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【ゴジラ対ヘドラ】

アマプラで「ゴジラ対ヘドラ」を観た。

1972年製作だから、今から52年前の映画だ。
私が生まれる8年前。(年がばれるが)

ヘドラはヘドロから生まれた怪物だ。

ヘドロとは、生活排水や産業排水に伴って排出された浮遊物質、あるいはプランクトンの死骸や微細な粘土粒子などが、河川、運河、内湾等の暖流部の水底に沈殿し形成された浮動性に富む軟らかい泥のこと。(関東地方整備局HPより)

見た目も黒灰色のドロドロで、明らかに水を汚し、生き物を窒息死させてしまうのだ。
映画では魚やカニが大量に死んでいた。

人間も例外ではなく、ヘドラの出す硫化水素ガスで人がバタバタと倒れるし、
ヘドラに触れた人は解けて骨になってしまうのだ。

人間が自然を破壊すると、必ずしっぺ返しを食らう。
人間が自然に対してやったことは必ず返ってくる。

ヘドラは自然や人間にとっては困った存在だが、
人間にそのことを教えてくれているとも言えて、
その意味では自然の働きの一部かなとも思う。

ヘドラ出現とともに、どこからともなくやってくるゴジラも、
自然の化身のように私は見る。
地球環境のバランスを崩す怪物を、放っておくわけにもいかないのだ。
ちょっと人間に優しすぎる、甘すぎないかと思うのだが、
まあそういう設定なのだろう。

いずれにせよ、ゴジラも警告を発しているのだ。
あとは人間がどうするのか、だ。

52年後の現在、事態はさらに悪化してはいないか、ということだ。
人類は状況を正しく把握できているのか?
あるいは把握しようと努めているのか?(私も含めて)

大切なテーマは時代が変わっても色あせることはない。

真面目に見るとそんな感じだが、普通にみても楽しい要素が満載の映画だ。
時代のギャップで、テレビのアナウンサーの話し方が全然今と違う。
登場人物、老若男女の話し方も今と違う。

ゴジラとヘドラは、戦っていてもどこかユーモラスである。
ゴジラの動きの癖?みたいなのもあって面白い。
(着ぐるみだとして、中に入っている人がすごいのかも)

というわけで、ゴジラ映画の中でも異色とされる、『ゴジラ対ヘドラ』。
オススメです。