『レアキャラ』だった私
”SSR”とは
ゲームで言うところの
”レアリティ”の指標の略語です
高校を卒業して半年くらいたった頃
高校で同じクラスだった子から
電話がかかってきていました![]()
当時の私はグレにグレまくったせいで
人脈もお金も学力も
何も持ち合わせておりませんでした![]()
皆が短大だ大学だ、専門、就職だ、と
慌ただしく飛びまわっている姿を横目に
ただただ毎日ボーッと過ごして
卒業を迎えました。
何も努力しないわりに
プライドエベレストなヤツ居ますよね。
私です![]()
まだまだ正社員になれないヤツは
出来損ないだ、みたいな風潮があった頃です。
私は自分の現況に
強烈なコンプレックスを抱えており
高校時代のクラスメイトとは
自ら連絡を取っていませんでした。
(自分の事が恥ずかしくて出来ませんでした)
半年の間にきた連絡は
その1回とOB会への勧誘メールだけ( ´~` )
私は滅多にならない着信に
とてもドキドキしたのを覚えています
『久しぶりだなぁ、懐かしい
』
『今どんな事してるのかな?
』
『私の事気にかけてくれたのかな?
』
期待に胸をふくらませ
一言目を頭の中で何度も繰り返しながら
弾む会話に想いを馳せながら
バイトの休憩中に折り返しの電話をします
同級生R:『おっしゃ!もしもし!』
(あれ?テンション高め?)
私:『久しぶり🤗💖何かあった❓』
『今何してるの❓😊💖』
同級生R:『今△△達と一緒に居て(複数人)』
『誰が○○(私)と電話繋げられるか
勝負してたんだよね‼️笑笑』
(めっちゃワロてるぅ
)
喉からヒュッという
変な音が出て視界がモノクロになったのを
鮮明に覚えています![]()
私:『そうなんだぁ……へぇ( ˊᵕˋ ;)』
同級生R:『今、何してんの?』
私:『!( º∀º ;)今ね!バイト中なんだ( ˊᵕˋ ;)』
『今休憩中でさ…それでn…』
同級生R:『ふーん、そう、じゃあまたね✋』
ソッコーで切れました![]()
このやり取りを終えたあと
私は作り笑いで顔がカチカチでした
直後に思った感想
わしゃレアキャラかよ( ˙-˙ )
でした。
何の流れでそうなったのか
永久に分かりませんが
身内ノリでやるゲームの一環であった事は
間違いなさそうでした。
それっきりその子と連絡を取ることは
ありませんでした![]()
誰かの娯楽の対象になるのって
こんなに不愉快なんだ😶
この程度の人間関係しか
作れなかったんだ、私は
怒りが湧きそうになりましたが
すぐに悲しくなりました。
怒れる程
あの子(同級生R)に
真摯な態度だったんだろうか
自分だって
雑な扱いをしてたじゃないか
自分より弱そうな相手を
からかって楽しんでたじゃないか
何をやってたんだ
何も得なかったし残らなかった
他人は自分のかがみ
というけれど
自分のしている行動が
そのまま相手に反映される事を
いうんだなぁ、と
(全く同じ事をされる、とは少し違うかも)
なんだかしみじみ感傷に浸ったのを
思い出します![]()
相手に不満がある時は
自分の行動が
適切ではない場合がある
私の学びとなった出来事でした![]()
いやぁ、ほんとにクズだったなぁ
償いの日々です