マンガについて少し突っ込んで考えてみるブログ

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マンガ好きでマンガに育てられた人間が、30歳を超えて改めてマンガとは何かを考えてみる。

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1位から3位は誰もが知る王道な作品、4位から7位はマンガに少し詳しい人なら知っている作品となりました。4位から7位の方が自分の趣味嗜好がふんだんに込められていた気がします。

本当に無意識ですが、8位から10位はまだ連載中の現役作品が揃いました。ジャンプで20年以上様々な作品を読み続けましたが、それらの作品の印象を颯爽と超えていっていいったマンガ達です。

ア◯トーークとかでも取り上げられていたものもあるくらいの大人気マンガもあり、個人的にはマンガ表現の最高傑作と言えます。すると1位から7位まではなんだったんだという話になりますが、1位から7位は読んだ当時の印象が色濃く残っているため、どちらかというと好きという感情が優先されています。

比較的最近読んだものの方がもっと俯瞰して観られている気がしているので、最高傑作だという評価をしています。さてまぁご託は置いといて、とりあえずいきます。


8位 キングダム
キングダム コミック 1-40巻セット (ヤングジャンプコミックス)/集英社
¥22,117
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人気過ぎて◯メトーークでもやりましたね、キングダム◯人。とはいっても、テレビで取り上げられようが何だろうがそんなことは関係なく、そのもっと前から面白過ぎて知名度は急上昇していたと思います。現在40巻まで出ていますが3巻まで読んだ時点でもう続きを読まずにはいられなくて一気に読み耽りました。

3巻まで読んだだけで、こういう展開にすると面白くなるんだとか、こういう見せ方すると感動するんだ、とか色々な発見がありました。もうそこで作者の原泰久さんの技量に信頼を抱いていたと思います。どこをとってもリアリティを損なっていると感じませんでした。

この作品は超人気なので色々と好きなポイントが上がると思いますが、僕は2つあります。
1つは軍師たちの知略に満ちた戦いです。僕の頭が良くないということもあるのですが、頭が良い人たちが勝つために緻密に計算しながら戦うというのが好きです。後から実はこう考えていました、ということで感心することもありますし、裏の裏の裏をかいた戦略を講じた戦いも垂涎ものです。
ベスト10に入れるかどうか迷った作品に『海皇紀』という作品もありますが、これも主人公が天才で戦いにおいても最強クラスなので、どんな敵が来てもどんな不利な状況に陥っても必ず打開します。その様が心地よいカタルシスだったりするのです。

もう1つのポイントは、やっぱり迫力ですね。ここぞという時の絵に武将達の獰猛な気性が充満していて爆発的な迫力を感じるんです。その迫力に圧倒されたら、もうそのマンガの世界に突入です。魂がマンガの世界に入っていき、ただただその興奮と高揚に揺蕩いながら堪能することになります。

まだ物語は途中ですが、マンガの最高傑作といって言いと思います。おそらくONE PIECEも最高傑作の1つなんだと思いますが、売上とか関係なく、同等に価値のあるマンガだと思います。これを読んでいない人はマンガ好きではないと言ってもいいでしょう。今まで読んできたマンガが好きなだけで、マンガが好きなわけではないのです。若かろうがたまたま知らなかろうが関係ありません。必ず一度は通ってください。でないとマンガについて何かを語る資格はありません。


9位 宇宙兄弟

宇宙兄弟 コミック 1-26巻セット (モーニング KC)/講談社
¥15,720
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作者の小山宙哉さんという方はモーニング系の方なので、僕はこの作品しか読んでいませんが何のことはありません、ただの最高傑作です。読んでいるところすべてに不足を感じません。全部がすべてなるようになっている、描くべきように描かれているという感じがして、そこに何一つ自分のマンガ観を挟む余地はありませんでした。

