ってた。



そんな生活を続けていて、
高校の頃は1番痩せていて38kgくらい。
身長が148だからまあ普通くらい。

でもデブキャラだったから
普通体型になってもデブって言われてた。
まあそれにも何も思わなかったけど。


そのまま大学に進学して、
飲み会や外食がまた増えて
体重は48kg超え。
普通にパンパン。

この頃も下剤は飲んでいたけど
以前よりは減っていたと思う。
20錠くらいかな?



だけどその代償として
過食嘔吐するようになっていたんですよ。


毎日コンビニで3000円分くらい買って。
(かなり量あります。)
その後2Lの水をがぶ飲み。

そして食べ物が沈む前に
トイレに駆け込んで
指を出来るだけ口に突っ込んで。


毎日毎日、多い日は3回とか。
ひたすら吐いてました。




吐いた後は手足はガクガクで
でもとにかくそれで安心してたんです。


手の甲に吐きダコはできるし
とにかく友達や、家族に
バレないように必死でした。


詳しい吐き方とかコツとかあるけど
真似されたら嫌だし書けない。
まあ誰にも見られる予定のないブログだけど。


だからよく周りには
太ったり痩せたり激しいよね
って言われます。
5kgの増減はしょっちゅうでした。


留学していた頃も過食嘔吐と下剤は
治せなかったけど、太ってました。
MAX50kgくらいになった事も。


ストレスを食で誤魔化してたんですよね、
きっと。



日本に帰って来てからも変わらなくて
体調崩して入院した時に
胃袋が小さくなったので

そこからはあまり食欲がわかず、
水分も取るのが怖くて
ちょっとやばいかな?と思う時には
ウィダーを何分もかけて摂取。
何が10秒飯だよって思ってました。


刺激物が苦手なので
冷たいウィダーが飲めなくて
(今でも氷が入ったもの苦手)
買いだめして常温で飲んでました。




そんな生活をしていたら1ヶ月で
体重は37kgに。


でもよくない痩せ方をしているから
体重は減っても見た目はだらしなかった。


今も朝ウィダーで、昼に弁当食べたら
1日の食事は終わり。



普通に食べて痩せている人が本当に羨ましかった。





暴飲暴食している時に
たまに思い出す事があるんですよね。



そんなに遊んだわけじゃないけど。

小学校の頃とかって
少し話したことあれば
友達感覚だったから友達。

のんちゃんって子。


正直、あまり友達がいない子だった。
メガネだったし地味には見えたと思うけど。

みんなは性格悪いとか言ってたけど、
私は気にならなかったし。

迷惑って思われそうなくらい
むだに絡んだりしてた。笑


それに私はのんちゃんの
スタイルが羨ましかった。
細くて、白くて。
私とは真逆だった。




体育の縄跳びの授業の時。

私とのんちゃんは背の順が並んでいて
(のんちゃんは私の後ろ)
いつも通り話しかけたんですよ。



「のんちゃんって細くていいよねー
私ものんちゃんにみたいになりたい。」


って。
そしたらのんちゃんは、


「私はあゆになりたいよ。」


と言ったんですよ。




小学生の私でも意味は分かった。

私は友達が多い方だったし。
先生や先輩にも可愛がってもらってたし
妹もいたから仲のいい後輩も多かった。

でもその時のんちゃん、
本当に漫画みたいな
切なく笑うってこれのことか〜
ってなるような表情をしていて。



それから勝手に気まずくなって
私はなかなかのんちゃんに
話しかけられなくなってしまって。

中学入ってからは、
私は部活もろくに出ないで遊んでいたし
のんちゃんは吹奏楽部が忙しそうだったし。
全く関わらなくなってしまった。



10年以上たっても
あの時の自分の言葉と
のんちゃんの表情が
忘れられない。