今回は、受験を終えての反省です。
受験校を検討するとき、ほとんどの人は大学進学実績を見ると思います。
付属校だとしても、内部進学率を確認しますよね。
私もすごく見ていました![]()
入学するときの偏差値は同じくらいなのに、進学実績がいい方の学校を「お得
」と捉え、入学偏差値が高いわりに、進学実績が芳しくないと「イマイチだな
」と思っておりました。
実際に受験するときはこんなパターンが発生すると思います。
中堅校は、入試が複数回あると思いますが、4科目受験で一番偏差値が低く表示される試験といたしましょう。
大抵は2月1日か2月2日のはずです。
あ、首都圏の話です。
偏差値55のA校
難関国立2割
早慶まで5割
MARCHまで8割
残りはそれ以外
偏差値50のB校
難関国立1割
早慶まで3割
MARCHまで5割
残りはそれ以外
偏差値45のC校
難関国立若干名
早慶まで2割
MARCHまで4割
残りはそれ以外
進学実績の割合はイメージです。
それ以外、ってぼかしましたけど、ほとんどの場合「それ以下」です。
今日はまず、BとCについて。
入る時の偏差値は5も違うのに、進学実績はそんなに変わらないなあ。
C校は大学進学に対する意識が高いんだな、熱心なんだな、と思っておりました。
冒頭で申し上げた「お得な学校」ってやつです。
雑誌でも取り上げられますよね。
「お得な学校」「伸ばしてくれる学校」って。
ごく一部の難関校を除いて、放任で進学実績がよいなんてことはありえないので、C校のような「お得」と言われる学校は「面倒見がよい」学校であるといえます。
じゃあ、「面倒見がよい」って何?
というと、
・授業の進度が早く、高2の秋ごろから大学入試に向けた演習に入る
・よって授業時間多い(土曜登校の可能性大)
・課題多い
・補習多い
これです!
なお、ここまでやってもついてこない生徒はおいて行かれます。
学校にこれ以上求めるのは酷というものです。
ついてこないっていうのは、課題出さない、補習でない、わからない問題を質問しない、っていう状態です。
それくらいは、頑張ってくれそうですか?
思春期大爆発になりますが、大丈夫ですか?
とはいえ、塾にいかずとも、学校である程度フォローしてくれるのは、本人は大変だと思いますが、親としては非常にありがたいと言えましょう。
また、同じくらいの学力の生徒さんが集まっているので、きちんと頑張れば真ん中くらいにはいれるはず。
きちんと頑張れば。
ちなみに、AとBもそれなりに課題や補習はありますからね。
私立中学に進学すれば勉強がラクになる、なんて絶対にお子さんに言ってはいけません。
中学受験がそのまま続くとはいいませんが、平日2時間、休日4時間は勉強するイメージではいた方がよきと思います。
まあ、この辺の話は「進学先を見たときにお得に見える学校」と切り口を変えただけで、「自称進学校の話」でもしたし、巷でもよく話題になりますね。
反省したのはその先の話なんですが、長くなったので続く