宇宙を題材にしたマンガなのですが、もともと僕はあまり知らない世界なので描かれていること全部が新鮮、全部が勉強、全部がエンタメです。僕はおそらく知らないだけで本当は知っていけばどんどん好きが増幅するジャンルだなと思い知らされました。自分の新たな知的好奇心の萌芽に気付かせてくれた作品でもあります。

好きポイントは幾つかありますが、まずは主人公ですね。天然パーマで少し頼りない感じの。でも宇宙飛行士として必要な能力はしっかりと兼ね備えているという長所が光っているのです。イケメンとか天才とか最強とかではないからこそ、リアルに魅力を感じる人間像を感じます。子どもたちが憧れてもまったく問題ないですし、しかも現実世界でも目指していける、そんなある種完璧な人間像が描かれています。

あとは、宇宙飛行士になるための試験がまた極限に面白かったです。色々な人間がどう考えるか、どう反応するのか、っていうところが気になりますし、その時に主人公はどうするんだ、みたいなことももう思い出してて鳥肌たつくらい見応えがありました。そして、それらを読み進めるうちに、どういう人が宇宙飛行士になれるんだろうという疑問に一言で答えられるようになりました。スーパーマンです。宇宙飛行士はみんな人間を超えた人間たちです。

実は最近キューブリックの映画『2001年中の旅』を観たのですが、そこでの船長の緊急事態への対応もやっぱりスーパーマンでした。宇宙兄弟を読んでなかったら「なんで緊急事態に冷静なんだこの人」と違和感を覚えたと思いますが、読んでいたからこそ、その理由が理解できました。

その他に兄弟愛もいいですし、欠陥のありそうな人たちが協力して任務を成功させていくところなど、人間とは何かを教わっている気になります。老若男女関係なく、読んでほしいです。特に子どもが読めば、今後にものすごく良い影響を与えられるマンガだと思います。


10位 俺物語
俺物語!! コミック 1-10巻セット (マーガレットコミックス)/集英社
¥4,320
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さて最後は、いま大好きで大好きでしょうがない作品です。俺物語。
正直言うと、最初読むまでめちゃくちゃ抵抗ありました。表紙からして、奇をてらっている感があるように思えましたし、少女マンガでこの主人公で面白いイメージが湧かなかったのです。

しかし勇気を出して一度読み始めれば、すぐに最高の男とその物語が描かれているがわかります。主人公の剛田猛男は顔の作りこそ端正ではありませんが、それでも男としては理想的なほどの人間です。強く逞しく誠実で謙虚、相手を思いやれる優しさを持っており、何一つ問題ありません。読者にはそれがすぐにわかります。

しかし物語の中では女性はまったくそのことに気付きません。ほとんどの人が眉目秀麗な猛男の親友である砂川にすぐ目がいってしまうのです。愚かだなと思いつつ、顔や見た目で判断してしまうのが人間なのでしょうがないと思う部分もあります。でも、そんな猛男の魅力に砂川は存分に気付いているのです。そして、あるとき凛子という女子高生もそれに気付くことになり恋に発展していきます。

猛男の人間性の格好よさに気付くということは、しっかりと中身で判断できる素晴らしい人間です。つまり砂川と凛子も素晴らしい人間であり、それを賞賛できる位置にいる読者もまた、いつの間にか素晴らしい人間とは何かに気付くことになっているのです。

「そう、これだ、人間はこうでなきゃいけない、これでいいんだ」
みたいなことをずっと思うことができます。自分の正しい人間性を心の底から引き出して、導いてくれるのです。ある意味、人間と恋愛の教科書です。

今みたいな時代だからこそ意味が強く滲み出ているように思います。男が勇猛であることがどれだけ大事なことか、凛子みたいに中身で格好良さを判断することがどれだけ重要なのか。
彼らは1つひとつ降り掛かってくる試練に対応していきますが、それは実際に僕たちにそれが降り掛かって来た時にどう対応をすればいいのかということの示唆であり模範です。
主人公は高校生ではありますが、感じていること思っていることは大人のそれと何ら変わりません。

