えぇと、今回はMF文庫の新シリーズの
東京聖塔《トウキョウ ジグラート》の感想とちょっとしたネタバレです
この作品のあらすじは…
東京聖塔――突如、東京都新宿区に現れた、攻略者の如何なる願いも叶えてくれる人知を超えた、まるでＲＰＧのような世界。多くの塔覇士たちが塔へと挑んだが、生存率わずか１０％、未だ制覇した者は誰もいない。今、塔の扉を潜る一人の少年がいた。千畳敷一護は、致死の奇病・石化病に冒され余命２年の妹、一衣を救うため、塔への挑戦を決めるが、その能力値は挑戦者の中で最弱クラス。さらに、どんなに強い装備を手にしても塔を制覇するには最低でも１０年の時を要するという。しかし、死へのタイムリミットが決まっている妹のため、とある最強のスキルを取得するのだが……？ 喪失の彼方、因果の理を捻じ曲げろ――高みを目指す、ネイキッドソードアクション！
ですね。
まぁ超簡単に纏めるとSAOの現実verみたいな感じですね
ただSAOと違って【魔法】や【タイカ】というのがあります
魔法は単純に魔法のことです
タイカはドラクエでレベルアップした時に貰えて、スキルやステータスに割り振るあのポイントを想像してもらえると分かり易いかもしれないです。
装備はこのタイカを消費することでしか手に入れることができません
この東京聖塔は登録した時の初期ステータスというのがあり、それは個々人の7割才能や現時点のステータスに依存するものらしいのですが
主人公の初期ステータスはハッキリ言って
ゴミ屑ですね
ただ、最初に割り振られているこのタイカだけは常人じゃなく多く現在三人しか入手していない【神器】という以下にも中2チックな装備を開始する前にゲットすることができたのですが、主人公が全タイカを消費して選んだのは【高速剣】という小学生が考えたような名前のスキルでした
このスキルは…まぁ…チートでしたね…
代わりに全タイカを消費したので防具はとんでもなく重いだけのダンボールになってましたが…
そしてこのスキル、クソ重いダンボールを脱ぐと更にチートが加速するという変態スキルでした、はい…
やばいですね
正直、このラノベ途中まで普通だと思っていたのですが…
最後の最後でど変態ラノベになりました
(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))
やばいやばい…
あと、この作品のメインヒロインが先輩なんですよね
性格は結構良かったんですが、個人的には先輩キャラがあまり好きでは無いので少し複雑な気分でした
まぁそんな感じですね
最後が最後だけに変態がイメージにこびり付いてしまいましたが、普通に面白かったです
打ち切りになるかどうかは別として気になったら買ってみてもいいかもしれないです