KARL 南澤の「考えるSHIT!」
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Gotye“Somebody That I Used To Know”、遂に頂上制覇!

#605


 4日ぶりの更新となってしまいました!

PC不調により更新できず、という状態でしたが、

どうやら何とか復活したようなので、

ガンガンにアップデートしていきたいと思います。

チャートは待ってくれませんからね。


 ビルボードのシングル・チャート「Hot 100」(4/28付)の

ニュースがアップされました…。

なんと何と!6週続いたfun.帝国陥落です!!

代わりに政権を勝ち取ったのは、筆者が以前から

ヒット確実と騒いでいたGotye feat. Kimbra

“Somebody That I Used To Know”でした!!!

米人気番組「Saturday Night Live」出演による、

54・2万ダウンロードという驚異の数字を弾き出しての1位で、

週間DL数では歴代4番目の記録となっています。

ちなみに歴代トップ5は、

Flo Rida“Right Round”63・6万(09年1位)、

Ke$ha“Tik Tok”61万(10年1位)、

Bruno Mars“Grenade”55・9万(11年1位)、

Gotye54・2万、Justin Bieber“Boyfriend”52・1万(12年2位)で、

ジャスティン君の初週DLを上回る数字は立派の一言。

いやあ、このGotyeポール・ポジション到達は、

筆者にとってもどことなく感慨深いものがありますね。

そして才能溢れるGotyeにとっても、

さらには聴けば聴くほどに病みつきになるこの楽曲にとっても、

当然かつ堂々のトップ獲得と言えるのではないでしょうか。

オーストラリアではそれなりのステイタスを築いていたGotyeですが、

全米制覇の実現ともなれば、

高く掲げた祝杯も感涙のおかげで霞んで見えているに違いありません。


 Gotye feat. Kimbra“Somebody That I Used To Know”が

1位になったことで生まれたトピックスは、以下の通り;


*「ベルギー・ネイティヴの1位はおよそ49年ぶり!」

 ベルギー生まれのGotyeですが(2歳でオーストライアに移る)、

ベルギー・ネイティヴによるナンバー・ワン・ソングは、

Singing Nun“Dominique”(63年1位)以来およそ49年ぶりの快挙!


*「オーストラリア育ちのアーティストによる1位は…」

 オーストラリア育ちによる1位獲得は、

Savage Garden“I Knew I Loved You”(00年1位)以来およそ12年ぶり。

ソロ・シンガーという括りの当該曲では、

Olivia Newton-John“Physical”(81~82年1位)以来およそ30年ぶり、

さらに男性ソロ・シンガーという括りの当該曲では、

Rick Springfield“Jesse's Girl”(81年1位)以来およそ30年半ぶり!


*「ロックを基盤とするアーティストが連続2曲で1位になるのは約12年ぶり」

 fun.からGotyeにバトン・タッチされたナンバー・ワン・ポジションですが、

“ロックを基盤とするアーティストによる楽曲(rock-based tracks)が

2曲連続で1位となるのは、Vertical Horizon“Everything You Want”(00年1位)

からMatchbox Twenty“Bent”(00年1位)に引き継がれて以来、

およそ12年ぶりの快挙でした。

ここ10年ほどは本当に(いや、ここ20年くらいかも)、

ロック・アーティストによる1位は少なくなっていて、

ましてや当該曲が2曲連続で続くなんて

なかなか無かったということなのです。


まあそれほど派手な記録が生まれたわけではありませんが、

それはそれでGotyeらしいという感じかな。

次回もGotye feat. Kimbra“Somebody That I Used To Know”

にまつわるあれこれを記してみたいと思います。

Carly Rae Jepsenについては…ちょっとの間だけおあずけですかね。

Carly Rae Jepsen、アヴリルどころかTyler Collins越えか!?

