重ための豆知識をひとつ。
怒りとか悲しみなどの感情に囚われたら、辛いと思うでしょう?
わたしもそう思ってた。
けど同時にね。
その沼の感覚に病みつきになってる、快感すら覚えてるわたしがいたことに、ここ最近で気が付いた。
うつを治療してきて5年以上。
うつ症状に悩まされてなかなか抜け出せず、悩むことが多かったの。
ようやくバイトを始めて、お金を稼げるようになって。
ある時仕事をしてたら、突然波のようにうつ症状がやって来た。
過去のいざこざとか失敗とかその時の心境とかが、春の芽吹きの如く次々に蘇ってきて。
思わずその場に座り込みそうになったその時、何故か急に冷静になった。
あれ?
わたし今落ち込んでるけど、この後親や友達にこのこと話して、慰めてもらうことを前提にしてない?
他人に元気づけてもらうことに期待してるわたし、居ない?
てか今、落ち込んでるこの状況になんかどっか気持ちよくなってる自分が居る気がする……。
ふと忘れ物を思い出したかのように、そんな考えが舞い降りてきた。
そしてその日の仕事を乗り越えて帰ってきて、それから数ヶ月経って、じっくり、じっくり、噛み砕いてみる。
そうだ。
マイナスの感情に浸ることって辛いと同時に、快感なんだ。
わたしはその理由に、2つの説を提唱する。
①悲劇のヒロインヒーローな気分になって、悦にひたっている。
②死に近づけたような気分になる。
前者はまあいわゆる厨二病に近いというか、自分を特別な存在と思いたいが為の欲なんだと思う。
わたしの場合は恐らく後者。
マイナスの感情に浸る=死(自死)に近づく
と仮定する。
「死は救済」なんて言葉があるが、もしかしたらそれを本能で分かっていて、自ら寄せようとしているのかもしれない。
救われたいが為に落ち込んで、救済として死に至ろうとしていたのかな。
豆知識というより備忘録みたいになったけど、こんな考えもあるよーって話でした。
では、また!