紫微は本来事業を主るため、もし紫微が命宮に入り、かつ三方四正の組み合わせが良ければ、たとえ事業宮が多少悪くても、事業に大きな支障はありません。しかし、もし紫微が命宮にあってその三方四正の組み合わせが良くない場合、たとえ事業宮が良くても、事業は必ずしもうまくいくとは限りません。
紫微が命宮に入る人は、事業の吉凶を論じる際、命宮の重要性が事業宮よりも強くなります。
動画リンク
https://youtu.be/sFUV14m8JhE
単純に化忌を見ただけで、そのような結論を出すことはできません。
星曜の意味を学ぶには、まず本来の意味を学び、次に派生的な意味を学ぶ必要があり、本末転倒してはいけません。命盤を読み解き、星曜の意味を理解する際には、すべての推断は常識に合っていなければなりません。
紫微斗数・遷移宮
遷移宮は具体的にどのような事柄と関連しているのでしょうか？
人間関係
遷移宮は人間関係における重要な宮位ですが、同時に誤った解釈が最も多い側面でもあります。特に、会社の上司、同僚、共同経営者（パートナー）などは、多くの人が考えがちな父母宮、僕役宮、兄弟宮ではなく、遷移宮で判断します。
外出
遷移宮は外出を司る重要な宮位であり、他の土地での仕事、遠方への留学、旅行などが含まれます。同時に、特に強調すべき点として、遷移宮は外出時の交通安全や移動の安全に関する重要な宮位でもあります。
対外貿易
遷移宮は対外貿易における重要な宮位であり、商品の対外的な販売と密接に関連しています。販売やサプライチェーン業界に携わる方は、商品自体は非常に高品質なのに販売状況が思わしくない、という経験があるかもしれません。このような状況は、遷移宮に問題がある可能性があります。
対外サービス・ビジネス
遷移宮は対外的なサービスやビジネスにおける重要な宮位です。
顧客の質、タイプ、満足度などは、すべて遷移宮が司る事柄となります。
メディア・情報発信・ファン
遷移宮はメディアでの情報発信やファンに関する重要な宮位でもあります。芸能、セルフメディア（SNSやブログなどの個人発信）、ライブ配信といった業界におけるファンの数の多寡、作品の拡散力や影響力は、すべて遷移宮と関連しています。
