マクロ経済学(マクロけいざいがく、英: macroeconomics)は、
経済学の一種で、個別の経済活動を集計した一国経済全体を
扱うものである。ケインズは、不均衡が価格硬直性から派生するとした
古典派の主張を退け、彼らのセイの法則を否定した有効需要の
原理に基づいて、自然生産水準と現実生産水準の乖離を埋めるための
有効需要政策の必要性を訴えた。
この主張によって、それまでのセイの法則の
受容によって成立していた新古典派経済学体系が覆されるという
ケインズ革命が起こる。ロバート・ルーカスは従来のマクロ経済学が
経済主体の期待を考慮していないことを批判して、現在の
政策変更が将来に関する経済主体の期待に影響を与えるため
経済主体の行動を変える可能性を指摘した。
ルーカスは伝統的なケインズ経済学の方法論を
批判し経済主体の期待の果たす役割を強調したのであるが、
彼にちなみこの批判はルーカス批判と呼ばれている。
