<京都府亀岡市の山間に佇むサスティナブルな乗馬クラブの設計事例>
ベーシックな建築的操作ですが、家型(三角屋根)の外観が山間に上手く馴染みます。
左側の建物が全長56mほどの馬房、正面がクラブハウス棟となっており、先ずはクラブハウスでチェックイン。
クラブハウスは三角屋根なりに天井を仕上げて大きな空間ボリュームとしています。
また、大きな空間ボリュームに合わせた大型の照明器具も違和感なく納まってます。
クラブハウス内にあるキッチンは会員の方々が気兼ねなく使用できるようにオープンカウンター形式としています。
受付カウンターからのショット。
墨モルタルの床にステンレスのカウンターを合わせてます。
洗い場は木造の架構を素のままに天然系のインテリアとしているので、お馬さんたちにも好評です!?
洗い場の外観。馬房に隣接させてアクセスし易い配置計画としています。
クラブハウス棟手前の片流れの屋根部分はスタッフエリア、中央の三角屋根はパブリックエリア、奥の三角屋根が洗い場となっており、利用者が使い易いスムースな動線計画としています。
全長56mの馬房は木構造の架構をひたすら繰り返して構造的な美しさを無駄なく表現。
空調は大きな空間ボリュームを活かしてトップライトと下部の開口に十分な距離を設け、重力式の自然換気システムが最大限に発揮できるパッシブな馬房設計としています。
お馬さんも木のインテリアが心地よさそうです。
クラブハウス棟の日中の外観。青空とガルバリウム鋼板のコントラストがナイスです。
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