2011年4月23日(日)
3日間の旅の余韻とともに、
千歳空港へ向かう道すがら・・・
「袖振り合うも多生の縁」といわれますが、
京子さんとの出会いはまさしく
袖ではなくて、
直接手が触れたことから始まる出会いでした。
私はしみじみ出会いに恵まれていると思います
これまでにも「多生のご縁」を感じる
多くの出会いがありました。
女性、男性、それぞれいらっしゃいますが、
みなさん清んだ泉のような
深い瞳をされています。
そしてその多くが、
“自分の人生を楽しむこと“をモットーに、
溌剌と行動されています。
中には「人間、好きなことしかしちゃいけないのよ。」と
いたずらっ子のように無邪気な笑顔で
語る女性もいます。
人生の節々で
大変なご苦労をされている話もお聴きします。
でも、みなさんとてもイキイキとして、
今を輝いて生きていて。
人間の深みは振り子のようだな、と思います。
皆さんの存在が、
私の心にとってかけがえのない北極星
出会いに心から感謝です
羽田行きの帰りの飛行機内で・・。
この日は積乱雲まじりの厚い雲に覆われていたので、
窓から外の景色は見えないだろうと諦めていましたが、
途中雲が切れて、
太平洋側の風景が一瞬だけ顔を出しました。
青い海、白波が寄せる湾と岬、
蛇行しながら海に注ぐ大きな川・・
飛行ルートが三陸海岸近く・仙台市上空であることから考えて、
場所は石巻湾周辺、
川は北上川だと推測しました。
その景色は海岸線に長く、陸側に入り込んで、
茶褐色が広がっていました。
その色が何を現すのか、
目に映っていてもすぐに理解できませんでした。
まもなく雲に覆われて
何も見えなくなってしまいましたが、
本来は白砂青松、
緑光る平和な景色が広がっていた場所のはずです。
なぜ一瞬、あの光景が開かれたのか・・。
太平洋側に座っていた何人の乗客の方が、
茶褐色に変化したまちの姿を目にされたでしょうか。
あの場所で、汗を流し、懸命に動いている、
多くの人の姿が
私には実際に見えたような気がしました。
これからだぞ!ニッポン!
戻ったら私も即行動です!
(札幌に行ってきました・終・)