不惑を過ぎて、遊びを知らなかったまじめなサラリーマンが、いきなりに女や風俗やバクチにはまり、一気に転落していく。つまりはずっと我慢してきたけれど、タガが外れてしまっただけ。
ソープに飽きて、たまに「もしかしたらいい女に会えるかも」と期待をして、仮に会えたとしても人生を破たんさせるほどではないだろう。ばくちをたまにやる、でも「どうせ勝ってもできる贅沢は大したものではない」と、やっぱり醒めている。
好き勝手生きてきて、やりたいことはやり尽して、不惑を過ぎて、むなしいだけになってしまった。ゲームや本や映画に期待をするしかない人生。何かむなしい。