そろそろエアコンの稼働も増えそうな季節なので、電気代節約を画策することに。

とりあえず、エネチェンジで必要事項入力したら、HTBエナジーが安くなるということだったので、
本当に安くなるのか、計算してみました。

HTBエナジーとは? 特徴は?


まずはHTBエナジーがどんな会社なのか調べてみました。

長崎ハウステンボスから生まれた電気会社


HTBエナジーは大手旅行会社H.I.Sグループのハウステンボスから生まれた電力会社です。

創業は、2015年。比較的新しい電力のようです。


対象エリアは沖縄・離島を除く全国


ハウステンボスから生まれた、というと九州が中心かと思われがちですが、
北海道から九州まで、幅広いエリアが対象です。

一部の離島や沖縄は対象エリアから外れていますが、幅広い地域に対応しているのは嬉しいですね。

電気の安定供給に問題はなさそう


電力の供給に関しては、地域の送電ネットワークを経由して行っているそうで、
電力の安定供給には問題なさそうです。

今までと同じように使えると思っていて問題なさそうです。

料金プランは?


電力の安定供給には問題なさそうなので、いよいよ本題。
本当に料金が安くなるのか、料金プランを見ていきます。

HTBエナジーには、5つのプランがあるようです。
・ベーシックプラン
・ママトクプラン
・ぜんぶでんき
・MUSUBIプラン
・蓄電池ちくとくプラン

今回は、ベーシックプランに絞って、見ていきます。

一般的に、電気代は、以下の4つの項目で構成されています。
・基本料金
・電力量料金
・燃料費調整額
・再エネ賦課金


それぞれの構成内容について、HTBエナジーがどうなっているのか見てみましょう。

基本料金


HTBエナジーの基本料金は定額制です。  

各地域で基本料金は異なります。  

●北海道、東北、東京、中部、北陸、九州  
・550円

●関西、中国、四国
・330円

参考までに、東京電力の場合、10Aにつき295.24円の基本料金が設定されており、
40Aの場合、基本料金だけで1180.96円かかる計算です。

アンペア数が上がっても基本料金が変わらないのは嬉しいですね。
大きなアンペア数で契約している家庭ほど節約につながりそうです。

電力量料金


HTBエナジーの電力量料金は、使用量に関わらず1kWhあたりの料金が一律です。

各地域ごとに、料金は異なります。

●北海道
・1kWhあたり 31.80円

●東北
・1kWhあたり 27.80円

●東京
・1kWhあたり 28.60円

●中部
・1kWhあたり 28.30円

●北陸
・1kWhあたり 25.30円

●関西
・1kWhあたり 26.30円

●中国
・1kWhあたり 27.30円
 
●四国
・1kWhあたり 27.70円

●九州
・1kWhあたり 25.20円

参考までに、東京電力(スタンダードプランS)の電力量料金は以下の通りです。

・1〜120kWh  (1kWhあたり)19.91円
・121〜300kWh (1kWhあたり)26.49円
・300kWh〜  (1kWhあたり)30.60円

300kWhまでは東京電力の方が安いですが、300kWh以上はHTBエナジーの方が安そうです。
実際の電気代はどうなるでしょうか。後ほど計算してみます。

燃料費調整額


続いて、燃料費調整額です。
 
燃料費調整額は電気会社の各社で月ごとに設定されており、単価が異なります。
ジャパン電力の燃料費調整額を2022年10月から見てみましょう。

・2022年10月 (1kWhあたり)12.69円
・2022年11月 (1kWhあたり)15.66円
・2022年12月 (1kWhあたり)18.25円
・2023年1月  (1kWhあたり)18.83円
・2023年2月  (1kWhあたり)12.84円(政府による-7円/1kWhあたりの調整込)
・2023年3月  (1kWhあたり)8.83円(政府による-7円/1kWhあたりの調整込)

こちらも参考までに東京電力(スタンダードプランS)の燃料費調整額も見てみましょう。

・2022年10月 (1kWhあたり)9.72円
・2022年11月 (1kWhあたり)8.07円
・2022年12月 (1kWhあたり)11.92円
・2023年1月  (1kWhあたり)12.99円
・2023年2月  (1kWhあたり)6.04円(政府による-7円/1kWhあたりの調整込)
・2023年3月  (1kWhあたり)4.69円(政府による-7円/1kWhあたりの調整込)

HTBエナジーの燃料費調整額は東京電力(スタンダードプランS)に比べて高く設定されているようでした。
この差額が月々の電気代にどう影響するか。

再エネ賦課金


最後に、再エネ賦課金です。

HTBエナジーの再エネ賦課金は1kWhあたり3.45円です。

東京電力(スタンダードプランS)も同じ金額です。

実際に電気代はいくらになる? 計算してみた

では、実際に電気代はいくらになるの?ということで計算してみました。

HTBエナジーの燃料費調整額が確認できた2022年10月〜2023年3月までの半年間の
我が家の使用電力量をもとに計算しています。

比較対象として、東京電力(スタンダードプランS)の場合も計算してみました。
電力使用量HTBエナジー東京電力差額
2022年10月319kWh14,822円13,121円+1,701円
2022年11月319kWh15,769円12,595円+3,174円
2022年12月520kWh26,706円23,063円+3,643円
2023年1月581kWh30,111円26,489円+3,622円
2023年2月599kWh27,439円23,172円+4,267円
2022年3月387kWh16,371円14,151円+2,220円
合計131,218円112,590円+18,628円

東京電力(スタンダードプランS)の方が約18,000円安いという結果になりました。

基本料金は安かったのですが、低使用量の料金設定、燃料費調整額の差額分が大きく影響したようです。

契約方法や解約手数料について

契約方法や解約の際の手数料についても確認しておきましょう。

契約の際はインターネットから


申込みはインターネットと電話から受け付けています。

申込みにかかる費用負担はありません。

お支払いはクレジットカードがおすすめ


お支払いは口座振替、クレジットカードが選べます。

おすすめはポイントが貯まるクレジットカードです。

1年以内の解約は違約金がかかる


1年以内の解約の場合、2,200円の手数料がかかりますので、ご注意ください。
ただし、引っ越しを伴う解約の場合は違約金は発生しません。

まとめ:我が家の場合は、切り替えないほうが良さそうです。

基本料が定額、電力量料金も一律と、東京電力とは異なる料金設定で期待しましたが、
安くなるどころか、結構高くなってしまいました。

ただし、燃料費調整額は毎月変動しますし、東京電力は2023年6月以降の値上げを検討していることも
公表されていますので、これからもこまめに確認していきたいと思います。