吏憂の小説部屋
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親なんて!

親なんて大っ嫌いだ。。。

誰か!!

読者になってくだパイ☆★

写真③

誘惑①

佐伯 悠 SAEKIHARUKA・・・主人公の女の子

赤西 仁 AKANISHIJIN・・・悠の元カレでナンバー1ホスト

岩岬亜弥菜 IWASAKIAYANA・・・悠をねたむ仁の常連

田口淳之介 TAGUCHIJUNNOSUKE・・・実は悠の・・・?

亀梨和也 KAMENASHIKAZUYA・・・悠と同級生でナンバー2ホスト

田中 聖 TANAKAKOUKI・・・見守るホスト

上田竜也 UEDATATSUYA・・・見守るホスト

中丸雄一 NAKAMARUYUUICHI・・・見守るホスト

佐伯拓也 SAEKITAKUYA・・・悠の父。ホストクラブのオーナー

キーンコーンカーンコーン”

私立桜央高等学校のLHRの終わりを告げるチャイムが鳴った。

生徒たちがバラバラと行動しはじめたそのとき・・・

”ピンポンパンポン”

『1年D組の佐伯悠さん。大急ぎで理事長室へ来い!!』

教室が一瞬で静かになった。

ーまたか・・・

悠は動揺も驚きも見せずに仲間に手を振って理事長室へ向かった。

なんたって、ほぼ毎日のように呼び出されているから。

いつもはある話なのだが、今日は悠の予想外の話だった。

”コンコン”

「失礼します。何の用ですか?」

返答が帰ってこないうちにドアを開けた。

「おっ、来たか。いやな、今日ホストのオーディションをやるんだがな男だけじゃなんだから女のお前の意見を参考に聞きたいんだ。夜に来てくれないか。」

こう言ったのは悠の父であり桜央高校の理事長でありホストクラブ「夢」のオーナーでもある佐伯拓也。

悠はしばらくたってから即答した。

「・・・・・やだ。」

「頼む!あのことはもういいから!!」

「本当!?ん~、じゃあ見るだけならいいよ。」

「そうか!よかった。じゃあ、6時に来てくれ。」

「はいはい。じゃあまたね。」

悠はそういうと出ていった。

そしてあっという間に時はたち、午後6時。

「オーナー、もうはじめませんか?」

「ん?もうちょっと待っててくれ。娘が来るんだ。」

「娘さん?!なんでですか?」

「男ばっかりでやっても・・・・お客さんは女だしな。参考の為だよ。」

「なるほど・・・。」

ホスト達が納得していたその時・・・

”ガチャ”

