うつ病の人が使う4つの言葉
動画の中から、うつ病の人が使う4つの言葉を紹介します。
1.一人称
「ぼく・わたし・おれ」など一人称の言葉が増えます。逆に「あなた・きみ」など他人を呼ぶ言葉が減ります。うつ病の人は興味関心がすべて自分自身に向かい、他人への興味関心が薄くなる傾向があるからです。
2.絶対の言葉
「完全に」「明確に」というよう極端で絶対的な言葉を使いたがります。これは、物事を狭く捉えてしまう心理の表れと言われています。絶対主義や完璧主義な思考で心が疲弊し、うつへと繋がっていくのではないかと考えられています。
3.ネガティブな感情表現
「不安だ」「絶望だ」「おしまいだ」など負の感情を表す言語を使う傾向があります。もしそのような言葉をよく使う人は、気をつけたほうがいいでしょう。脳はその言葉の真偽の区別がつかないので、負の言葉を繰り返しているうちに、脳はどんどんネガティブな思考に染まってしまいます。
4.完璧主義
うつ病の人は、「〜しなければいけない」「必ず」「絶対に」など、ある種の強迫観念にとらわれ、「絶対的な言葉」を使いがちです。自分の理想通りの結果がでないと自分に苛立ち、必要以上に自分を責めるのもうつ病の特徴です。結果的に自分で自分を追い詰めてしまい、さらに精神は病んでいくのです。
もしあなたが自分を変えたいというのであれば、まずは言葉から変えてみるのはどうでしょうか?