アイネクライネ
1、
あたしあなたに会えて
あたしあなたに会えて
本当に嬉しいのに
当たり前のようにそれら全てが悲しいんだ
今痛いくらい幸せな思い出が
いつか来るお別れを育てて歩く
誰かの居場所を奪い
生きるくらいならばもう
あたしは石ころにでもなれたならいいな
だとしたら勘違いも戸惑いもない
そうやってあなたまでも知らないままで
あなたに私の思いが全部
伝わって欲しいのに
誰にも言えない秘密があって
嘘をついてしまうのだ
あなたが思えば思うより
いくつも私は意気地ないのに
どうして どうして どうして
消えない悲しみも 綻びも(ほころび)
あなたと居れば
それで良かったねと 笑えるのが
どんなに嬉しいか
目の前の全てが ぼやけては
溶けていくような
奇跡で溢れて足りないや
あたしの名前を呼んでくれた
2、
あなたが居場所を失くし
彷徨う(さまよう)くらいならばもう
誰かが身代わりになればなんて思うんだ
今 細やか(ささやか)で確かな見ないふり
きっと繰り返しながら笑い合うんだ
何度誓っても何度祈っても
惨憺たる(さんたん)夢を見る
小さな歪み(ひずみ)がいつかあなたを
呑んで無くしてしまうような
あなたが思えば思うより
大袈裟にあたしは不甲斐ないのに
どうして どうして どうして
お願い いつまでもいつまでも
超えられない夜を
越えようと手を繋ぐ この日々が
続きますように
閉じた瞼(まぶた)さえ鮮やかに彩るために
そのために何ができるかな
あなたの名前を呼んでいいかな
産まれてきたその瞬間にあたし
消えてしまいたいって泣き喚いたんだ
それからずっと探していたんだ
いつか出会えるあなたのことを
消えない悲しみも 綻びも
あなたと居れば
それで良かったねと 笑えるのが
どんなに嬉しいか
目の前の全てが ぼやけては
溶けていくような
奇跡で溢れて足りないや
あたしの名前を呼んでくれた
あなたの名前を呼んでいいかな
作詞 kensi yonezu
作曲 kensi yonezu
歌 米津玄師