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永野のりこ

永野 のりこ(ながの のりこ、1960年代初頭7月5日 - )は漫画家である。通称「ナガノ」。代表作に『GOD SAVE THE すげこまくん!』『みすて・ないでデイジー』など。初期に「永野のり子」の表記も使用していた。 →


経歴
東京都多摩地区出身であり、作品の登場人物にところどころ多摩地区の方言が出る。法政大学文学部哲学科卒。同期にほりのぶゆき等(ほりは漫画研究会所属だったが永野は所属しておらず、当時面識は無かった)。

1985年に子育ての傍ら『Sci-Fiもーしょん!』(「月刊少年キャプテン」)でデビュー。夫が急に仕事を辞めたため、漫画の持ち込みを決意。子供を預けるはずの夫が約束の時間にやって来ず、仕方なく子連れ(乳児であるため背負っていた)で持ち込みをしたため徳間書店内で有名になってしまったというエピソードがある。持ち込みの際の編集者は大塚英志。ギフト はこちら

「ヤングマガジン」に連載した『GOD SAVE THE すげこまくん!』が好評を博す。また、「アニメージュ」の投稿コーナーの左枠に描かれている『まじょっ子ソンソン』は同誌の中で最も長い歴史を誇る連載作品である(1987年8月号付録及び11月号読切、1988年1月号より現在まで連載)。

近年は作中でカトリックについての言及が見られる。

上記の彼女の子供はオタク系バンド「Little Non」のボーカル、ノゾミとして活躍。産経新聞火曜日に連載されていた子育てエッセイ漫画『ちいさなのんちゃん』の主役でもある。因みに彼女も後述の「おかっぱ少女」として描かれている。

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作風
見やすい絵柄と破天荒なストーリー展開(よく「ナニなアレ」と称される)、その裏に隠されたリリカルさが魅力で、著名漫画家にもファンが多い。主役がコミュニケーションが苦手で、社会から疎外され気味の立場に置かれていることが多く、その主役がもがき苦しみ、傷つきながらも最終的に何らかの形で他者との交流を築き上げていくことが作品のメインテーマとなっていることから、「ナガノに救われた」と共感・感動させられる読者も少なくない。熱心なファン・読者は「ナガノ者(もの)」と称されることが多い。ギフト はこちら

メガネくん好きであるため、ほぼすべての作品に眼鏡をかけた少年が主要人物として登場する。また、おかっぱ(ボブ)の女の子の登場頻度も高く、初期の作品は少年が歪み切った愛情表現としてこの女の子をいじめる(そして最終的には結ばれる)というパターンのものが多い。脇役キャラも、黒髪ロングの少女、茶髪の少女、ショートカットの少女、細身の少年、マッチョで角刈りの少年、お下げ髪でメガネの少女など、ある程度見た目と性格のパターンが固定化されている。

当初はタッチの荒い少年漫画調の絵柄であったが、90年代前半からベタ塗りを多用したレディースコミック調に変化し、現在はスクリーントーンを多用したアニメ調の絵柄となっている。

SF・特撮ファンでもあり、作中どさくさにまぎれて、ウルトラ怪獣等が多く登場する。 ニューウェーブやテクノポップが好きであり、作品中でもネタとして登場する。好みの男性はディーヴォのマーク・マザーズバーである(メガネが特徴の人物である)。 →

非常にシャイな性格なのか、1度発表し雑誌等に掲載した作品を「恥ずかしい」といってお蔵入りにしてしまうこともあった。よって連載作品でも単行本未収録が数話ある。

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作品一覧
Sci-fiもーしょん!
必勝!!株リッチ大作戦
みすて・ないでデイジー
GIVE ME(くれくれ) たまちゃん!
GOD SAVE THE すげこまくん! ギフト はこちら
オタクの御主人
科学少年01くん
ハネムーンプラネット
どーしちゃったの!?KENにーちゃん! →
もぐっこモグタンVSまじょっ子ソンソン
マンガパソコン通信入門(講談社ブルーバックス)
電波オデッセイ
土田君てアレですね!
ちいさなのんちゃん
STAND☆BYみ~ちぇ!!
ひっち&GO!!
永遠のなかまはずれの国
トモルの星



出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』  →


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