そうだ。小説家になろう!
と、いうわけで物語の始まり。
僕の名はアーサー。
タイトルはこれで決まりね。
主人公はアーサーと言う名の犬である。アーサーは牧場にやって来た。そこには、お爺さんと、様々な動物たち。童話をモチーフにした動物達がいるのだが、そこは魔女によって大切な記憶を一つだけ奪われてしまっている。
3匹の子豚は食欲を忘れて。
7匹の子羊は、お爺さんを眠らせる仕事を忘れて。
お爺さんは、眠る事を忘れて。
そんなある日、事件が起こるのです。アーサーが3匹の子豚の食欲を思い出させたばかりに、子豚は納屋のありとあらゆるモノを食べ始めて、しまいには共食いをしてしまったのです。
牧場の動物達は、この事件の犯人はアーサーだと決めつけます。そして、アーサーは狼だと言うのです。
アーサーは狼だ!アーサーは狼だ!
僕は狼なんかじゃない!
僕はアーサーだ!
共食いの真実を知るのはアーサーのみ。けれども、アーサーも魔女の魔力により、自分が何者なのかを忘れてしまうのです。
アーサーは犬なのか。
アーサーは狼なのか。
物語の始まりです。