(京都編1からの続きラブラブ


翌日2月3日朝8時頃、
快適だったホテルに別れを告げ、

JR嵐山線に乗って、いざ嵐山へ電車

そもそも本小旅行の主目的は、

嵐山にある小倉百人一首殿堂
「時雨殿」 で開催中の企画展「新春かるた展」の見学、

そして、そこで行われる「貝合わせ作りワークショップ」の参加

なのでした虹

※新春かるた展は3月3日まで開催中!


昨年、滋賀県の近江商人博物館で開催された

新春かるた展に行った際、

ご一緒させていただいた吉海直人先生

(同志社女子大学教授/時雨殿館長)から招待状をいただき、

これはまたとない訪問機会キラキラと思って参上いたしました。

吉海先生のご厚意に心から感謝いたします。



時雨殿訪問はお昼くらいを計画していたので、

それまで嵐山界隈を散策しましたwalk*

まずはお約束の渡月橋。


いつだってかるた目線☆-20130213_5


清涼な朝の空気がまだ残っていて気持ちよかったビックリマーク

用心してダウンのコートを着ていったけど、

昨日も今日も必要ないくらい暖かです晴れ


桂川のさざ波に朝日が輝いてとても綺麗キラキラ


いつだってかるた目線☆-20130212_5(2)
↑おや、亀!?と思ったら、よく似た石でした~えへ

 これ、本当によく似てたんですよカメ



十三参りで有名な法輪寺をお参りし、

天竜寺で曹源池を鑑賞し、

竹林の道を歩きながら野々宮神社へwalk*


いつだってかるた目線☆-20130213_6


野々宮神社では開運厄除けの節分祭を行っていて、

おぜんざいの接待がありましたおしるこ

私も志納して一杯ごちそうになりましたラブラブ


いつだってかるた目線☆-20130212_6(2)


おなかも心もほっかほか。

良い年になるといいなニコニコ



その後色々なお土産屋さんをのぞいたり、

軽くお昼をいただいたりして、時雨殿へwalk*



こちらが時雨殿ですキラキラ

財団法人小倉百人一首文化財団が運営しています。

落ち着いていて立派なたたずまいです。

いつだってかるた目線☆-20130212_7


平安時代末~鎌倉時代前期にかけて活躍した歌人・藤原定家。

彼が息子の妻方の父に依頼され、

嵯峨野の別荘に貼る色紙の歌を選んだことに、

小倉百人一首の始まりがあるとされています平安


小倉山の麓にあった定家の山荘・時雨亭にちなみ、

建てられたのがこの時雨殿です。
そのテーマは“「見て」「感じて」「学ぶ」百人一首”

どんな体験ができるかワクワクハート



一階で受付を済ませた後、

下足を脱いで長~い廊下を歩いていきます。

う~ん、でんぐり返しとかしたら何回くらい回れるかな・・・?

なんて鄙な想像をしてはいけませんねえへ


奥の壁際には百人一首関連本コーナーがありました。


いつだってかるた目線☆-20130212_8


もちろん、話題の百人一首青春マンガ

『ちはやふる』 も揃っていましたよ音譜


明るい日射しが注ぐ廊下の椅子に座って、

のんびり読書するご家族がいました本

ゆったりと流れる静かな時間がいい感じ音譜

希望すれば、ここでお汁粉をいただけるようです(一杯500円)。
嵐山と大堰川の景色を眺めながら、

小倉百人一首の抹茶碗でいただく一杯。

それもまた格別でしょうねえへ
(都合により実施していない日もあるので確認してね)


では、展示室へ参りましょうビックリマーク


いつだってかるた目線☆-20130212_9

“川霧にけぶる小倉山が

屏風型のガラススクリーンに浮かび上がり、

幽玄の世界へといざなう”(時雨殿サイトより)


そんなイメージで作られたエントランスキラキラ

定家に誘われ、奥に進んで参りますと。。



現れましたのは「歌仙人形」の展示目

ずらり100体分ビックリマーク

いつだってかるた目線☆-20130212_10


これはこれは、そうそうたる顔ぶれですね~キラキラ

私のお気に入りはどこかなはてなマーク



あったわーいビックリマーク 和泉式部Wハート


いつだってかるた目線☆-20130212_11
「あらざらむ この世のほかの思ひ出に

 今ひとたびの 逢ふこともがな」



こんな憂いのスタイルも素敵ね。

鏡を見つめる待賢門院堀河Wハート


いつだってかるた目線☆-20130212_12
「長からむ 心も知らず 黒髪の

 乱れてけさは 物をこそ思へ」



平兼盛さん、放心(脱力?)してますWハート


いつだってかるた目線☆-20130212_13
「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は

 物や思ふと 人の問ふまで」



こんな風にとってもよく作られてます長音記号2

それぞれの姿の真似をして朗唱したら、

歌意をより深く理解できるかも!?



100体歌仙人形の奥には、

こんな豪華なジオラマがキラキラ


いつだってかるた目線☆-20130212_14


平安時代の歌合わせ(960年天徳内裏歌合)の場面が、

4分の1サイズの装束人形で展示されてますキラキラ


はぁぁ・・

こんな時代が日本にあったのね。

歌を読み合わって心交わす文化。

今、それに代わるものってあるかな・・?



そんな感慨を抱きつつ、先に進みますと・・ハートハート

(京都編2に続くラブラブ