インフルエンザウイルスが流行し始めている。

当たり前である！

ウイルスは生き物ではない！

ウイルスとは、核酸(生命の設計図であるDNAやRNA)とそれを囲う外殻(がいかく)から成り、生命としての働きを一切持たない"物質"である。

分かりやすく説明すると、紙に書いた設計図を封筒に入れたもの。これがウイルスである。だから、その封筒が勝手に歩き出したり、勝手に増えたり、勝手に設計図が書き変わったりしないように、ウイルスはそれ自体に何の働きも持たない。ウイルスを感染させるのは、人や動物であって、人や動物の細胞が勝手にウイルスを取り込み、殻を開け、設計図を読み込む。設計図には"ウイルスの増産をせよ"と書かれており、人や動物の細胞はそれに従順に従ってしまう。

これがウイルス感染である。

ただ、人や動物にはウイルスなどの外敵から自身を守るための"免疫システム"があり、リンパ球が外敵(ウイルス)の情報を読み込み、抗体と言う外敵(ウイルス)が細胞に取り込まないようフタをする物質を生成する。

ウイルスの外殻にはスパイクと呼ばれるトゲトゲがあるものがあり、実はこれが人や動物の細胞に間違いを引き起こさせる。

細胞には栄養や情報伝達物質を取り込む口のようなものがあり、通常は異物である外敵(ウイルスなど)は取り込まない。しかし、ウイルスに特殊なスパイクが付いている場合、細胞はウイルスを情報伝達物質などと思い取り込んでしまう。いわばウイルスの特殊なスパイクとは似せ鍵なのである。

なので、ウイルスが脅威になるのはウイルスに特殊なスパイクがあるか？ないか？による。

人の細胞の口にはそれぞれ部位により鍵穴が違う。はじめの新型コロナウイルスの特殊なスパイクは人の肺の細胞の鍵穴の似せ鍵を持っており、次に流行ったオミクロン株は喉や鼻の粘膜の似せ鍵を持ち、ケンタウロス株はその両方の似せ鍵を持っていた。ウイルスの致死率とはこの似せ鍵の種類により、現在までは致死率数%から15%程度であったが、ウイルスが似せ鍵をいくつも所有すれば、当然致死率は上がってしまう。

ところで、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスとは、同じウイルスではあるが、大きな違いがある。それが核酸の成り立ちである。両方とも核酸にRNAを持つが、新型コロナウイルスはRNA+(プラス)インフルエンザウイルスはRNA-(マイナス)である。

インフルエンザウイルスのRNA-は設計図が反転していて、鏡文字のようになっている。そのため、人や動物の細胞に取り込まれてもすぐに増産出来ず、一度鏡文字を戻す作業が必要となる。実はこれがインフルエンザウイルスが子供の間でも流行る理由となっている！

身体には免疫システムがあると先ほど説明した。その中のリンパ球は胸腺(きょうせん)という臓器で生成され、胸腺は肺の上部、気管の出口部分にある。胸腺は二重構造をしており最初にリンパ球の赤ちゃんを作り、次に外敵などの情報を得ることで直ぐにその外敵に合わせた抗体を生成出来る仕組みになっている。しかし、この胸腺は思春期くらいに活動を最大限にしたあと衰退してゆき、60歳くらいまでにその機能を終えてしまう。それでもリンパ球は古いまま生き残るので、抗体を生成は出来る。だが、若い頃に比べれば、外敵に対し即行動が取れないため、高齢者が重篤化しやすい。

新型コロナウイルスの場合、この胸腺の働きが上手く働いた子供や若者には重篤化が少なくて済んだのだが、インフルエンザウイルスの場合これが上手く働かない。

胸腺でありリンパ球がインフルエンザウイルスを解読するのに時間がかかってしまうからだ！

インフルエンザウイルスの核酸が反転しているため、それを一度反転させ解読する必要があり、胸腺の働きでは間に合わない。そして、大人の場合、何度もインフルエンザウイルスにかかっており、リンパ球がそれを記憶しているから、抗体を生成しやすい。

現在、コロナ禍から脱したとして、マスクや消毒がなされなくなった。当然ウイルス感染率は上がる。ウイルス感染そのものは、コロナウイルスであろうがインフルエンザウイルスであろうが関係ない。マスクや消毒をしなければウイルス感染は起こる。

これからインフルエンザウイルス感染はもっと増えるだろう。問題は新型コロナウイルス感染も当然増え、その中で強毒化する可能性も否定出来ない。

が、やれることはある！

222nm紫外線(ブラックライト)・オゾン・空気清浄機の3つを世界中の人の集まる場所に設置することだ！

222nm紫外線は30秒照射でウイルス核酸を破壊でき、

オゾンはウイルスをキャッチし無力化し、

空気清浄機は国会議員や官僚らにウイルス感染者が少ない理由で、物質であるウイルスは吸い込んでしまえばよい。国の重要機関には強力な空気清浄機が設置してあり、しかも係員が消毒を小まめにしていたから感染者が少なかった。

よって、222nm紫外線を強化プラスチックなどで囲い手すりなどにし、オゾン発生機を空間の上部に設置する(オゾンは空気より重いため)。そして、空間の下部に空気清浄機を設置することでウイルス感染はかなり防げる！

恐ろしい世の中だと思う。日本も世界もウイルスが生き物ではないことすら知らない。そして222nm紫外線・オゾン・空気清浄機がウイルス対策に有効であることも知らない。だから、新型コロナウイルスが強毒化する可能性も理解していないし、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスを安易に比較してしまう。新型コロナウイルスと比較すべきは、同じRNA+を持つ致死率50%以上のSARSやMARSだ。SARSもMARSもコロナウイルスということをどれだけの人が認識しているのだろうか？

ちなみに、AI(人工知能)はこの世に存在していない事実も知らない。恐ろしい世界だ！

#世界を見ていて憂うこと