vs信州 1本目


流石、信州だった


と、ばかりは言えない。


完全に流れを持っていかれていた前半の差を、4Qまでの間に詰める事ができた。

いや、そう言えば聞こえのいい事になってしまうか。

実際は、勝てない試合じゃなかったかもね。


仙台は自分で流れを止めていた。

せっかくの連続ポイントもターンオーバー1つで無かった事になってしまう。

最後の最後もそれで負けてしまったようなもんだ。


ロビーに逆転の3ポイントをやられてしまったのは、そんなに不思議な事ではない。

過去にも仙台はロビーに最後の最後で勝負を持っていかれた事がある。

1度ではなかったはずだ。

つまりは、ロビーとカメアリの相性は良いんだろう。おそらく、ロビー本人もそれはわかっているかもしれない。


なので、ロビーの逆転3には何の疑問も持たない。


問題は、その後。

残り4.6秒の仙台ボール。

勝つためには3。
オーバータイムに持ち込むには2。

1度、中に入れてからシューターへのパスは理解する。


最後、嗅覚が一番鋭い相手選手、石川海斗が対応できる範囲にボールを出してしまった…。

結果、ターンオーバー逃げ切られ負け。


この負け方は絶対やってはいけないミスだ。

誤解を招く言い方かもしれないが…

負けるのは良くない。

ただ、シュートを放って入らなかった負けなら飲み込める。

果敢にインサイドへ勝負して止めらる負けも飲み込める。

ターンオーバーは、攻撃そのものを自ら手放す負けである。

それは飲み込めない。

その終わり方では『良い試合だったねぇ』『面白かったねぇ』とは言えない。


『終わり良ければ全て良し』

で、あるならば…

『終わり悪ければ全て悪し』

なのである。





【余談】
俊野、大丈夫だろうか

ガード2人の欠場は痛い