お子さんが
失敗を怖がって挑戦できない
ということはありませんか?
その原因の1つに、
極端な発想 という脳の特性があります。
「白か黒か」
「いいか悪いか」
「やるかやらないか」
というように 発想が極端で 、
「ゼロか100の思考」
と言われることもあります。
やるなら完璧にこなしたい
という思いがあるので
失敗することが
怖くなってしまいます。
例えば 1日中楽しく遊んで来て、
家の前で転んでしまった とすると、
全てが楽しくなかった ことになってしまい 、
「行かなければよかった」
となってしまいます。
「そんなことないよ」
「それまでは楽しかったでしょ」
「転んだくらいで、なんでそんなこと言うの」
と言ってみても 、
グズグズ泣いたり、
癇癪がひどくなったり、
余計に自信がなくなってしまいます。
これは、脳の特性なので
本人にはどうすることも
できないんです。
子ども自身が1番困っているんです 。
だから、
私たち親の対応で極端な発想を、
やわらげてあげたいですよね!
1、子どもの気持ちに 寄り添う
「 そう思うんだね」
と 子どもの気持ちを聞いて
受け止めます 。
そして、
「お母さんは〇〇と行けて楽しかったよ」
とお母さんの気持ちとして伝えてあげます。
2、親が失敗をポジティブに捉える
失敗したとき 、
ネガティブに捉えないで
親が「まあ、いっか」
と 失敗しても何とかなる
という姿勢を見せてあげます。
3、結果ではなく「過程」を褒める
例えば、テストで80点取った時、
「80点なんてすごいね」
と結果を褒めるのではなく
「頑張って勉強してたもんね」
と頑張った過程を褒めます。
結果はどうであっても
やろうとしたことが嬉しいよ
と伝えてあげます。
思考のパターンとも言えるので、
すぐに変わるものではありませんが、
毎日のコミュニケーションで、
少しづつやわらいでいきます。
お母さんが寄り添ってくれる
という安心感の中で、
少しづつでも
確実に変わっていきますよ!
発達科学コミュニケーション
トレーナー 笠井みほ