「自分の経験が誰かの役に立てたら嬉しい」
ブログを書く理由に
そのような純粋な気持ちがあります。
しかし、今は皆がユニークな悩みを持つ時代になり
僕の経験がそのままに誰かの役に立つ事は
少ないだろうな、とも感じています。
一昔前は皆が同じ問題を共有していました。
食べ物がない時代は「食べ物がない」という問題。
戦争の時代は「攻撃してくる奴らがいる」という問題。
親も子供も、隣近所の人も、友達も、職場の人も、
直面している大きな問題が同じなので、
人が充足感のある人生を送る上で大切な
「一体感」を持ちやすい社会だったのだと思います。
(心理学的にも「共通の敵がいる」というだけで人は仲良くなれるそうです)
現代は抱えている大きな悩みが
共有できる人が少なかったり、
誰とも分かち合えない前例のないものであることも多いです。
例えばひと昔話題になった
AV男優のしみけんさんと作家のはあちゅうさんの結婚。
奥さんは
「旦那が毎日違う女性とセックスをしている」
という現実に大きなストレスを抱えていたと
公表してましたが、
なによりもストレスを大きくしてしまうのは
周囲の誰も同じ悩みを持っている人がいない、
理解が得られない「孤立した状態」だったと思います。
ライフスタイルが多様化すると、
問題も多様化します。
現代は答えを求めても
誰も答えを持っていないことがあり、
自分で答えを見つけていくしかありません。
僕自身の経験としても、
数年前まではメンターを見つけ、
言う事を素直に聞いていれば
全てがうまくいっていたのですが、
今は自分自身で、手探りで答えを
見つけなければいけない事が増えてきています。
おそらくこれからは
ほぼ全てのことが手探りになると思います。
そこで、
自分自身で答えを出すための
「思考のフレームワーク」
「応用の効く知識」
を探求しており、
その究極系の1つは仏教だなと感じています。
私と同じように先人の知恵として
仏教を学びたい人は増えているそうですが、
仏教の類の本は単語も難しく
初心者には分かり辛いものが多い。
●ブッダに学ぶとらわれない生き方
この本は非常にわかりやすく、
非常に良いと思います。
(著者の山田 法胤様は国宝の奈良薬師寺で管主をされており、
講演に参加させていただいた際も非常にわかりやすかったです)
不思議なのですが仏教を学んでいると
「新しいことを勉強している」
というより、
「内側から思い出してくる」
「答えを思い浮かんでくる」
という感覚になります。
「教育」の語源は何かを暗記させる事ではなく、
内側からその人の持っている才能を引き出す事である
と聞いた事がありますが、
仏教は多くの現代人にとって
必要な教育の1つなのかもしれませんね。
