前職のWEB制作会社の後輩女性から転職するとの連絡をもらいました。
それで報告会も兼ねてのご飯のお誘いを受けたので、烏丸のもつ鍋屋さんで半年ぶりに再会。
他に今年5月に転職した先輩(といっても30歳の男子です)と3人で会いました。
京都ならではの白味噌ベースのもつ鍋です。
今回転職する彼女は、ボクが入った1ヶ月後に新卒で入社した子で貫太と同い年。貫太も元気に生まれていたら新卒として社会人1年生になっていたんやろかなぁとの思いから、特にいろいろと相談に乗ってあげたりしていました。
転職先は、インハウス(企業内)のWEBも含めたマーケティングの仕事だそうで、コーディングの知識も活かせつつ、時間とタスクに追われるWEB制作、コーディング専任よりは将来性も安定感もあるんじゃないかと思います。
コーティングっていずれAIに取って代わられる仕事のひとつかなと思うので。
それでも転職に当たってはかなり悩んだそうで、以前ボクが彼女に「何かを始めるには遅すぎることはなくて、なぜなら今が自分史上で一番若いから」・・・なんて言葉をかけたらしい。
あまり覚えていなかったけど、これは常に自分自身に言い聞かせている言葉だったので、そんなことを彼女にも話したのかもしれません。
でもこれは、20代の若い世代にかける言葉ではなく、新しいことを始めようとするが、一歩がなかなか踏み出せずにいる中年過ぎの世代に刺さる言葉のつもりなのですが、なぜだか25歳の彼女に刺さったみたいです。
その言葉で一歩を踏み出せたそうな。
・・・と、転職の話だけなら、改まって「報告会」というほどでもないかなと思っていたら、実は・・・と。
前職の会社でボクが仲良かったメンバーはあと2人だけ残っているのですが、そのうちの1人と付き合っているとのこと。
ボクが辞めるくらいのタイミングで付き合い始めてもう1年半くらいになるらしい。
意外な組み合わせに驚いたのですが、リアクションが薄すぎる!と怒られました。
彼女としてはまあまあ勇気を絞っての報告やったみたいですが、60年も生きていたら、そうそうのことでは驚かへんで。
そして今回の転職のタイミングで同棲することにしたそうです。
いきなり結婚ではなく、同棲というのが今どきのステップらしい。今の会社でも同棲している子は多いです。
実は同席の"先輩"も同棲8年の大ベテラン!?
小学生のころだったか、アース製薬のホーロー看板で全国を席巻していた由美かおるさん主演の「同棲時代」という映画が流行りました。
「同棲」と聞くと、どうも背徳的でちょっとエロチックな世界を想像してしまうのは高度経済成長期生まれあるあるかもしれません。
3組に1組が離婚するといわれる時代。
お試し期間を設けるほどに、若い人は結婚に対して慎重になっているようです。
冷やかしながら、付き合うまでのアプローチとか、どこが好きになったとか質問攻めで盛り上がりました。
あのままメーカーで定年迎えて、おっちゃんおばちゃんの中でシニア採用で働いていたら、蔵王でスキーしたり、沖縄でダイビングしたり、年の離れた娘、息子世代とこうやって話したりできなかったかも。
早期退職で得られた財産かも知れません。
嫁さんからは息子とはご飯も行かへんのになあと言われますが。