2011年4月23日(日)
11時ちょっと前、玄関のチャイムを鳴らすと、
すぐに京子さんが昨夜の笑顔で出迎えてくれました
ありがとうございます。
お言葉に甘えてきちゃいました。
画廊は階段を上がって2階にあります。
どうぞと扉が開かれて中に入った途端、
空気が違うことに気づきました。
え?ここはどこ?
どこか異空間に来てしまったのかな、私?
窓から明るい光が射す白いお部屋に、
美しい色彩で描かれた、
神秘的な絵がたくさん飾られていました
花や宇宙からインスピレーションを受けて描かれた作品の中にいて、
私は息をのむばかり、はじめは言葉も出てきませんでした。
中には十数年間も描き続けた大作もあって・・・
私の頭ではなく、まずは魂が反応して、
作品と会話を始めたようでした。
※京子さんの作品については、
「京子の花画廊」 のサイトでご覧いただけます。
ぜひどうぞ。
京子さんがテーマとして描いてきた「花」と「宇宙」は、
私も物心ついた幼い頃からずっとひかれてきたものです。
ちなみに私の家には壁いっぱいに、
太宰府市の版画家、故大場正男さんの星座シリーズ
12作品が飾られています。
「私のところに来た人は、、そのあと変化をするのよ。
あなたもきっと、変わるわ。」
と京子さん。
ドキッ
最初に直球が来ました。顔に書いてあったのかな?
「そうなんです。私、本当に変わり目なんです。」
父との別れ、そして震災。
その前から変わり目は来ていましたが、
この3月は決定的でした。
京子さんの画廊にはたくさんの方が口コミで訪れているそうです。
その多くは心の悩みを抱えていらっしゃる方。
絵を見て涙を流される方もいらっしゃるそうです。
私も悩みを抱えているように見えましたか?
「でもあなたはとても嬉しそうな顔で
にこにこと話していたので、つい誘っちゃったのよ。」
とのお話。
お茶をいただきながら話し込むこと、
あっという間に1時間半。
京子さんのアーティストとしての歩み、直感について、
愛について、病について、21世紀について等々、
ここでは詳しく書けませんが、
もっとずっとお聴きしたい深いお話でした。
京子さんが撮った風景写真集や絵はがき等を記念に、
「札幌に来たときはまた寄らせてください!」
と握手してお別れしました。
私の胸は来たときよりも、もっと大きくなっていました。
京子さん、本当にありがとうございました