こんにちは。
MIKIKOです
ここ半月ほど、原稿・講演などが立て込んでおりまして、
ブログの更新が後回しになっておりました。
ようやく忙しさのひと波が過ぎ…
先延ばしにしていたアレコレを
「今のうちに!」と片付けております
さて、この間、ただ静かに潜伏していたわけではございません。
ちょこちょこと“かるた目線”で
ユニークなイベント等に顔を出しておりましたので、
少しずつご紹介していきたいと思います
まずは10月28日に東京・世田谷で開催された
「萩かるた×せたがやかるた」大会。
東京で文化的イベントを仕掛けている
MOVING MUSIC さんから案内メールをいただき、
山口会長と出かけて参りました。
会場は、南北酒家「チャランケ 」さん。
えっ!?昼間から居酒屋さんでかるた大会??
どんな人が集まって、どんな雰囲気で行われるんだろう・・
ちょっぴりドキドキ
(お酒はもちろん飲みませんでしたけれどね)
↓こちらがチラシ
この大会は「萩・世田谷幕末維新祭り」
にあわせて行われました。
世田谷には明治維新の先覚者であり、
松下村塾を開いた吉田松陰が眠る松陰神社があります。
その関係で幕末にちなんだお祭・イベント等を開催しているそうです。
MOVING MUSICさんは、松陰の出身地山口県萩市と、
彼のお墓のある東京・世田谷区を結ぶ
“望郷と情熱の交歓イベントに!”との想いから、
幕末維新の人物が描かれた「萩かるた」 と、
世田谷の「せたがやかるた 」
を用いたかるた大会を企画したそうです
大会の感想は…
すごく楽しかった
「萩かるた」中
久々にかるた遊びをして大興奮、
大笑いしました
いつもは遊びを見ている立場が多いので、
自分で遊んでみて「やっぱり郷土かるたは面白い」
と痛感しました
厳粛な競技ではなく一緒に盛り上がろうという今回の趣旨。
勝負も当然意識しましたが、そこはオトナの余裕も大切に(?)、
萩&世田谷の歴史、土地の様子を楽しんだり、
メンバーとの関わりを楽しんだり
みなさん初対面なのに、遊びが始まった途端、
一気に心の距離が近づいてくるのが分かります
そう、これがかるた遊びのキモ、魔力なんですね~
今回の参加者は大人6名と少なめでしたが、
この人数だからこそ、車座になった仲間の表情がクリアになって
和気藹々と楽しめたんじゃないかな。
となると、上毛かるたや他の郷土かるたの団体戦人数が、
この人数(3人対3人)というのも妙に納得したりして
そして、忘れてはならないのが、
かるたの読み手、進行役として参加してくれた、
世田谷区出身のお笑いタレント「敏感-ファイル」 さん
お二人の存在はやっぱり大きかったですね~
独特のぼけとつっこみで、和ませてくれました。
今まで知りませんでしたが(ゴメンナサイ!)、
ファンになりました~
市井の郷土かるた大会、
こういう盛り上げ方もあるんですね
「せたがやかるた」中
ここでちょっと二つのかるたを
簡単にご紹介しましょう
「萩かるた」は、NPO維新・人・夢浪漫の作。
幕末から明治期に活躍した萩の志士や
政財界の人物50名が詠まれていて、
似顔絵と名前が描かれた絵札と
名前と略歴の書かれた読み札で構成されています。
改めて、山口(萩)って近代日本史上すごい人物を
たくさん輩出した土地柄なんだな~と恐れ入りました。
時代を動かす熱気みたいなスピリットも感じてドキドキしました
それにしてもあの個性的な似顔絵の数々、
今も頭にこびりついて離れません。
皆さまにもぜひ観ていただきたいです。
「せたがやかるた」は、世田谷区産業振興公社の作。
区内の小学生が読み句を考え、
多摩美術大学生が読み句をイメージした絵札イラストを描きました。
読み札・絵札とも各88枚あります。
半分の各44枚で1組を作っていて、
2組合わせて1セットという珍しい形式です
遊び方も色々と工夫できそうですね。
また、札の後ろがパズルになっていて、
全部並べると世田谷区のイラストが完成します。
遊んでみて、お祭の札が多いのが特徴かなと思いました。
多様な人が生活・交流する活気のある町、
そんな世田谷イメージができました。
今でも忘れられない絵札はにんじん色の“キャロットタワー”。
一度この目で見てみたいものです
ちなみに私、かるた大会で優勝しちゃいました
思いがけず記念品にいただいた、
「萩焼ちゃわんバウム」と吉田松陰ストラップ。
嬉しい~
なんだか、取材と言うよりは
すっかり遊びに行っちゃった感じですが、
「郷土かるたで楽しむピュアな遊び心を想い出すことができた」
というのは大きな収穫でした。
やっぱり記念品(賞品)があると盛り上がるんだな~
ということも
MOVING MUSIC様、貴重な機会をいただき、
どうもありがとうございました。
今回の、あの独特な時間・空間は、
家庭でも職場でも地域でも友達でもない、
第五のつながりの場だと感じました。
そんな場に意識的に出てみることも、
時には人間必要なのかもしれませんね。
だって、自分の世界が広がる広がる~
うん。
大人の郷土かるた大会、なかなかいけるぞ
今度身近な仲間とやってみようかな
皆さまもぜひぜひ
ありがとうございました