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【化石×旅】 KASEKIYA店長の旅日記

世界で化石の仕入れや化石採取、ちょっと普通と違う旅(?)

ウォチェットの海岸でアンモナイト探しをした後、

ブリストル海峡を渡って

ウェールズに入りました。

 

昨年に引き続き、

三葉虫化石の産地である

ギルワン・ヒルに向かいます。

 

スーパーで食材を買って

宿に付いたのは夜でした。

天気はずっと小雨。

 

昨年と同じ、牧場の中のトレーラーハウスが宿です。

今回は2泊します。

 

 

(到着した翌日に撮影した宿の様子)

 

昨年、宿泊したことを覚えてくれていたようで、宿の人から

お土産もらっちゃいました。

ウェールズTシャツ、ウェールズの地ビール、ウェールズ産の紅茶!
 

昨年、雑誌ミネラでこの宿のことを紹介したものの、

昨年自分が宿泊してから、日本人は一人も来なかったそうです。

 

昨年は霧がすごくて、周りが全然見渡せませんでしたが、

今年は曇っていたものの、霧がなく景色を見渡すことができました。

 

そして、昨年は宿の近くに放牧されていなかった羊たちが、

今年は沢山いました。

 

 

昨年よりは暖かく、気温5度くらいはありましたが、

やっぱりこの時期寒いです。

 

朝から早速、宿と同じ牧場の敷地内にある、化石採取ポイントへ

 

 

落ちている転石を探すだけで、結構みつかります。

 

 

 

昨年見つけたような大物は見つかりませんでしたが、

それでも結構な量の三葉虫を発見できました。

12月の池袋の東京ミネラルショーで販売予定です。

 

ここで発見される三葉虫のほとんどは

オジギヌスという属の三葉虫です。

 

 

ここでの化石採取は羊の糞を気にしていたらできません。

 

朝から、午後2時くらいまで、がっつり化石採取させていただきました。

この後、農場のオーナーさんからも

化石を仕入れて、スーパーに晩御飯の買い出しにいって、

トレーラーハウスで一人宴会をし、この日は終了!

 

 

 

宿の中には、昨年のこの場所での化石採取の様子の紹介記事を書いた

ミネラ57号を置いていてくれてました。

(昨年記事を書いた後、お礼とともにこの宿に自分が送ったものです)

 

つづく