#604


 筆者がCarly Rae Jepsenに執心しているおかげかどうか、

何だか少しずつここ日本でもカーリー人気が

ふつふつと湧き上がり始めてきているようです。

まあ筆者が云々というのは冗談としても、

さすがビルボード「Hot 100」のトップ10ヒットとなると、

注目度がぐ~んとアップするということなのでしょうか。

カナダでリリースされていた初アルバム「Tug Of War」は、

筆者の行ったタワレコでは残念ながら在庫無し…

どうしても彼女の作品はフィジカルCDとして持っていたいので、

もう少し探し回ってみようかと思っている今日この頃です。

 現在大ヒットしている(10位上昇中!英は初登場1位!)

彼女のシングル“Call Me Maybe”は、

溌溂とした健康的なポップ・ロック風情な曲の良さもさることながら、

その可愛さが堪能できるPVにも人気の要因があるのかも。

憧れの男性への恋心を非常にわかり易く表現した内容で、

年齢の割にはちょっとばかり“乙女チック”に

描きすぎなような気がしなくもないですが、

最後に用意されたオチが(ありがちながらも)面白かったり。

とにかくカーリー嬢の場合は、このような

ルックス重視なアイドルチック路線で、このまま突っ走ってほしいもの。

今から次のシングルのPVが楽しみで仕方ありません。

 さてCarly Rae Jepsenにとって、この“Call Me Maybe”は、

もちろん「Hot 100」においての初エントリー・ソングであります。

ということは初チャート・イン曲が、そのままトップ10ヒットとなったわけで、

ある意味順風満帆なスタートを切ったことになります。

21世紀以降活躍するディーヴァたちは、

軒並み初チャート・イン曲がそのままナンバー・ワン・ソングになる例が多いので

(Britney Spears、Christina Aguilera、Jennifer Lopez、Alicia Keys、

Kelly Clarkson、Fantasia、Carrie Underwood、Katy Perry…)、

カーリー嬢もその恩恵をこうむられれば良いのにね。

ところでカーリー・クラスの可愛さで、なおかつ初チャート・イン曲が

いきなりトップ10ヒット(1位曲以外)となった女性シンガーって、

どんな人がいたのでしょうか。

00年代以降で最も鮮烈に記憶に残っているのは、

何といってもこの人かな;


・“Complicated”/Avril Lavigne(02年2位)

 鮮烈という言葉がピッタリなデビューを飾ったアヴリルの大ヒット・ソング。

若くて可愛くて元気の良い女性シンガーのデビュー曲としては、

これ以上ないほどにうってつけの佳曲に仕上がっていて、

一時期ヒット・プロデューサーとして注目されたMatrixのさすが仕事!

 さらに00年代以降ならばBad Boyの女刺客として送り込まれたこの人も!


・“Me & U”/Cassie(06年3位)

 プロデューサーRyan Leslieの肝入りでデビューした彼女ですが、

歌の上手い下手はとにかく別次元、可愛さ勝負のヒットでした。

Puff Daddyを筆頭に、Tommy Mottolaまでをも巻き込んでの

“オヤジ・キラー”っぷりは天晴れの一言。

 そして90年代初頭のこの人を忘れてはいけません;


・“Girls Nite Out”/Tyler Collins(90年6位)

 もう全世界のほとんどの人が忘却の彼方なのでしょうが、

Tyler Collinsはとにもかくにもめちゃくちゃ可愛かった。

Daryl Rossのプロダクションは、時代を見据えた

ニュー・ジャック・スウィング路線のポップ・ダンサー。

筆者個人的には、米女性シンガー史上最強のルックスかも。

Christina MilianやJojo以上と言ったら、褒めすぎ?

そんなTyler Collinsのことを思い出させてしまう

Carly Rae Jepsenの可愛さ…

いかにそれが突出しているかがわかっていただけたでしょうか。

Carly Rae Jepsenに首ったけ!祝“Call Me Maybe”大ヒット!

#603


 Pitbullの新曲“Back In Time”が素晴らしすぎ!

