七夕賞
★推奨馬
■アスカクリチャン (1着/14番人気)
■ケイアイドウソジン (4着/13番人気)
■トーセンラ- (2着/1番人気)
以下、シベリアんさんのコメント
アスカクリチャンは、これぞ血統の「適性」。
そして馬のタイプと騎手のタイプとのマッチング。
必然の激走です。当馬激走のワケは予想記事を
再読いただければと思いますが、実績を考えれば人気は無さすぎ。
遅い勝ちタイムも味方しました。
これで『福島で行なわれた芝2000mの重賞』では
一昨年の七夕賞11番人気ドモナラズ、つづく
福島記念での12番人気ダンスインザモア、そして
今回の14番人気アスカクリチャンと、3戦続けて
当欄の推奨馬が勝利(昨年は福島開催なし)。
ケイアイドウソジンは、急きょ乗り替わった石橋騎手でしたが、
ほぼ完璧なレース運び。発馬直後に少し置かれると感じたか、
馬を急かせて外の番手を取りにいった瞬時の対応策も奏功しました。
ビートブラックといい、最近は先行馬に乗った時の
手際の良さが目立ちます。
馬は今回のように1800~2000mで外から被されずジワっと番手がベスト。
最後は写真判定で痛恨のハナ差4着。
もし3着ならばアスカとのワイドは「226倍」だったのですが…。
トーセンラ-は、パドックの気配○、
さすがにオーナーの地元での重賞ということで
きっちり仕上げられていました。
あとはとにかく「馬場がよく乾いた」ことが
好走の大きな要因。それでも1着に届かなかったのは
力の要る荒れ馬場と、あまり速くならなかった
ペースゆえでしょう。それでも「届かなければ仕方なし」と
割り切って、脚を溜めるだけ溜めれば
最後は必ず弾けることも改めて証明しました。
これで、GI以外の右回り1800~2200mでは2.2.3.1、
唯一の着外も4着。次走新潟記念なら左回りが課題?
プロキオンS
■アドマイヤロイヤル (2着/4番人気)
■トシキャンディ (1着/12番人気)
■ファリダット (3着/1番人気)
アドマイヤロイヤルは、4コーナー前後で、
いつもと違って少しモタモタ。
進路を確保しての追い出しがワンテンポだけ遅れた分、
人気薄の逃げ切りを許した格好です。
それでもラストの脚はいつも通りで
上位人気の差し馬2頭には期待どおり先着。
責任は果たしてくれました。
デュアルスウォードは、後方待機。
騎手によると、この馬は3角からモタモタしていたとのこと。
それでも気を抜かさないように追い続けて
最後の脚を引き出し、上位に肉迫しました。
ただすっかり前に行かなくなっていますので
次走でBSN賞(新潟)あたりに出てくれば危険な人気馬に?
「テンに行く脚はあるけれど、
今回は他馬との兼ね合いで行かない(行けない)」と
思った人がほとんどだったからこその
この低人気だったワケですが、逃げ争いの
ライバルと目された各馬が控えたり、
行けなかったりした一方、当馬は押して気合いのハナ。
さらに有力差し馬が想定以上に道中で置かれたこと、
当馬は道中で他馬に全く突かれなかったことなど
好ファクターがいくつも重なって逃げ切り。
次は佐賀か盛岡の交流重賞へ行くそうですが、
早めに突かれやすい小回り佐賀では厳しそうな
一方、前が止まらない盛岡クラスターC出走なら
主役を張れそう。盛岡行きをお勧めしますが…。
ファリダットは、テンから押していくも「芝スタート」で
全くついていけず、離れた後方からの競馬を
余儀無くされました。たしかにコーラルS以降、
芝スタートのレースで置かれていますが、
これを見ると、ポラリスS(初ダート戦)で
芝スタートながら武豊騎手が上手に
序盤を出していった騎乗に
もう一度託してみたくなってしまいます。
距離はマイル以上に伸びても大丈夫そう。