僕はもう30歳を過ぎていますが、改めて恋愛感情やスタンスを教えられた気がします。まだ独身ですし結婚の雰囲気は1ミクロンもないので、俺物語を熟読して俺物語婚を目指したいと思っています。


さて、これでベスト10の10作品を出し切りました。マンガ好きな人にとっては納得できる作品もあったでしょうし、浅薄極まりない!と切り捨てたくなるようなチョイスだと思った人もいるかもしれません。しかし、今はこれが自分のチョイスです。

色々好き勝手なことを書いたわりには意外と時間がかかってしまいましたが、今の自分がこういう作品が好きだということを再認識できたランキングでした。

他にも入れたいなーと思った作品はやっぱり色々あります。なんとなく同じ作者のものは入れないように考えていましたし。ドラゴンボールなんかは偉大過ぎてよくわからずに入れていないという笑

せっかくなので、漏れた作品も今後紹介していきたいと思っています。
すぐに思い付くのは、海皇紀、彼氏彼女の事情、虹色とうがらし、魔法陣グルグル、ガラスの仮面、こいつら100%伝説、バガボンド、リアル、進撃の巨人、東京喰種、亜人、ワンパンマンなどですが、もっとちゃんと考えてジャンプ系からもしっかりと出していきます。
さて、今回は4位~7位までを紹介します。
スーパーメジャーな作品もありますが、そこそこマンガ好きじゃないと知らないマンガもあると思います。僕の個性が結構出ている気がします。


4位 無限の住人


無限の住人 コミック 全30巻完結セット (アフタヌーンKC)/講談社
¥16,872
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時代劇にして現代的な雰囲気を持つ、ネオ時代劇と称される作品。
これも中学生の頃に知った作品ですが、正直なところ当時は4巻くらいまで読んでみないと面白さがわかりませんでした。鉛筆画を用いた線が多い絵が特徴的で、子どもながらに読みにくさを感じていたからだと思います。ところが、物語に惹かれ始めてからはもう虜です。独特な絵がより世界観を増幅させるようになり、没頭し始めたのです。

主人公が不死身という設定なので、それだけ聞くとややファンタジックに感じられるかもしれませんが、そのあたりも描写力によってリアリティが効いているので興ざめすることはありません。むしろ実力者の敵に対して不死を利用できるメリットに爽快さすら覚えます。中盤では不死を解明しようとするところもありますが、そのあたり全般のやりとりがリアルで、読んでいる方ですら何で不死身なのか楽しみに読み進められます。緊張感がある作品ですね。

言葉遣いに痺れるのも僕としては高ポイントです。なぜか無限の住人が全巻どこかに紛失しているので、いま出てくるのが
微睡む者に目覚めを! 目覚めぬ者に永き悪夢を!』という言葉だけなのですが、とにかく名言だらけです。1位のベルセルクにも『木っ端となって散華せよ』とう言葉があったりとか。漢字の勉強にもなりますよ。笑

これを描いている沙村宏明という方は知っている人は好きだし詳しくて、知らない人はまったく聞いたこともないというタイプの人だと思います。長編は無限の住人だけで、他は単巻や2巻くらいまでのマンガが多いです。今は『波よ、聞いてくれ』という素人の女性がラジオのパーソナリティになるマンガを連載しています。そしてこの作品は1巻しか出ていないのに、渋谷にある某マンガサロンのマンガコンシェルジュに、いま一番オススメと言われた作品です。読んで損することはない作品です。

蛇足ですが、マンガで絵での好き嫌いがあるという話をたまに聞きます。最近は昔よりも絵が綺麗な人が多いので見慣れてしまったんでしょうね。でも絵の好みでマンガの選り好みをしている人は本当のマンガ好きとは言えないと個人的には思います。それは綺麗な絵のマンガが好きなだけなのですから。