昨11年の初ナンバー・ワン・ヒット“Give Me Everything”

feat. Ne-Yo, Afrojack & Nayer(11年1位)以降

すっかりエレ・ポップの中心人物的立ち位置に居座っていますが、

今作はエレ・ポップな味付けもあるものの、

欧風スウィング・ビートを加味したジャストな打ち込みが心地好い、

新しい側面を見せてくれるナイス・アップ!

話題必至の映画「Men in Black III」のメイン・テーマ・ソング

とのことで、Pitbullはネクスト・レヴェル突入確実ですね。


 ところでここのところ筆者のお気に入りとして

何度か紹介しているCarly Rae Jepsenですが、

現在「Hot 100」で10位に踏ん張って

初エントリーにして初トップ10ヒットとなっている

“Call Me Maybe”が、UKシングル・チャートにて

初登場1位となっているようです。

何か特別なプロモーションを仕掛けていたとしか考えられませんが、

とにもかくにもこの一介のカナダ女性が、

一気に世界的ブレイクを果たしているのは紛れもない事実。

あらためて彼女のプロフィールをざっと記してみると…

1985年11月20日生まれの現在26歳のカナダ人女性。

オーディション番組「カナディアン・アイドル」(カナダにもあったんですね)の

第5シーズンにて3位に入賞、シンガーとしての道を歩むことに。

08年“Sunshine On My Shoulders”、“Tug Of War”等のシングルを発表、

前者はJohn Denverの初1位曲(74年1位)のカバーでした。

同年アルバム「Tug Of War」は、カナダのアルバム・チャートでは

トップ10を記録してまずまずのスタートを切っています。

昨11年新曲“Call Me Maybe”がカナダで1位となり、

今年12年2月ミニ・アルバム「Curiosity」が本国カナダの

アルバム・チャートで6位を記録するヒットに。

ほどなくして同国出身のJustin BieberのレーベルSchoolboy Recordsと契約、

一気に“Call Me Maybe”がアメリカ、イギリスでブレイクして

現在に至っています。

これまでの楽曲を聴いたり、少ないながらもPVを観たりする限り、

若干のフォーキーさ(素朴さ?)を漂わせながら、

ちょっとビートを立たせたり、ちょっとロック・テイストを加味したりして、

強いて言えばColbie Caillatタイプのシンガーとして

打ち出していたようです。

もちろんコルビーよりはアイドル色を濃く滲ませていますが、

歌は下手じゃないけど劇的に上手いわけでもないので、

う~ん、何となく中途半端な印象は拭えません。

ただし“Call Me Maybe”は、アイドル色&ロック色を

これまでに比べたらかなり前面に押し出してきていて、

それが大いに吉と出ています。

PVの可愛さも(ストーリーも)特筆もので、

ちょっと年齢がアレではありますが、まだまだ

“元気で溌溂と歌う可愛いポップ・ロック・シンガー”路線で勝負に出るべきでしょう。

とにもかくにもカワいいからオールOKですが。

前回彼女のことを岩下志麻を彷彿とさせると述べましたが、

一歩間違えればkaba.ちゃんぽさもありつつ(失礼!)、

あの愛らしい子犬顔は、完璧な超美人よりも、

長く大衆に支持されるであろう親しみやすさをも備えているような。

これからカーリーちゃんのアルバムCD、買いに行かなきゃ!

fun. feat. Janelle Monae“We Are Young”、盤石の6週1位達成

#602


 fun.強い!強過ぎる!!

