賢者に学ぶマジックフレーズ(名言・格言)

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成果をあげる能力=習慣力

ドラッカーは、「成果をあげる能力」は修得できるという。私のような人間からすると、それは希望のもてる話であるが、残念ながらその手段については、学校で教えてくれない。つまり、社会に出てから、仕事を通して身に付けていくしかないのである。幸いにも、一つひとつの能力は、理解しやすいものである。例えば、時間管理や整理整頓などについては、書籍などによって具体的な方法まではっきりと示されている。問題は、やはり「行動」であろう。多くの挫折がここで生まれる。

最大の原因は、その必要性(行動するとどうなるか?行動しないとどうなるか?)を真に理解していないことだろう。そのために心の底から納得できず、行動に移せない。「やらなきゃな。でも面倒くさいから後でやろう・・・。」ということが往々にしてあるのは、そのためだと思う。また、行動に移せたとしても、長続きさせることは更に難しい。納得を心に刻んだ状態を維持できず、三日坊主が世にあふれることになる。でも考え方によっては、1年間で三日坊主が30回あったとしたら、365日のうちの90日だから、それはもう習慣化してると言ってもいいのではないか!?まったく都合のいい私なりの解釈ではあるが(笑)

兎に角、行動だけを変えるのは不可能。まずは思考を前向きに変え、納得したうえで、行動を変える。そのサイクルを繰り返すうちに、頭で考えなくても無意識に行動できるようになる。それが「習慣化」された状態といってもいい。冒頭に書き記した「成果をあげる能力」とは、つまるところ細かい能力が集まった総合力だろう。一つひとつ習慣を増やしていけば、いつしか必ず大きな成果に結びつくだろう。逆に言ったら、そう思わなければ「習慣化」は難しい。

最後に、確認と意識定着のため、自分の「習慣化」している行動をいくつか挙げてみる。

・なるべく23時に就寝する
・毎朝2時に起床する
(今は2時だが、タスクの状態で3時でもOKとする)
・起床後に、人間力を鍛えるための勉強をする
・起床後に、夢実現のための勉強をする(仕事を含めて)
・毎月5冊以上の本を読む(昨年は81冊/60冊で達成)
・毎月50K以上のジョギングをする
・出勤中の車の中で、夢と今やるべきことを確認する

メジャーリーガーのイチローほどではないが、小さな習慣を挙げたらきりがない。他人がこれを見たら、私のことを「変態」だと思うだろう。自分で自分のことを客観的に見てもその通りだと思う。でも本人は至って真剣。もしかしたら天才肌の人はここまでの「習慣化」は必要ないのかもしれない。でも私のような人間が「そこそこイケてる人間」になるためには、ここまではやる必要がある。でも大変だと思ったことは一度もなく、楽しみながらやっているので毎日が充実している。今の仕事と理想としている未来のギャップは、常にモヤモヤ感としてあるが、そこはしっかりと向き合って日々過ごしていきたい。

過去よりも未来よりも今!

どんなに悔いても過去は変わらない。
どれほど心配したところで
未来もどうなるものでもない。
いま、現在に最善を尽くすことである。


【松下幸之助 / 松下電器産業創業者】

会いたい人に必ず会える

『六次の隔たり』とは、「人は自分の知り合いを6人以上介すと世界中の人々と間接的な知り合いになれる」という仮説のこと。多くの人数からなる世界が比較的少ない人数を介して繋がるスモール・ワールド現象の一例とされ、SNSに代表されるいくつかのネットワークサービスはこの仮説が下地になっているらしい。細かい計算方法などあるが、要するに、地球上の任意2人を選んだ時、その2人は6人以内の人間関係で必ず結ばれているというもの。


全てがこの仮説に当てはまるとは考えにくいが、仮にそうだとしたら、この世界は巨大な人間関係マップの上に広がっているということであり、『人間検索エンジン』というアイデアも面白い。「解らないことがあった場合、誰に聞くのがベストか?」「会いたい人がいる場合、誰に仲介を頼めばいいのか?」などアイデアは尽きない。

