「劇場版シティーハンター・エンジェルダスト」をもう一度見てきた。

「ここはプレミアムシートしかないので…」ということで、「4000円」と言われてグゲっとなった。

もう何度か見たかったが、こりゃムリだ。

(もっと早く、最寄りの映画館で見ればよかったのだが、その頃は他のことに気を取られていたのだ)


先般、「ワタシはアタマが悪いので、一度見ただけでは理解できない」と書いたが、やっとストーリーが理解できた。


そして、「エンジェルダスト」は、アクションシーンこそ凄いけど、物語性は、「新宿プライベートアイズ」の方が優れているのではないかと、やっぱり思った。


なぜそう思うかは書かない。それほど理解できていないし、賢くもないから。

でも、レッキとした証拠ならある。

ノベライズの分厚さである。

「新宿プライベートアイズ」223ページ

「エンジェルダスト」184ページ


それだけ、書くべき「ストーリー」・「セリフ」・「情景」・「回想」その他諸々が、少なかったと言うことなのだ。


(あまりの薄さにゲンナリして、「エンジェルダスト」のノベライズはまだ読んでない)


因みにその映画館、シートは、確かにとてもよかった。写真に撮っときゃよかった。

そっちの方が、カバー写真としてふさわしかった。


追記
「エンジェルダスト」のエンディング、テーマ曲の「Get Wild」のみならず、TVアニメ版「シティハンター」のエンディングアニメのモチーフが使われていたが、あれはどうかと思った。
あのエンディングアニメーション(青木悠三)は、ねこさんも大好物なのだが、いかんせん、「劇場版シティーハンター」の冴羽獠(キャラデザ・高橋久美子&菱沼義仁)と、顔が違いすぎるのである。

そもそも、TV版「シティーハンター」から「劇場版シティーハンター」まで、総監督は、ほぼ一貫して「こだま兼嗣」なのに(例外はあったと思う)、なんでこれほどのキャラデザ改変を行なったのか、ワタシにはナゾでしょうがない。