ビルボードのシングル・チャート「Hot 100」(4/21付)では、

大方の予想通りにfun. feat. Janelle Monae“We Are Young”が、

6週目の1位を危なげなくキープしました。

「Digital Songa」、「Radio Songs」、ついでに

「On-Demand Songs」の各チャートを全て制覇して、

いわば三冠王的な完全優勝とでも言うべきトップ獲得です。

おまけに週間DL39万は、計6週にわたる30万超のDLとなり、

これはEminem feat. Rihanna“Love The Way You Lie”(10年1位)の

5週を破る新記録樹立となります。

ここにきてさらに力を増してきた感のある“We Are Young”。

もう1~2週の頂上制覇は間違いないのではないでしょうか。

まずはfun.の3人、6度目の祝杯を心ゆくまで楽しんでいるに違いありません。

 前週勢いよく2位へと飛び込んできたJustin Bieber“Boyfriend”は、

これまた予想通りの5位ダウン。

代わりに(?)、当コラムでも再三1位本命と指摘している、

Gotye feat. Kimbra“Somebody That I Used To Know”が、

いよいよ、本当にいよいよ2位へと上昇してきました!

「Digital Songs」及び「On-Demand Songs」はピタリとfun.に並走して2位、

「Radio Songs」も12位へとアップしてきて、

しっかりとfun.の背中を見据えながらの追い上げモードに突入!

2週間後くらいにはかなり熾烈な戦いが繰り広げられることでしょう。

2012年を振り返る際に大いなる語り草となるであろうこの戦い、

絶対に見逃すわけにはいきませんね。


 アルバム・チャート「Billboard 200」(4/21付)において

新アルバム「Pink Friday:Roman Reloaded」が、

初登場1位を果たしたNicki Minajの“Starships”が6位に踏ん張る中、

One Direction“What Makes You Beautiful”があれよという間に4位に上昇、

Wanted“Glad You Came”がジワリと3位に再上昇しているので、

何とトップ5内にUKボーイズ・グループの曲が

仲良く並ぶという珍現象が勃発しました。

もしかしたらこれこそ、第2次ブリティッシュ・インベイジョン以来の

大事件なのかも!?

誰かつぶさに調べてもらえないでしょうか。

そして前週大いにベタ褒めしたCarly Rae Jepsen“Call Me Maybe”は、

そのまま10位で足踏みながら、トップ10をキープしました。

この1週間でもかなり当曲のPVを目にしている筆者ですが、

カーリーちゃん可愛いよ~!

劇的美人というわけではないけど、味のある可愛さというか…

どことなく若かりし頃の岩下志麻を彷彿とさせるというか…

相当なノック・アウト状態に陥ってます。

Madonna“Girl Gone Wild”でダンス・チャート42曲目の1位ゲット!

#601


 Madonnaのニュー・アルバム「MDNA」は、

米ビルボードのアルバム・チャート「Billboard 200」(4/14付)で

1位を獲得したことは既にお知らせしていますが、

オリコンのアルバムランキングでも好調のようですね。

長いキャリアに支えられた人気は、日本でもしっかり根付いている模様。

ぜひともシングル・ヒットを連発して、

ロング・セラーとなってほしい良い作品であります。

ところで先行第1弾シングルだった“Give Me All Your Luvin'”

