はるこの葬儀が終わり、その後、気づかないうちに
はるこの自宅はキレイさっぱりと片付けられていた
まだまだ使える電化製品、
はるこの愛車
趣味の宝石
愛用のたくさんの着物…
何もかも無くなっていた
カネヨが言った
「ヨタオ(カネヨの息子)のところの従業員が結婚するから、2人で住める家を探しているから、はるちゃんの家に住んでもらおうと思ってる」
え…
イクオさん(ヨクコ夫)が自死したあの家を❓
新婚さんに⁉️
住む人は事故物件を了承しているのだろうか…
が、カネヨはいつも
「私はすごいこと思いついた❗️天才か❗️」
と言って譲らない自己肯定感丸出しのばあさんなので、
口に出した時には決定している事項なので
何も言えなかった
考えてみれば
カネヨの息子の店の従業員が、亡くなったはるこの家に住む…
家賃はカネヨが管理して、はるこの財産としてカネヨ、ヨクコ、みよこの3人で分け合う
ただそれだけのこと…
ふ〜ん…
しか出てこなかった
あんな家、住む人いるんだね〜💦
事故物件を了承しているのかどうかを知りたかったので、遠回しに聞いてみた
すると、カネヨは
「ヨタオの従業員の新婚の奥さんが霊感あるんだって❗️
で、イクオさんがあの部屋で亡くなったことを話したら現場見にきて、
霊的なものを感じないので成仏しているから大丈夫です…って❗️
住む人がそう言ってるんだから‼️」
あ〜そうですか、それなら…
って思ったけど、後で知った話…
ヨタオはその従業員に安い給料の代わりに、家賃は給料天引きでその家に住まわせたことがわかった
事故物件でも、家賃天引きで相場より激安ならせっかくだから…と言って住む従業員は少なからずいるだろう
気にしない人は気にしないんだな
勝手にリフォームもしたばかりだし…
リフォーム代はうまいこと言って、ヨクコに出させた(はるこの遺産から)
この時点でカネヨはすでにはるこの家を実効支配していた。
ヨクコは現金を持っていれば安心の人だったので、カネヨはヨクコの財布から気分よくお金を出させるのが得意技
この物件を後の裁判で分ける時に
カネヨは
「事故物件なので住んでくれるだけでありがたいと思って、家賃は1万だけもらっていた」
と、勝手に破格な家賃の額を決めて、自分が管理していたと言った
↑
ウソです
実際は従業員からの天引きは3万ほどだった
従業員にしてみれば新婚で2LDKのリフォーム済みの一軒家の物件…
3万は安いです
いやしかし…
差額の2万は何処へ…
つづく
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