昨日はバイト先の女の子に頼まれて買い物に付き合った

あんまり乗り気じゃなかったけど
断る理由もなかったし…


話すのもどこか上の空で

帰りぎわ
あーあ… 悪いことしたな…

なんて思って歩きながら送ってる途中


急に立ち止まって下を向くから
その子の方を見ると


目にいっぱい涙をためてた

「どうした?」
って心配になって聞いたそのすぐあと


その子は俺に抱きついてきた


どうしていいかわからなくて困っていたその時



俺は


驚きのあまり


息が止まりそうだった




向かいにあるよく行く居酒屋から彼女が出てきた


正確に言えば元カノなのかな…



俺たちに気づいた彼女は

仲間を置いて
どこかへ走っていってしまった


追いかけたかったけどそれもできない

タイミングが悪すぎた



勘違いだとはいえど
君の目には

君が俺にしたことのように映っただろう


仕方なかったけど
俺が1番したくないって言ってたことをしてしまった



お互いが傷つかないで別れるなんて

不可能なんだ



誤解をとく必要はないだろう


もう別れたんだから




でも


わかってほしい



結局俺は
嫌なヤツになりたくないんだろうな


彼女にしてみれば、たちが悪いよね



結局わかってほしいのは俺のエゴなのかな
なんで気の利いた事が言えないんだろう

結局、君を傷つけた

泣いてすがる君の手を振り払うことしかできなかった


君が望むような2人にはなれない

永遠なんて信じられない

って


確かに君は俺を裏切ったけど
本気で俺はそう思ったのか…?



…ため息しか出ない



震えてこぼれそうな重い空を見上げた


何かいい事ないかなって



時折降る雨が
君の心と俺を映し出してるようで



煙草の煙が胸にしみる



体に悪いってやめさせてくれたのは君だったね


「今までありがとう」



その一言が言いたかっただけなのに


俺は最悪だ…
好き

って言われて嫌な思いはしない
純粋に嬉しい



でも…




好きでいる自信が無い


俺たちはやり直すなんてもう不可能だよ


君に傷つけられた俺は
人に傷つけられることがどれほど辛いか知ってるから


自分が同じ事をしたくない


一度愛した人間を傷つけることはしたくない



君が受け入れることができるまで

俺は何度でも話を聞くよ


だから

泣くのはもうやめて


せっかく諦めがついたのに揺らぐじゃんか