feat. Nicki Minaj & M.I.A.(12年10位)は、

既にダンス・チャート「Dance/Club Play Songs」にて、

彼女自身にとって41曲目の1位になったことはご存知の通り(#579参照)。

間もなく全貌が判明する同チャートにて、

なんと第2弾先行シングル“Girl Gone Wild”もが、

早くも1位に到達することがわかりました(4/21付)。

ということはダンス・チャートにおけるMadonnaの

ナンバー・ワン・ソングは累計42作目となり、

後を追うJanet Jacksonの19作を大きく引き離すことになったのです。

もう何度でも言いますが、最早彼女の“クィーン・オブ・ダンス”の地位は、

21世紀中において揺るぎないのではないでしょうか。

向かうところ敵無し、ダブル・スコア以上のダントツですからね。

ちなみにジャネット以下で彼女を脅かしそうな存在は、

Beyonce(18曲)、Rihanna(17曲)、Kristine W(16曲)、

Mariah Carey(16曲)、Whitney Houston(15曲)あたりですが、

まだまだMadonnaの域に達するのは遠い道のりのようです。

 奇しくもつい先日マイアミで行われた「ウルトラ・ミュージック・フェス」に

飛び入り参加した際に“エレクトロニック・ダンス・ミュージックは、

私のキャリアの最初から人生の重要な一部だった」と述べており、

この新曲“Girl Gone Wild”がダンス・チャートでトップになることを

見透かしていたようでした。

「DJが私の人生を救ってくれた(DJ Saved My Life)」と付け加える、

ナイスなコメントをも残しています。

これはもちろん80年代ダンス・ミュージックに触れた人なら

誰もが踊った経験があるであろう名曲、

Indeep“Last Night A D.J. Saved My Life”(83年ダンス2位)を

念頭に置いた発言であることは明らか。

こういう何気ないファイン・プレイも、

Madonnaを魅力的に見せるひとつの技なんですよね。

“Girlfriend”ソング、最強はBLACKstreet!?

#600


 前回Justin Bieber“Boyfriend”(12年2位/4/14付現在)ヒット記念、

タイトルに“Boyfriend”という言葉が入ったヒット曲の

あれこれを記してみました。

ではその反対語(なのかな)である“Girlfriend”はどうなのでしょうか。

ロック・エラにおける“Girlfriend”ソング、トップ10ヒットは以下の通り;


・“Girlfriend”/Pebbles(88年5位)

・“Girlfriend”/'NSync feat. Nelly(02年5位)

・“Girlfriend”/Avril Lavigne(07年1位)


見事にすべてのタイトルが“Girlfriend”で揃いました。

Pebbles“Girlfriend”は、彼女の初ヒット・ソング。

Whispers“Rock Steady”(87年7位)をナショナル・ヒットに持ち込んで、

ヒット・プロデューサー・チームとして頭角を現してきた頃の

L.A. Reid & Babyfaceによる“ハネる”ビートが聴かれる作品。

Pebblesのヒット直後にBobby Brownの快進撃が始まり、

L.A. & Babyfaceはトップ・プロデューサーへと登りつめます。

しかしこの頃、88年以降に彼らが作った“ハネ”ビートは、

同時期の本家Teddy Rileyが作り出すニュー・ジャック・スウィングとは、

明らかに感触を異にしていて、どちらかというとちょっとダサかった…。

ただしBobby Brown“Humpin' Around”(92年3位)あたりの

時代まで行けば、かなり文句なしのビート感でしたが。

 'NSync“Girlfriend”は、彼らにとって今のところ最後のトップ10ヒット。

前年Britney Spearsを手がけたりして、ポップ畑での

活躍が増えてきたNeptunesのプロデュース作品。

乗りに乗ってる頃のNeptunesだけあって、さすがの大ヒットでした。

 アヴリルの“Girlfriend”は、記憶に新しいですね。

意外なことに彼女にとって、今のところ唯一の1位曲です。

プロデューサーDr. Lukeにとって初のナンバー・ワン・ヒット!


トップ10ヒット以外では、こんな曲がありました;


・“Girlfriend”/Bobby Brown(87年57位)

・“Girlfriend/Boyfriend”/BLACKstreet feat. Janet Jackson(99年47位)

・“Girlfriend”/B2K(03年30位)


なぜかブラック系の曲ばかりですねえ。

ていうか、BLACKstreetのこの曲こそ、

今回のテーマに最も相応しい楽曲だったじゃないですか!

Justin Bieber“Boyfriend”、49年ぶりの快挙達成!?

#599


 ビルボードのシングル・チャート「Hot 100」(4/14付)では、

fun. feat. Janelle Monae“We Are Young”が5週目の1位となっています。

2位に勢いよく飛び込んできたのが、Justin Bieber君の

アヴァンギャルドな新曲“Boyfriend”!