「こんばんわ~」

「おっ!来た来た。悠、こっちだ。」

悠を呼び、ホスト達に紹介をした。

悠は早速席についた。

ちなみに審査員はオーナーである拓也・ナンバー1の赤西仁・ナンバー2の亀梨和也そして悠の4人だ。

オーディション希望者は60人。

それもそのはずだ、夢は歌舞伎町一大きく人気も有るし収入も高い。

そして、オーディションは進み結果が出た。

採用者は5人。

錦戸亮・内博貴・山下智久・小山慶一郎・草野博紀。

「悠、ありがとうな。助かったよ。」

「ん、別に・・・。」

拓也は結果を言いに本人達のところへ行った。

悠がそろそろ帰ろうかとしていたその時、あるホストが悠に声をかけた。

「ひさしぶりだな。悠。」

声をかけてきたのは・・・赤西仁。

「仁か・・・。ここでホストやってるなんて意外だね。」

「そうか?お前と別れてから色々あってな。」

「色々・・・・??」

悠は不思議そうに聞いたが仁は答えようとせずに立ち去って行った。

悠はその後、父親と共に自宅へと帰って行った。

ーそして、1ヶ月後ー

ピピピピピ

悠の携帯が鳴った。

『ん?誰だ??』

「もしもし。・・・・仁!?なんで知ってるの??」

悠は携帯番号は仁に教えていないため、教えるのは一人しかいない。

それはホストでもあり悠のクラスメイトでもある亀梨和也。

「どうしたの??」

「今日、店に来てくれ。」

「えっ?ちょっ・・・!」

仁は用件を伝えると切ってしまった。

そして、悠が言われたとおりに店に行くとホスト同士が殴り合いをしてお店がぐちゃぐちゃになっていた。

『!!!!』

悠は見た瞬間、凍り付いてしまった。

「なにこれ・・・・・」

店を見渡しても、みんな服も髪もぐちゃぐちゃでぐったりしていた。

しかし、仁と亀はそこにはいなかった。

「悠・・・来てたのか・・。」

「和也!!これってどういうこと??」

「あぁ、ちょっとな。でも、お前こそなんでいるんだよ。」

「仁に呼ばれたからだけど。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

「どうしたの?教えてよ!!」

「実は・・・・・仁が薬やってるんだ。それをみんなが知って止めようとしたんだけど暴れてこんなことになっちまった。仁はどっかに行っちまった。」

「えっっっっっ・・・・・・」

悠は動揺を隠せなかった。

そのころ仁は、薬のせいもあって街で暴れていた。

「ちょっ!悠!どこいくんだよ!!」

悠はすぐに店を飛び出した。

仁が何処にいるかなんてわからない。

でも、『早く仁にあいたい』その一心で悠は必死に走っていた。

その頃仁は街で暴れていたところを警察に見つかってしまい、逃走中だった。

悠が途方に暮れていた時、仁から電話が来た。

「もしもし仁!?今何処にいんの??」

「はぁはぁ。俺達が会った所・・・・・」

「分かった。すぐ行くから待っててよ!絶対だよ!!」

仁からの応答はなかった。

そして、10分後・・仁と悠の思い出の場所についた。

そこは、桜ケ丘中学校。

仁と悠が出会った生徒会室へ向かうと、壁にぐったりと寄りかかっている仁がいた。

悠は勇気を持って声をかけた。

「仁。なんで?なんで・・・ドラッグなんか・・・・・」

「悠、なんでそれを・・・?今の俺に近寄るな。何するかわからない。」

「何されても構わない!それより、理由を教えてよ!!」

仁は無言だった。

仁は無言のまますくっと立ち上がり、窓の方向へと歩いていった。

そして、突然話し出した。

「俺達、ここで初めてあったんだよな。」

「うん・・・・」

「俺が悠に一目ぼれして、告白したらOKもらって付き合ったんだよな。」

「そうだけど・・・・急にどうしたの?」

仁はまた黙り、悠はうつむいてそのまま立っていた。

5分ほど沈黙が続き、仁が口を開いた。

「両親が離婚して、今は親父と暮らしてるんだ。でも、親父は女つくるは借金つくるはで最悪。そのせいで、毎日借金取りが来るし・・・・・。昔の仲間にお金を貸してくれるよう頼んだら、薬をやるなら貸してもいいって言われてさ・・・・・断ったけど脅されて・・・・・結局はやらされた。それっきりにしようと思ったけど、無理だった・・・・・。止められない。

ごめん、心配かけて。俺、自首するよ・・・・・仲間の事も全てはなして来る。」

仁の突然の発言に悠は戸惑いを隠せなかった。

そんな悠を見た仁は

「絶対戻ってくる。戻ってきたら、話があるから聞いてくれ。」

と言って、悠を抱きしめた。

悠は仁の胸の中で泣きながらうなずいた。

そして、仁は警察へ自首しに行き、悠はクラブへ戻りみんなに伝えた。

「そうだったのか・・・・・言えば貸したのに・・・・くそっ!」

ホスト達は口々に言っていた。

そして、和也がみんなの前で

「仁が帰ってくるのを待とう。帰ってきたらいつもどおりに迎えようぜ!!」

その言葉にみんなうなずいて、店を片づけはじめた。

月日は流れ、1年後・・・・・

いつもと変わらない時が流れていた。

仁がいなくなった時から、悠は店の手伝いをするようになった。

そして、運命のとき・・・・

「ただいま。」

その声にみんなが一斉に振り向いた。

「おかえり。」

悠は誰よりも早く笑顔で答えた。

次々とみんなが「おかえり」と言っていった。

そして、最後に和也が・・・・・と思ったら仁に殴りかかった。

”ざわっ”一瞬、どよめきが走った。

「お前、なんで黙っていくんだよ!俺達に相談しろよ!力になれたかもしれないんだぞ!薬になんて手をつけるなんて最低。」

「ごめん」

「ごめんじゃすまされなぃんだよ!悠はお前がいない間学校終わってから夜中までずっと働いてくれたたんだ!みんなもいつもの倍働いてたんだぞ!迷惑かけてるんだよ!!」

仁は和也の言葉に反応した。悠を探したが、いない・・・・・。

「俺達はいいから、悠の所へ行ってこい。多分、奥にいるから。その後は仕事だからな。」

「わかった。ありがとう。」

仁は悠の元へ駆けつけた。

「悠、いままでごめん!!」

「もう、いいよ。」

悠は笑顔だった。仁が帰ってきた事が何よりもうれしいのだ。

「・・・・・・悠。俺と付き合ってくれないか?」

仁の突然の告白だった。

「急にどうしたの・・・・・?」

仁は悠の質問に答えずに続けた。

「俺、薬をやるような駄目な男だけど、ちゃんと働いてあいつらにも金を返して全てにけりつける。それに、悠と別れた後色んな女と付き合ったけど、俺を分かってくれるのはやっぱりお前しかいないと思ったんだ。久しぶりにあって、これがチャンスだって思った。こんな俺でも、またやり直してくれないか?」

