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ガクガクガク

ブルブルブルブルブルブルブル



・・・急激な寒気で目が覚めた。
寝ていられない。
眠っていられない。
寒くて寒くて、ワケが分からない。



エアコン、壊れてるんじゃないのか?

寒くて死んでしまいそうな、そんな寒気に、僕は襲われていた。


・〜〜・〜〜・〜〜・〜〜・〜〜・
2016年12月14日 12:00
エアコンが効いている僕の寝室は26度に保たれ、快適な温度をキープしていた。

普通の人なら、ちょっと暑いかもしれない温度。



僕は妻を呼んで、寒気を訴えます。

もう、本当に本当に初めて体感するくらいの殺人的な寒気だったので、我ながら、ダダをこねた子供の様に、支離滅裂な説明をしていたと思います。

「だから!もう本当寒いんだって!!布団とかで足りる?なんかないの??」

こんな感じで、寒いのは妻のせいではないのに、荒い言葉を使って、喚きます。

僕なら、そんな言い方されたら、放っておいてしまうかもしれません。

それでも妻は、落ち着いて、背中をトントンと叩きながら、僕を諭します。

「大丈夫。お布団で温まらなかったら、カイロもあるし、何でもあるから。まずは、温かいお茶を持ってくるから、待ってね。」

なんて言ってくれます。

それからすぐに。
良い香りのお茶を入れてくれました。

お茶を飲んで、僕も少し落ち着きます。
そこから妻は僕が温まるまで、付きっ切りで看病してくれました。

いろいろと家事も、家の用事もやってくれていたのに。

看病してくれる妻を見て感じます。

今日、ここに居てくれて、ありがとう。
なんか、本当、心から感謝です。

そうしたら、自然と口が動きます。

「・・・ありがとう」

妻はニッコリ笑って「少し元気になったね。」と言ってくれました。



ここ最近。
抗ガン剤の副作用があまりにもキツくて、黄色い吐瀉物を吐き続けていたり、歩行すら厳しい状況になっていたり、とブログを書くためにネットの繋がる部屋への移動が難しくなっており、更新が出来ない状況です。



ただ、今日の事は。
 
今日感じた、僕にとって最大に近い、この感謝の気持ちについては。

どうしても記録に残しておきたいと思いました。


良い言葉ですね。
本当に伝えべき時に伝える事が出来た言葉。

ありがとう。

今日も、この拙いブログを読んでくれる人がいたのであれば伝えたい。

読んでくれて、ありがとうございました。