既に当コラムでも紹介済みの楽曲ですが、

新アルバム「Believe」からのファースト・カット・シングルという扱いの曲です。

ところで“Boyfriend”というタイトル、

この言葉が使用されたヒット・ソングは

結構存在していそうなイメージではありますが、

実はそれほど多くはありませんでした。

ロック・エラにおけるトップ10ヒットは、以下の通り:


*“My Boyfriend's Back”/Angels(63年1位)

*“Boyfriend”/Justin Bieber(12年2位/4/14付現在)


なんとジャスティン君でわずか2曲目のトップ10ヒット!

しかもおよそ49年ぶりに“Boyfriend”ソングがトップ10入り!

Angelsは、白人女性3人組のヴォーカル・グループで、

この曲が唯一のトップ10かつ1位曲。

ロックンロール調のご機嫌なドゥ・アップ曲で、

Beatles前夜である63年を極めてよく反映したヒット・ソングです。

 トップ10以外の“Boyfriend”ヒットならば;


*“Boyfriend”/Ashlee Simpson(05年19位)

 セカンド・アルバム「I Am Me」からのファースト・カット。

前作デビュー・アルバム「Autobiography」からカットされた

“Pieces Of Me”(04年5位)のヒット余波のおかげでトップ20入りした曲。

いや、John Shanksの手腕が見事に発揮された

ロッキッシュなポップ・ソング仕立ては、

充分ヒット・ポテンシャルを備えていた楽曲でしたね。

こういう曲って、アメリカでは本当に不滅だし、

だいたいがそれなりに良質な出来なのが堪りません。

最近でいえば、Kelly Clarkson“Stronger(What Doesn't Kill You)”

(12年1位)とか。

あるいはカナダではありますが、Carly Rae Jepsen

“Call Me Maybe”(12年10位上昇中)とか。


*“Your Boyfriend's Back”/Bobby Comstock(63年98位)

*“My Boyfriend Got A Beatle Haircut”/Donna Lynn(64年83位)

 前者は、前述Angelsのアンサー・ソング、

後者はBeatles人気便乗ソング。


次回は、“Boyfriend”ついでに“Girlfriend”ソングの紹介をしてみましょう。

Madonna、Lionel Richie、Bruce Springsteen25年ぶりの再会!

#598


 先回ビルボードのアルバム・チャート「Billboard 200」(4/14付)において、

トップを飾ったのがMadonna「MDNA」であると述べました。

実は同日付アルバム・チャートでは、Lionel Richieの新作「Taskegee」が

2位に初登場しています。

奇しくも80年代に飛ぶ鳥を落とす勢いだったスーパー・スター同士が、

2012年の現在に仲良く1位と2位を分け合っているのです。

実はこのふたりがアルバム・チャート内のトップ5に、

同時にエントリーするのは、2度目とのこと;


<86年10/4付アルバム・チャートのトップ5>

1位:「Dancing On The Ceiling」/Lionel Richie

2位:「Top Gun」/Original Soundtrack

3位:「Raising Hell」/Run-DMC

4位:「Fore!」/Huey Lewis & The News

5位:「True Blue」/Madonna


 MadonnaとLionel Richie、およそ25年半ぶりにこの二人は、

アルバム・チャートのトップ5内にて再会を果たしたのです。

86年10月といえば、Lionel Richieは前年サントラからのカット

“Say You Say Me”(85年1位)をトップに送り込み、

新アルバム(件の上記作品)からのリード表題曲

“Dancing On The Ceiling”(86年2位)が大ヒットした直後という時期。

一方のMadonnaは、上記アルバムからのファースト・カット

“Papa Don't Preach”(86年1位)及びセカンド・カット

“Live To Tell”(86年1位)が1位を獲得、

件のアルバム「True Blue」も既に5週の1位を獲得して、

サード・カットたる表題曲“True Blue”(86年3位)が

まさしくチャート急上昇中というタイミングでした。

シングル/アルバム・チャート両方にまたがってしのぎを削っていた二人が、

およそ四半世紀を経て再びアルバム・チャート上位で邂逅…

さぞかし感慨深い気持ちになったことでしょう。

Madonna1位、ライオネル2位というチャート順位判明直後の4月4日、

二人のツィッターでの会話を以下に記してみましょう;

 

LR:<What's going on family?Can you believe we are sitting on

the top of the charts together again?>

LR:<There is no one I would rather be on top with>

M:<OK, but as long as I'm on top>


それにしても今週のアルバム・チャートで、

1位Madonna、2位Lionel Richieのすぐ下の3位に鎮座する

Adele(もちろんアルバム「21」)は、86年10月の時点では、

生まれてもいなかったという事実!

