昨日の1月28日、岐阜市にて開催された『地域の元気・連携フォーラムin岐阜』~コミュニティビジネスで地域を丸ごと元気にする~に参加しました。


基調講演の後に、活動成果の紹介やコミュニティビジネスの展開において必要な事などが論議されるとの事で、4つの分科会は下記のとおり。

1班.『地域まるごと【総論】』
  
パネリストは「関まちづくりNPOぶうめらん」の北村氏ら

2班.『地域のインフラ』


  同「りあらいず和」の山口氏ら
3班.『異業種・他業界連携』

  同「いぶき福祉会」の北川氏、「(有)大橋量器」の大橋氏ら
  コーディネーターは「G-net」の秋元氏

4班.『地域資源発掘・再発見』

  同「メタセコイアの森の仲間たち」の興膳氏ら


いずれも感心がある分野で、どの分科会に参加しようか迷うも、

今後の起業・ビジネス展開の主軸として取り組みたい「異業種連携」であること、

注目し話を伺いたいと願っていた経営者である「(株)山川醸造」の社長さんがパネリストをされる「3班」に参加した。


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≪(株)山川醸造 山川社長≫

醤油スイーツを開発するなど、新たな商品開発で注目されている。
アイスクリームにかける醤油、などでご存知の方もいるのでは?


なぜ醤油メーカーが菓子やスイーツの分野に取組んでいるのか?

売上の大半が業務用の醤油であるため、消費者向けた販路を開拓することが課題とのこと。

また、業務用としても小ロットで卸したい、地域の企業とコラボレーションすべく取組んでいたところ、「いぶき福祉会」と出会い、連携商品「醤油かりんとう」の開発に至った。

同社の課題解決に合致した「小ロット生産、消費者向けの小売商品」であることはもちろん、

非営利(NPO・福祉)組織との連携であるため、地域への貢献、福祉とのパートナーシップを有することができた意義もあるとのこと。


地域に「食ににちなんだ話題を提供し、親しんでいただく事を目的として

「おいしい新聞」を発行し、地域に配布している。
何と、この新聞の取材から発行まで一切を「インターンの学生」が
担当しているとのこと。
インターンの学生に、自社の一事業を任せていること、

言い換えれば、G-netの長期インターンシップ(本気系インターンシップ)制度が、

企業に信頼され、機能していることに、改めて感銘をうけた。


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こうした連携は企業の努力だけで実現できるとは限らず、

「繋ぎ役」となるコーディネータの役割も重要であることも論題になった。

そこで、名古屋デザインウイーク事務局の稲波氏から、

『コーディネーターに必要なこと』ととして、以下が肝要であると指摘された。
①幅広い知識、共感力
②企業、商品を理解していること
③企業の想い、方向性を組み取り、さらに引き出していく


とても重要で、連携を実現させるために不可欠だと共感した。

自分自身、このようなスキルをしっかり身に着けていかねば、と実感した。


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【まとめ】として、以下の想いが語られた。


☆山川醸造:山川社長
~食を通じて、家庭に食文化を提供していきたい~

☆大橋量器:大橋社長
~日常に枡が親しまれ使われる
場(シーン)を広げていきたい~

☆稲葉伸行氏
~連携、コラボは楽しみながらが肝要~
連携やコラボにあたっては、結果を直球で求めない

いぶき福祉会:北川施設長
福祉事業ではあるが
~相手に依存しない、対等なパートナーシップ~

☆コーディネーター:G-net秋元代表理事
~何を共通目的とするのか~
※相互に価値観を共有
※お互いの強みを併せる


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≪ご縁≫
1班.地域まるごと
「関まちづくりNPOぶうめらん」北村氏:旧名鉄美濃町線の再生活動(平成17~18年)以来の仲間/ツイッター&Facebook

2班.地域のインフラ

「りあらいず和」の山口氏:昨秋にNPO・コミュニティビジネス見学バスツアーに参加した際にお世話になる

3班、異業種・他業界連携

「G-net」秋元氏:(財)ソフトピアジャパンに出向している時に、ベンチャービジネス関連で知り合って以来ご縁がある/ツイッター&Facebook

「いぶき福祉会」北川氏:ツイッター&Facebookにて知り合い、今月のGIFUモノづくりネットワークにてご縁

「大橋量器」大橋氏:ツイッター&アメブロにて知り合い、各地の展示会等でご縁

4班「メタセコイアの森の仲間たち」興膳氏:昨秋にNPO・コミュニティビジネス見学バスツアーに参加した際にお世話になる/ツイッター


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