「子育て3法」って? | 特定非営利活動法人 あいちかすがいっこ

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こんにちは。
東の空には雷雨になりそうなグレーの雲が。

このような突然の豪雨は”地球温暖化”が原因。
中学校?小学校?でオゾン層を学び、空調の室外機はオゾンを破壊する
と学び・・・それから何年もたち、やはり突然の豪雨での災害のニュースを見ると
やはり、温暖化にならないよう心がける必要はあるように感じました。

少しは無しが脱線しましたが、最近よく耳にする「子育て3法」

わかりやすいくママプレスに掲載されていましたので
抜粋してみます。
(内閣府のホームページを見たのですが、24ページ以上のものだったため断念)


「子育て3法」は
①「子ども・子育て支援法」
②「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律」
③「子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」
の3つから成り立っています。

細かく理解するのが大変なので、“子育て3法”をママにわかりやすく3つのポイントにまとめます。

①:消費税増税に伴う財源7000億円を確保。

2015年からの消費税アップ(予定)にともない、そこを財源に7000億円が用意されるようです。さらに初年度は3000億円を追加で用意し、合計1兆円が“子ども子育て支援”に充てるようです。ちなみに現在の子育て予算は全体で4.7兆円なので、かなりアップすることになります。私たちママが支払っている税金、消費税からの捻出なので有効に使ってもらいたいですね。

②子ども・子育て会議で当事者と一緒に課題解決!

支援の具体的な方法は、地域ごとの地域行政が実施主体となり、かならず子育て当事者を含めた“子ども・子育て会議”によって方針を決めていきます。“子ども・子育て会議”は参加可能なので、自分たちの声を反映した“子ども・子育て支援”を作っていきたいですね。ぜひ、住民票登録をしている行政さんに現状を聞いてみてくださいね。

③時限法⇒恒久財源の確保

子育て支援の法律で、次世代育成支援対策推進法というものがあります。これが平成27年3月31日までの時限立法です。つまり、期限が切れるとなくなってしまうのです。今回の子育て3法は恒久財源の確保ができていますので、以前と比べて、毎年財源が確保される安定的な制度になっています。私たちの子ども・子育てに活かし続けたいですね。

「さらにまとめると、消費税増税にともない7000億円を毎年確保して、街ごとにママたちが参加できる子育て会議を開催し、ママたちの声を反映した形で、地域の課題を解決していこう」ということです。

 算は何に使われるかというと、地域ごとにニーズ調査から計画される「市町村子ども・子育て支援事業計画」に基づいて配分されるそうです。施設型給付、地域型保育給付、病児保育事業、地域子育て支援拠点事業、一時預かり、乳児家庭全塗訪問事業、延長保育事業、病児・病後児保育事業、放課後児童クラブなど。地域のニーズと、子ども・子育て会議などによって、どこにどれだけの配分をするかが決まっていくわけです。


すばらしい!!
「当事者の声を吸い上げて、町を変える施策に利用される」
こんな循環が整えば、子どもを生みたいと思う女性は増えるし、
きっとひとりっ子も減るのかな?なんて思いました。

ぜひ、地域の“子ども・子育て会議”に参加し、当事者の母の声に基づいた支援活動を誕生させましょう。

もちろん、春日井市でこのような会議の情報があれば、是非お寄せください!