私は幼少期に小児喘息を患っていました。
発作が起こる度に気管支拡張剤(ステロイド)の吸入を行っていました。
発作が強い時は、近所の病院へ行き、強いステロイド剤の吸入を行いました。
気管支拡張剤を行うと発作は落ち着きますが、対症療法でしかありません。
18歳からアトピー性皮膚炎を発症しました。
喘息は治っていましたが、アトピーに移行したと考えられます。
私の姉も幼い頃からアトピー性皮膚炎を患っており、ステロイド治療の限界を感じ代替療法(湯治治療)でアトピーを克服していました。
幼い頃から姉がアトピーで苦しんでいる姿を見てきたので、なんとなくステロイドは使いたくないと思い、私も湯治治療を選択しました。
その後良くなったり、悪くなったりを季節ごとに繰り返しながら、7年程経過しました。
その期間ステロイドは使用していませんでしたが、上がりきらない体調に悶々とする日々を過ごしていました。
そして25歳の時にステロイドの本格的な離脱が起こりました。
みるみるうちに全身がケロイド状態になってしまい、ベッドから起き上がる事も出来ない程になってしまいました。
全く睡眠をとる事が出来ない状態で常に痒く、全身滲出液でベトベト。
何もできなくて、本当に廃人同然でした。
精神の均衡を保つ事が出来ずに、常に不安感を抱いていました。
生きてる心地がしませんでした...。
本当に苦しい時でした。
そんな期間を4ヶ月間過ごしました。
その後本来持っている自然治癒力が働き始め、皮膚が強くなっていきました。
萎縮していた副腎も正常に動き始めたのだと思います。
睡眠も取れてきて、身体が本来の生命力を取り戻し、元気になっていく感覚を得ていきました。
自然治癒力とホメオスタシの存在を身を持って確認した経験でした。
私が今回このブログでお伝えしたい事は、ステロイド剤は身体に蓄積してしまうという事実です。
幼少期に喘息で使用した吸入の気管支拡張剤以外、ステロイドをほぼ使用していません。
25歳の時に経験した大きな離脱症状は間違いなく幼少期に大量に使用した気管支拡張剤(ステロイド剤)が関係しています。
体内に蓄積したステロイド剤(酸化コレステロール)を排出した働きだと思います。
私の身体の中で何十年もステロイド剤は蓄積していて悪い作用を与え炎症を作り出していたのです。
気管支拡張剤は身体の中に直接入れます。肺から吸収されたステロイド剤は、全身へ行き渡っていくと考えられます。
成長著しい時に強い薬を使用することは危険があると思います。
成長期はホルモンの分泌や神経伝達、細胞分裂などを活発に行っています。
そんな時に強い薬を入れてしまうとその働きを阻害したり、こじらせてしまうのではないかと個人的に考えています。
私は現在も季節の変わり目など体調を崩しやすかったり、ストレスに対してとても弱い体質です。
自律神経の切り替え苦手、副腎疲労が起きやすかったりします。
それは幼い頃に使用した薬(ステロイド剤)の薬害ではないのかと個人的に思っています。
全ての薬が悪いとは思いませんが、安易に薬に頼ってしまう世の中の風潮に疑問を感じます。
自分の身体を信頼し、選択していく事がこれからの時代大切になってくると思います。
私達の身体は献身的に良い方向へ働いてくれています。✨✨
最後までお読みになってくださり、ありがとうございます。
私の経験をお役に立てて頂けたら嬉しいです!😃