彼女は、今年の5月でようやく24歳なのですから。


 80年代レジェンドのアルバム・チャート上での再邂逅は、

MadonnaとLionel Richieだけではありません。

トップ5からトップ10へと目を向けてみると、

Bruce Springsteen「Wrecking Ball」が9位に踏ん張っています。

既に1位を獲得済みの当作「Wrecking Ball」ですが、

ブルースを含む3人がアルバム・チャートのトップ10内に

同時チャート・インするのは、これまた2度目のことだったのです!


<87年1/24付アルバム・チャート>

2位:「Live/1975-85」/Bruce Springsteen & The E Street Band

7位:「True Blue」/Madonna

9位:「Dancing On The Ceiling」/Lionel Richie


およそ四半世紀ぶりとなる3人の奇跡の邂逅!

何だか今週のアルバム・チャートは、

往年の80年代アーティスト祭り、といったところでしょうか。

非常に珍しくも、面白い記録だと思います。

Madonna新アルバム「MDNA」、余裕のアルバム・チャート1位!

#597


 最近の地上波テレビは、番組改変期首ということで、

特にゴールデン・タイムは特番ばかりですね。

先日たまたまザッピングした「ダウンタウンDX」を観ていたら…

人類史上最強のアイドル、小倉優子が出演していました!