AIDMAによるセルフチェック

AIDMAは人間の購買行動プロセスを図式化したものである。消費者がある商品を知って購入に至るまでに次のような段階があるとされる。


Attention注意

⇒Interest関心⇒Desire欲求⇒Memory記憶

⇒Action行動


消費者がモノを買うとき、いきなり買うということはあり得ない。まず、その製品の存在を知り(Attention)、興味をもち(Interest)、欲しいと思うようになり(Desire)、商品やブランドを覚え(Memory)、購買行動に至る(Action)という購買決定プロセスを経る。このうち、Attentionを「認知段階」、Interest、Desire、Memoryを「感情段階」、Actionを「行動段階」と区別する。


例えば時計を買う場面をイメージした時に、「欲しい」と思ってもすぐには買わない。人間は往々にして思考が行ったり来たりす...る。「どうしよう・・・」「やっぱり欲しい・・・」という自問自答の末に最終行動、つまり購買がなされるわけである。「衝動買い」と呼ばれる購買行為も実はAIDMAの各ステップを一瞬で通り抜けているだけで、一足飛びにAttentionからActionにいっているわけではなく、必ず興味を持って、欲求や記憶を経た上で、行動に移す。


ここで店員(アドバイイザー)が果たす役目は大きいことに気付かされる。店員は顧客に対して、その商品を購入した後にどのような変化が起きるか、どのような自分になっているかなど、一定のゴールを見せてあげることによって、劇的に「感情段階」に働きかけることができる。また、その商品に対する思い入れ、なぜその商品を勧めるのか?などのストーリー性を顧客に伝えることができた場合も同様である。「感情段階に働きかけて、行動段階へと促す」これは、購買決定に限ったプロセスではなく、全てに通ずるプロセスだろうと、改めて認識した次第である。誰かに自分のビジネスプランをプレゼンする場合も然り、恋愛も然り。


このことを踏まえて今一度考えてみると、節目で自分の行動をAIDMAのステップにあてはめチェックしてみるのは意義深いことである。マーケティング活動は、口が広く、先は狭くなっている。まさに「じょうろ」のようになっていて、認知を得ることに成功した「見込み顧客」と実際に購入してくれた「実顧客」には大きな開きがある。(例:1000人来店してくれたけど、買ってくれたのはそのうちの100人だった)その開きを敏感にとらえ、意識して埋める工夫をするといった一連のフローは、自分自身の成長(成功)のためにも、身に付けておきたいフレームワークである。

勤勉家が陥りやすい罠

本の中にあるのは知識ではなく情報に過ぎない。例えば、本を読んだり、セミナーで著名な方の話を拝聴すると、「よし、自分も!」と高揚感が生まれ、何かが変わったような錯覚に陥る。しかし、数ヶ月後、何か変化は起きただろうか?いや、否。ほとんどの場合は、何も変わっていないはずである。


なぜなら、情報という名のモノを仕入れただけであって、誰にも売れず在庫として残っているからである。情報は、販売(アウトプット)して初めて知識に変わる。販売の経験を何度も積んで、スキルを身に付けると、やがて成果をあげられるようになる。


もちろん読書やセミナーは、モノを仕入れるという意味で重要ではあるが、そこに実践や経験が加わり、行動の質を向上させなければ、成果に至ることはない。ちなみにドラッカーは、知識を成果に結びつける行動について「成果をあげる能力」と呼び、次の5つを取り挙げ...ている。


・時間を管理すること
・貢献に焦点を合わせること
・強みを生かすこと
・重要なことに集中すること
・成果をあげる意思決定すること


これらは言わばセルフ・マネジメントであり、人生のテーマともなり得る。正直なところ全てを完璧に行うのは難しいが、意識をすることはできる。意識をすれば、これまでの行動に何らかの影響を及ぼすはずである。


情報を知識に、そして知恵へと変換するためには、アウトプットが有効な手段である。したがって【今日、学んだこと】をブログやファイスブックなどで晒す行為も、有効な手段のひとつであると勝手に認識する。事実、この行為によって、自分自身の思考を整理することができる。また、これを読んでくれた知人やメンターが何らかのコメントを発してくれた場合、それを知へと取り込み、一層のブラッシュアップへと繋がるだろう。

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