2011年4月23日(日)
約束の時間まで1時間ほどあったので、
北海道神宮 で過ごすことにしました。
前から行ってみたかったけど、
なかなかきっかけがありませんでした。
思いがけず訪ねるチャンスに恵まれ、
これにも感謝です
北一条・宮の沢通にある第二鳥居です↓
鳥居前で一礼して表参道に入ると、
神社特有のツーンとした清浄な冷気が漂ってきました
この空気、大、大、大好きです
頭が冴えて、余分なものがそぎ落とされる感じがします。
気持ちが引き締まり、心が平静になってきます。
ボランティアの方々が参道脇で、
熊笹に絡んでたまっていた枯れ葉のお掃除をされていました。
ほかの神社、お寺でもそうですが、
訪れる人が格別な気持ちを感じられるのは、
綺麗に整えていらっしゃる方々、その心があるからなんですよね。
またまた感謝です
境内には桜の木がたくさんあって、ここはお花見の名所のようです。
今はまだ小さく固いつぼみですが、
もうすぐ華やかな幽玄の世界に変わることでしょう
北海道神宮は明治2年に、
明治天皇が北海道の開拓を進めるにあたって、
北海道の大地の神である、
大国魂神(おおくにたまのかみ=北海道の国土の神様)と
大那牟遅神(おおなむちのかみ=国土経営・開拓の神様)、
少彦名神(すくなひこなのかみ=国土経営・医薬・酒造の神様)を
開拓の守護神としてお祀りしたことに始まるそうです。
手水舎に寄って、本堂に向かいました。
こちらが本殿↓
中から笙の音が流れてきました。~
ちょうど結婚式が行われてたんですね
目を閉じ、手を合わせて、
今回の震災で亡くなられた多くの方々の魂のこと、
被災されている多くの方々のことを想ってお祈りをしました。
そして、私が今ここにいることへの感謝もお祈りしました。
神さま
私たち一人一人に、選択できる心が与えられているのなら、
どうか明るいほうを、明るいほうを選んで、向かって、
進んでいきますよう。
私は、進んでいきます。
つぶっていた瞼から涙がにじんできました。
京子さんとの約束の時間が近づいてきました。