みなさん、こんにちはニコニコ

 

 

家族が仲良くなり、人生が明るくなる
住まいづくりコンサルタント
1級建築士 笹木陽子です。

プロフィールはこちら

 

失敗したくないと思えば思うほど

失敗を招く…えーん

 

 

これ、家づくりの「あるある」です指差し

 

 

そんなの嫌ですよね。

 

 

そうならないためには

どうしたら良いか…

 

 

それは…

 

 

SNSを見過ぎないこと

です。

 

 

最近、家を建てた人や

建てている最中の人がSNSで

コレ失敗した、とか

後悔ポイント10選とか

投稿してらっしゃるのを

よく見かけます。

 

 

皆さん頑張り屋さんだから

そういうアカウント見て

たくさん勉強してらっしゃる

ようですねニコニコ

 

 

でもね、なんか変だな

何かがおかしい…と

感じるんですよね。

 

 

とあるアカウントの投稿で

こんなの見ました。

 

 

ランドリーパイプの高さは

何センチにします?

って住宅会社に聞かれたから

2mでって指定したら、高すぎた💦

失敗した~と。

 

 

ちょっと、待ってびっくり

 

 

そもそも、お客さんに

ランドリーパイプの高さは

何センチにします?って

聞く住宅会社って

おかしいと思いません?

 

 

どなたが使うのか、

使う方の身長を見て

どう使いたいかを

お客さんにヒアリングして

ベストな寸法で取り付けるのが

本来のプロの仕事ですよね。

 

 

(私は、本当に使いやすいかどうか

お客さんご本人に

洗濯ものを干す動作をしてもらって

高さを確認します。)

 

 

また、他にはこんな投稿も…

 

 

ダイニングテーブルを置いたら

通路が狭かった、失敗した、と。

 

 

テーブルを置いても

狭くならないように検討するのは

お客さんの仕事ではないです。

 

 

オーダーメイドスーツを

街の仕立て屋さんで

作ってもらう際に

「肩幅は何センチにします?」って

聞かれたら

「へ?!」ってなりますよね。

 

 

そんなこと聞いてないで

ちゃんと採寸してよって

思いますよね?

 

 

どうして、家を建てる時になると

お客さんは、なぜか自分で

頑張っちゃうんでしょう。

 

 

お客さんが頑張るべきことは

寸法を指示することではありません。

 

 

どんなふうに暮らしたいかを

考えること。

 

 

どんな家族でありたいかを

伝えることです。

 

 

ちゃんとした設計者なら

その家族の暮らしのために

最適な寸法で

家をつくってくれます。

 

 

寸法を全部指定していたら

施工者も言われた通りの寸法に

しないといけないと思ってしまい

お客さんの指定の寸法が

少し変だな~と感じても

プロの意見を言わなくなりがちです。

 

 

そりゃ、本来は

おかしいものはおかしいと

伝えないとダメですよ。

 

 

お客さんの言うことを

鵜呑みにして思考停止していたら

プロとして、いけないですよ。

 

 

とはいえ、SNSを見ていると

失敗したくないって気持ちが

強すぎて

それがアダとなって

逆に失敗を招いちゃったケースだな~

と見て取れるものが

最近やたら多いです。

 

 

木を見て森を見ず、と

ならないように

気を付けましょうねニコニコ

 

【今日のまとめ】

・SNSを見過ぎない

・お客さんの仕事はどんな家族でありたいか

 どんなふうに暮らしたいか考え、伝えること!!

 

 

あなたの家族が仲良くなり、

家族みんなの人生が明るくなる住まいづくりが

叶いますように!!

 

 

応援していますニコニコドキドキ