特に小倉さんのテレビ出演が珍しいわけではありませんが、

筆者個人としては久しぶりにその姿を目にしたもので…。

彼女の結婚後、あえて目に触れないようにしていたとも言えますが。

で、やはり思ったのは、小倉さんはビッグ・バン以来の

最強劇的筆舌に尽くし難い可愛さだってこと。

もうたぶん当コラムでも何度も述べているので耳タコでしょうが、

人類史上という言葉がもどかしいくらいに、

宇宙史上最も可愛い生物、いや生物という言葉ももどかしい、

天使、女神、創造主、アラーの神クラスの、

いやいや最早このようにこの世に存在する言葉では

表現できないほどの後光がさしていました。

もちろん小倉さんの最盛期は、歌手活動も活発だった

04年前後であることは間違いありませんが、

それから8年ほどを経た現在であっても、

例えばAKB48の48人(48人いるんですか?)が束になっても

玉砕するくらいのレベルであります。

現存アイドルのトップ・クラス(あくまでも筆者にとっての)、

柏木由紀や篠崎愛や新井ひとみでさえも、

小倉クラスに達するにはあと5000光年くらい必要とするでしょう。

あっ、光年って距離を表す単位でしたっけ…まあ、いいか。

小倉優子には、やはり一生ついて行かざるを得ないようですね。

それにしても彼女、結婚しちゃったんですよね…

今晩は、00年代屈指の名作としての誉れ高いアルバム

「フルーchuタルト」(04年)を聴きながら、Tears on my pillowかな。


 さてビルボードのシングル・チャート「Hot 100」(4/14付)では、

fun. feat. Janelle Monae“We Are Young”が5週目のトップ堅守でした。

一方のアルバム・チャート「Billboard 200」(4/14付)の方は、

大方の予想通り、ていうか鉄板で、

Madonna「MDNA」が週間35・9万枚のセールスをもってして、

初登場1位を獲得しています。

これでMadonnaのアルバムは通算8作目の1位となりました。
10年毎のディケイド(Decade)で括るならば、

80年代に3作、00年代に4作、そして10年代に1作で、

90年代に1位作がないのが実に惜しいところ

(90年代は5作が最高位2位!)。

もちろん3ディケイドにわたって1位作を保持するのは、

立派な記録ではありますが。

ただしシングル・チャート「Hot 100」においては、

80、90、00年代にわたって1位を保持しているので、

10年代にトップを獲得して何とか4ディケイド1位を達成したいであろう

Madonnaですが、それもこれもまずは新アルバムからの

セカンド・カット“Girl Gone Wild”にかかっていると

言っても過言ではありません。

今後のチャート動向に注目です。

fun.“We Are Young”5週1位は、ロック・バンドとしていつ以来か!?

#596


 ビルボードのシングル・チャート「Hot 100」(4/14付)では、

fun. feat. Janelle Monae“We Are Young”が、

圧倒的強さを発揮して5週目の1位を獲得しています。

以前“初チャート・イン曲が1位になったロック・バンド”という括りで、

fun.はNickelback“How You Remind Me”(01~02年1位)以来

およそ10年ぶりの快挙を達成したと述べました。

件のNickelbackは4週の1位だったので、

これでfun.の3人はNickelback越えを果たしたことになりました。

ここのところロック・バンドによるヒットが

ちょっとばかり寂しい状況ではあったので、

fun.の5週1位達成は、実は結構久しぶりのことだったりします。

それではロック・エラにおいて、5週以上のナンバー・ワンを獲得した

ロック・バンドを以下に記して、

fun.がいつ以来の当該記録となったのかを明らかにしてみましょう;


<ロック・バンドによる5週以上の1位曲>

*注)ChicのようなR&B系バンド、Simon & Garfunkelのようなデュオは除外。


・“Rock Around The Clock”/Bill Haley & His Comets(55年8週)

・“Tequila”/Champs(58年5週)

・“Sugar Shack”/Jimmy Gilmer & The Fireballs(63年5週)

・“I Want To Hold Your Hand”/Beatles(64年7週)

・“Can't Buy Me Love”/Beatles(64年5週)

・“I'm A Believer”/Monkees(66~67年7週)

・“People Got To Be Free”/Rascals(68年5週)

・“Hey Jude”/Beatles(68年9週)

・“Get Back”/Beatles(69年5週)

・“Joy To The World”/Three Dog Night(71年6週)

・“Silly Love Songs”/Wings(76年6週)

・“My Sharona”/Knack(79年6週)

・“Call Me”/Blondie(80年6週)

・“Centerfold”/J. Geils Band(82年6週)

・“I Love Rock N'Roll”/Joan Jett & The Blackhearts(82年7週)

・“Eye Of The Tiger”/Surviver(82年6週)

・“Every Breath You Take”/Police(83年8週)

・“Jump”/Van Halen(84年5週)

・“Can't Help Falling In Love”/UB40(93年7週)

・“Smooth”/Santana feat. Rob Thomas(99~00年12週)

・“Maria Maria”/Santana feat. Product G&B(00年10週)


4曲が該当しているBeatlesは、やはり強いですね。

例えばRolling StonesやEaglesなんぞは該当曲がないということですから。

UB40やBlondieみたいな、“ロック・バンド”としては

微妙なグループも入れちゃってますが。

さて上記楽曲一覧を見てみてわかるのは、

fun.が達成した“ロック・バンドによる5週(以上)ナンバー・ワン”は、

Santana“Maria Maria”以来およそ12年ぶりということ。

Santanaという表記は、個人名でバンド名っぽくないですが、

一応捉え方としてはバンドということのようです。

大復活したこの時期がバンド名かどうかは、筆者も心もとないのですが…。

Santanaというアーティスト名は、

あくまでもバンド名として統一させていただきました。

何だか曖昧で申しわけないのですが、

いっそのこと“We Are Young”が“Smooth”を越える13週1位を達成しちゃえば、

堂々“ロック・バンドとして最大ヒット”と声を大にして言えるんだけどね。

さすがにそれは無理か。

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