📌 かたてパパのこと
夫は元看護師で、事故により左腕に麻痺が残り、現在は休職中です。
両手を使う育児は難しいものの、片手でもできることを日々工夫しながら、息子と向き合っています。

 

 

📖 前回のお話はこちらから  

かたてパパが麻痺になった⑥:残業という名のカラオケ会

 

残業とウソついてカラオケにいったことが発覚したパパ。

今すぐにでも問い質したいけど、処置室の中で脾臓の血を抜かれ中のパパ。

 

パパが心配、でもなんだコイツこの野郎・・・という気持ちがせめぎあう私凝視

 

一気にしぼんでいく不安の気持ち。怒りとショックがこみ上げてくる。

でもそんな気持ちは押し込まなきゃ、やることは多い魂が抜ける

 

そうだ、

お義母さんに事故した事と、病院に来れるかどうか聞かなきゃ。

 

やることを思い出した私。

パパのスマホからお義母さんの番号を確認すると、

処置室を離れることを看護師さんに伝えて、いったん外に出る。

 

お義母さんはすぐに電話に出てくれた。

「ええぇ~~~、またあの子事故したの?

 え、ICU!?結構大きい事故したんだね・・・ガーン

 

お義母さんの事故についての感想は、私とほぼ同じだった爆笑

また事故したんだ、どんだけ事故すれば気が済むの・・・どっちかというと怒ってる?

 

でもあとから聞いたんだけど、

本当はすっごい心配で不安で、どうすればいいかわからなかったみたい。

 

「それで・・・看護師さんがだれかにきてもらったら?って言うんですけど、

 今からB総合病院まで来れますか?」

 

「今から!?今ね~、エアコンの修理屋さんが来てて家出れないの・・・。

 終わった後ならいけるから、またその時連絡するね。」

 

 

まさかのエアコン修理驚き

この時真冬目の前。そしてもう来客済ならそりゃ来れない驚き

なんてタイミングが悪い・・・。

 

結局ひとりで待つことになった私。

処置自体は1時間ほどで終わって出てきたパパ。

 

パパの顔色は悪いままだったけど、

さっきより楽になったのか、うなされるような様子ではなかった。

 

私の「大丈夫?痛い?」って言葉にも

「うん。ここ俺の勤務先なんやね。さっき気づいた」って

会話ができるくらいには意識がはっきりしていた。

 

 

次回、ICUの中での話。

 

📖最初から読む人はこちら。

かたてパパが麻痺になった①:いつも通りの朝だった。