「四月の永い夢」







公開されたのは少し前なのですが、近所に名画座のような映画館があって
そこで上映していたので観てきました。

こちらはモスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞とロシア批評家連盟特別表賞をW受賞した作品です。

主演の朝倉あきさんは透明感があってとても魅力的だった。
しっとりと落ち着いて話す語り口もとても心地いい。
情景がまるで絵画のように美しく、また詩のように時々語られる彼女の心情も儚く心惹かれる。
恋人の死から止まっていた時間が動き出す時、物語は終わる。
動き出した時間を彼女はどんな風に過ごして行くのか。
久しぶりに魅力的な作品と出会って、心地よい休日だった。