こんにちは
アンジェラスピアノ教室
アンジェラスめぐみです


先週

チェロとの演奏会をしました

コロナ対策と速度の遅い台風との二重苦で

開催するか、しないか最後まで悩みに悩みました。

行きは行けてもかえり電車が止まったら困るのでキャンセルします…とか

長靴を履いてでも行きます!

…と言ってくださる方もいらして


結局は私たちのリハの時には

すでに温帯低気圧に変わっていたのか?

おかげさまで台風の方の問題はクリア

できある限りのコロナ対策を施しての

少人数での開催となりました。


今回は

例の知られぜざる女流作曲家メルボニさん

の大作とチェロの名手と謳われたポッパーのハンガリアン狂詩曲がメインのプログラムでしたが何しろどちらもテンポがくるくる変わる


テンポの変化には一曲の中で

①急にある場所から速度記号が変わる

 例えばallegro→lento

②段々徐々に速度が変わる

 例えばrit. accel.  

③微妙に音価を変化させる

 例えば同じスタッカート付きの音符の連打でも ニュアンスを変える 数値にしてみると 明らかに長さを変えている

などなどあるのですが


メルボニのチェロソナタは第一、第三楽章はこの①②③全てがこれでもか?これでもかとばかりに現れる曲


ましてや独奏曲ソロではなくドュオなのでチェロとの息合わせが重要


最初から最後までどうやって同じテンポをキープできるかを問われる曲もあればこんなふうにくるくる変わるテンポ指定の曲もあるのです。


今回は最後まで

くるくる変わる天気予報に翻弄されつつ、最後は自分達でコンサート開催を決意しました。


、、なので、本番も息ぴったりの演奏

笑なのでした。


音楽を学ぶ、演奏することは

色々な音楽の要素を学ぶことであり、深めていくことであり、かつ

人生をどう生きるか?

に反映していくことでもある。と。


自分に厳しく

人に優しく

品位を保って

生きて行きたい。


そして、


そんな演奏ができたらな

と思ったのでした。


演奏会を開催させてくださったサロンのオーナー

聞きにきてくださった皆様

今回いらっしゃらなかったけれど応援してくださった皆様

心から感謝申し上げます🙇‍♀️


そして

いつかもっと多くの方にメルボニのこの名品を聞いていただけたらと願いつつ

又日々の生活に戻っています。


今日も最後までお読みくださりありがとうございました(^_-)



アンジェラスピアノ教室
アンジェラスめぐみです

こんばんは。
引き続き、チェロとのデュオ曲伴奏曲と、フォーレの作品を編曲したものを練習しています。

先日指の独立が大事という事はお話ししましたが、具体的な練習方法に関してはまだお話ししていませんでした。

そんな時に
五指のうちの四指を保持しながら、一本の指を順番に上げさせしながら指の独立練習をする方法を説明している方の動画を見る機会がありました。

そのとき、はつきりと
恩師が私になぜ?
この練習は大きな音は要らない!
しかし、完全に体の力、指の力を抜いてリラックスして
瞬間的に指を稲妻のように早く振り落としそして瞬間的に脱力してppの音を遠くに飛ばしなさい!とおっしゃっていたのか?!

その理由は
①指を痛めないため
②手首を痛めないため
③腕の筋肉を痛めないため
④、!!これが1番大事ですが!!
耳をきたえるため!
良い響きを聞き分ける良い耳を作るため❣️

だったのです。

もし、四指の保持をしながら
一本の指を上げさせする運動を連続的に「指を鍛える!」という目的、名目のため頑張っていたら

私は今頃根本的なピアノで音を生み出すという世界が日本で習っていた時と何も変わらず、指は確かに強くなり、分離も進んだかもしれませんが、
耳はいつまで経っても鍛えられず、なおかつ、何十年ののちには腱鞘炎とか起こしてピアノの練習に苦痛を伴っていたり、硬いか伸びない音のバレットしかもちあわせていなかつたことでしよう。

指の独立、各指の筋力をつけることは大事ですが方法を間違えないように…と言いたい、

がむしゃらにしゃかりきになって指の独立練習をなさらないように!

あくまでも完全脱力しつつ瞬間的に稲妻のタッチで超短い「ポッ」って感じの音で練習してください。

百歩譲って大きな音を出すことも10回のうち2回位はしても良いけれどあくまでもそれはちゃんと小さな音が出るようになってから大きな音の練習へと移行してくださいね。

わーもし力を一音一音脱力せずに四つもの音を保持したまま指を移行させる練習をガンガンやったら


絶対手を壊す!と思ったもので
きようは老婆心ながら
申し上げました。

しかしながら
言葉で説明するのってむづかしいですね。
コンサートが終わったら
やっぱり動画に挑戦してみようかな?

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。

良い眠りと朝をお迎えください。

こんにちは。
アンジェラスピアノ教室
アンジェラスめぐみです。


本日は今度弾くチェロソナタ、及びハンガリアン狂詩曲の合わせ練習日でした。

今回のプログラムは、
フォーレ、メルボニ、ポッパーのチェロ曲と一曲だけピアノ独奏が入ります。

前半はフルートや歌曲の編曲物、繊細な可愛らしい小品
後半はガッツリ系?!ソナタ形式三楽章のチェロソナタ、そして、民謡的要素の強いラプソディ、どちらも結構最後の方派手でテクニック的にも音楽的内容が濃いです。

今日の合わせでもちろんタイミングお互いの歌い方とか拍子感、リズムやの感じ方が大切なのはもちろんのことですが、
ピアノのパートの音の柱の作り方が大事だな!
と感じました。

もちろん一緒に何個もの音を重ねて弾く和音で作る音の柱は、
バランスよく組み立てて弾かなければなりませんが、

一小節の中で、不規則に出てくる音の羅列でもある一定の拍の中では散らばっている音が混じり合って音の柱を作っている箇所があります。

そういうはっきりと目には柱です!たつてます!という感じでなくてもよーく聞いていくと緩やかに積み重なって合わさっている音の柱が、実はとてもチェロバートの音との関係において大事なのだ!、、という箇所が結構ありました。

楽譜をかなりよく読み込んだと思うていても、やはりこういう感覚は実際にチェロの音とピアノの音を同時に聴くことによって発見する場合があります。。

フランスものなので、ドイツ物のような杭で打ち込むような太い柱でなくても、大事な役目を果たすフランス者における音の柱の役割…

今日は又一つ
チェロとの音の共同作業の醍醐味味わいました。