驚きの銅版画展 | けろっと月を見上げて

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大野くん、嵐ちゃん、アートやらをのんびりと…

佐倉市立美術館「清原啓子銅版画展」

もの凄いものを見てしまった。

フライヤーで面白そうだなぁ

と行った展覧会に驚愕!!



まず電車の中吊りにワクワク




入口のポスターに期待大



展示室に入って原画を目の前に

作品の精緻、密度、世界感に吸い込まれる。

清原啓子は31歳という若さでは亡くなっているので活動期間は10年程なのでしょうか

作品数は少ないのです。

素描、原版の展示があり

素描と作品の違いも、原版の凄さもじっくりと見る事ができるんです。


撮影は全てOKでした。

反射がね〜



「領土」




「領土」原版




「雨期」参りました。

この作品は「雨期の後」「後日譚」と並んで

いましたがうまく撮れなかった〜





「海男」このタイトルに青担はムフフとなる。





魔都霧譚」



清原啓子の制作メモも壁の所々に





清原啓子の真摯な狂気とは

狂気なのか?狂気に向おうとしているのか

作品の中の見え隠れする目、突き刺さる表現などなど狂気に見えるけど

作品からは頭の中をキチンと整理しているのでは?

なーんて思ってしまう

妄想が止まらない作品に

奥の奥まで覗いて見たい

見る事を止められない止めたくない。

清原啓子の頭の中も覗きたくなってしまうのだ。

図録を買ったけど

やっぱり細かい所は潰れるよね( ;  ; )


この後、美術館から川村記念美術館行きの送迎バスが出ているので

企画のマン・レイ展、ジョゼフ・コーネル新所蔵展を見て来ました。



綺麗な美術館なんですよー



夏から

リヒター展の「ビルケナウ」に考えてしまい

ピカソ展のクレーに浮かれ

日本のマネ展の小磯良平の「斉唱」を目に焼き付けたり

他にも色々展覧会も行ったりしたけど


小さな美術館の清原啓子にやられてしまった。

また行けるかなぁ行きたいなぁ

と思うのでした〜