こんにちは。
かりゆしウェアです。
第3回は旅行業者代理業者について解説していきます。
旅行業者代理業者とは
「旅行業者代理業者」は、旅行業者を代理して旅行者と契約を締結する旅行業者です。
その業務内容にはいくつかの制限項目が設けられているため以降で解説していきます。
所属旅行業者は1つだけ
旅行業者代理業者はその名の通り、旅行業者を代理して旅行者との契約を締結する旅行業者です。
この代理の元となっている旅行業者を所属旅行業者と呼びます。
この所属旅行業者は受託販売を除き、1つだけとなります。
所属旅行業者の明示
旅行業者代理業者は旅行業務に関する取引の際に、所属旅行業者の氏名又は名称および
自らが旅行業者代理業者である旨を取引相手に明示しなければなりません。
自らが旅行業者代理業者である旨を取引相手に明示しなければなりません。
誤解を招く行為の禁止
旅行業者代理業者は、その営業活動が旅行業であると誤認、もしくは所属旅行業者を誤認させる行為を禁じられています。
観光庁長官は上記の誤認をさせてないようにするための措置を命ずることができます。
観光庁長官は上記の誤認をさせてないようにするための措置を命ずることができます。
また、この旅行業の代理契約について旅行業者代理業者だけでなく所属旅行業者にも制約が発生します。
所属旅行業者の責任
所属旅行業者は、旅行業者代理業者が旅行業務につき旅行者に加えた損害を賠償する責めに任ぜられます。
ただ代理させるだけではなく、その責任を取らなければならないっていうことですね。
しかし、その所属旅行業者が以下の場合は責任を負う必要がありません。
ただ代理させるだけではなく、その責任を取らなければならないっていうことですね。
しかし、その所属旅行業者が以下の場合は責任を負う必要がありません。
・その旅行業者代理業者への委託につき、相当の注意をする
かつ
・その旅行業者代理業者の行う旅行業務につき、旅行者に加えた損害の発生防止に努めたとき
かつ
・その旅行業者代理業者の行う旅行業務につき、旅行者に加えた損害の発生防止に努めたとき
なので、それ相応の対策を取っていれば所属旅行業者といえど、必ずしも責任を取る必要はないですよということですね。
最後に旅行業者代理業者の登録失効について説明を行います。
登録の執行
以下のどちらかの場合は旅行業者代理業の登録は効力を失います。
・旅行業務の代理契約が効力を失ったとき
・所属旅行業者が登録を抹消されたとき
所属旅行業者そのものがなくなるか、代理契約がなくなる場合には登録失効になるということですね。
このあたりで本日は以上になります。
次回は旅行業の登録種別について説明していきます。
・旅行業務の代理契約が効力を失ったとき
・所属旅行業者が登録を抹消されたとき
所属旅行業者そのものがなくなるか、代理契約がなくなる場合には登録失効になるということですね。
このあたりで本日は以上になります。
次回は旅行業の登録種別について説明していきます。