仁の素直な気持ちに悠は嬉しくて泣いてしまった。

そんな悠を仁は驚きながらも優しく抱きしめてくれた。

「俺と付き合ってくれるか?」

仁の問いかけに悠は泣きながらもうなずいた。

「お二人さん。ラブラブな所悪いんだけど、そろそろ仕事してくんない?」

和也が言った。

「おお。分かった。じゃ、悠仕事終わったら一緒に帰ろうな!」

悠は笑顔で答えた。

そんな二人を寂しそうに見つめていた和也。

和也は悠の事が好きだから・・・・。

そして、ついにオープンの時。

「いらっしゃいませ~」

いつも通りの開店の様子・・・でも今日は違った。仁がいる。

仁の姿を見たお客さんは【おかえりなさい】と声をかけて席へついていった。

そして、どんどん仁に指名が入り大儲けした。

その夜、仁が控え室へ戻ると悠はソファーの上で寝ていた。

仁は悠をお姫様だっこし、車へと乗せて自宅へ送った。

ーピンポーンー

「こんばんわ。仁です。」

「おお!仁か。あがってくれ。」

ーガチャー

「悠!!どうしたんだ?」

「寝てしまって・・・連れてきたんです。話したい事もあるし。」

仁は悠をベッドに寝かせた。

リビングで拓也に全てを話した。今までの事も、付き合っているという事も。

それを聞いた拓也は・・・・

「これからも店を頼むよ!悠もな。」

二人は親公認の仲となったのだ。

そして、仁は悠の枕元にメモを残した。

「明日9時にいつもの所に来て」

久しぶりのデートという事になる。

悠が目を覚ますとメモが置いてあった。

そのメモを見た悠は・・・

「これってデートじゃん!9時・・・ってもうすぐじゃん!!いそがなきゃ・・・・」

そう言いながらも悠は10分で身仕度を終わらせてしまった。(恋の力恐るべし・・・)

悠が到着すると仁はすでに車を止めて待っていた。

すぐに車に乗り、ドライブへと出発してショッピングなどを楽しんだ。

夜10時、悠を家へ送り届けた。

幸せなひとときを過ごした2人だったが、長くは続かなかった。

悠の事を狙っている奴が2人もいたから。

その2人とは・・・元々好きな和也と新人ホストだが悠と過去に関係がある山下智久。

智久は悠の壮絶な過去をよく知る人物であった。

そして、よく知る人物はもうひとりいた。

翌日から悠をめぐる争奪バトルが勃発した。

和也は同級生という事を生かして悠を屋上へとよびだした。

智久は店で声をかけたりしていた。

*デートの様子は省略させていただきました。

あの頃のようにもどれたら

あの頃のように戻れたら…最近、よく思うようになった。

あの時にあんな事をしなければ愛華とは今も親友だったのに…

愛華はもうこの世にはいない・・・・

愛華とはずっと幼馴染みで、いつも一緒だったのに。

—中学3年の冬—

受験ムードが漂う中、 私と愛華は一緒に神馬高校へ行こうと決心していた…が、ある事をきっかけに二人は別々になった。

それは…愛華の母親が亡くなった事が最初だった。

愛華はしばらく学校に来なかった。

母親の死が相当ショックだったらしぃ。

愛華が来なくなってちょうど一週間目の夜…愛華の父親から連絡があった。

「もしもし佐藤です」

「沙弓菜ちゃんかい?」

「おじさん。どぅしたの?」

「愛華が入院したんだよ。明日病院に来てくれなぃか?」

「へっ…?入院!?どぅかしたんですか?」

「検査してみなぃとよくわからなぃんだ。」私は翌日病院へ行った。

愛華は変わっていなかった…一ヶ月後には病気で亡くなるなんて想像できない笑顔だった…

三日後、検査の結果がでた。

病名は…白血病、通常なら治療で治せるが愛華の場合は末期 なので治療しても一ヶ月…。それを聞いた時はしばらく言葉がでなかった。愛華に会わせる顔もなかった。 治療はあえてしなぃことにした。半分諦めも入っていたが、愛華につらい思いをさせてまで生きさせたくないという父親の願いでもあった。

愛華は不思議に思っていた。

入院しているの に治療はまったくなかったから。

そして、一週間前…愛華の様子がおかしかった。

まるで、自分の死がわかっているかのように…

それを決定づけたのは愛華との会話にあった。

「美沙元気?」

「元気だよ。」

「彩名は?早苗は?」

「なに言ってるの?みんな元気だよ!」

「そっか!じゃあみんなによろしく伝えてね。もう会えないと思うから…」

私は急に悲しくなって何も言わずに出ていった。

そして、一週間後愛華は安らかに永遠の眠りについた。

愛華がいなくなって物足りなさを感じていた。

いつもは愛華と一緒だった移動教室。

他の友達とも行けるが拒んでいた…愛華を忘れそうだから…。

愛華は今も心の中にいる。

でも寂しい…あの頃のように戻りたいっていつも思う。