春になんて特に良い想い出なんてないけど、春と聴くだけで少し、穏やかな気分になるのはなぜ。
これはきっと日本の教育上避けられない思考の一つで、春にはほら、良いイメージの歌や文献が沢山あるんだもの。
勿論、雪解けした大地に越冬した緑が芽吹く、花が咲き誇るみたいに、生命の息吹を五感で感じ取られる事は大前提。
学生時分の春といえば、善くも悪くもまさに「出逢い」そのものだったと記憶しています。
私の学生時代なんておっぺけぺーなもんでしたし、当時出逢った同級生だって似た様な人間ばかり。
当然、誰かに影響を受けたり与えたりなんてこと、一つもなかったなぁ。
ただただ、集団生活に従事し、単独行動の勇気すら持つ事の出来ない落ちぶれ学生でしたよ、はい。
卒業して、何かを求めて一人住む事を決めたあの政令指定都市。
思えばあそこでも、春はあまり良いもんじゃなかったな。
春って言葉だけで温かい気がするのは、これまで経験した事のない春が来てくれると、期待させる何かがあるからなのかもしれないですね。