マンガにはそれぞれ世界観がありますが、それを決めるのはやはり絵だと思います。ストーリーも大事ですが、全体の雰囲気や個性を際立たせるのは絵です。つまり、絵もマンガ表現の1つであり、全体の中で調和していれば上手かろうが下手だろうが気にならなくなります。むしろ、絵が少し下手に見えるくらいの方がオリジナリティが出て、良い作風になったりすることも多いです。

進撃の巨人の絵が下手~と言っている人がいましたが、進撃の巨人もあの絵だからこそ不気味な世界観を構築できたので、あれが少女マンガでよく見るようなタッチの絵だったらその面白さは半減したでしょうし、これほど人気は出なかったはずです。戦慄を覚えさせる絵のあるマンガは魅力的ですが、戦慄は絵が上手いからといってもたらせるものではありません。


無限の住人はこのように絵について考えさせてくれた作品でもあります。


5位 天使な小生意気
天使な小生意気 ワイド版全10巻 完結セット (少年サンデーコミックススペシャル)/小学館
¥7,819
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色々なマンガを思い出して、これを入れない訳にはいくまいぞと5位にランクインさせました。西森博之のラブコメディマンガです。西森博之さんと言えばサンデーで様々な作品を連載していて、中でも『今日から俺は!!』が有名ですね。これも腹抱えるくらい笑ったことが何度もありますが、それよりも好きなのがこの天使な小生意気です。

絶世の美少女とそれに惚れた4種類の男達が織りなすギャグと戦いのマンガで、とにかく主要キャラがみんな良い味出している。ヤンキーも普通もオタクも武士も出てきますが、登場人物すべてが可愛く思えてしまうのが西森博之さんの作品で、最終的に主要キャラ全員のことを好きになれます。皆が主人公というようなイメージです。

僕は単純なギャグマンガは好きではないのですが、これはしっかりとしたストーリーがあり、シリアスとギャグの両面があるので、むしろ好ましい部類の作品です。ずっとシリアスなマンガも良いのですが、たまにギャグが入っている作品と、ふっと息が抜けて読みやすいものです。

ラストもしっかりと考えられており、それで良い!という風に納得できるのが凄いところです。絶世の美少女の真実と恋の行方に、読後感は満足がいっぱいです。全20巻なので、それほど時間がかからなく読めると思います。

6位 のだめカンタービレ

のだめカンタービレ全25巻 完結セット (講談社コミックスキス)/講談社
¥11,288
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少女マンガも有名なものは啄んでいますが、その中でもダントツ1位で好きになったのがこの作品です。これはマンガ単独ではなく、ドラマや映画の方も好きだったことからトータルで心を動かしてくれました。

音大やクラシックという普段知ることのできない世界にまず気持ちが持っていかれたし、すでに天才だと謳われる指揮者志望の千秋と、隠れざる天才のピアニストのだめの2人の主人公が成功していくまでの人生を追体験できたことが有難く思いました。

この原作ありきだからこそドラマも観ることになったのですが、もうドラマの玉木宏演じる千秋に憧れてしょうがありませんでした。とにかく努力家で、指揮者になるのに一点の曇りもないスタンス。人としてこうなるべきだという理想型がそこに現れていると思っていましたし、当時24歳の努力不足の若造にストイックな努力の必要性を教えてくれました。

千秋はオーケストラで指揮をするうちに、更なる成長を遂げていきます。ドラマの最後では、ベートーベン交響曲第7番の演奏を指揮するシーンで千秋は涙ながらに指揮を振ります。信頼できる仲間達と、それまでのすべてに思いを馳せて。そしてそれを日本最後の曲として海外に行くことを決めます。『ここからすべてが始まる気がする』と。そんな映像を観て泣かない訳にはいきませんでした。努力と達成と希望と感謝と、多くの感情が混ざり合った中で涙する千秋の姿は美しかったです。

僕はそれを観て以来ベト7(ベートーベン交響曲第7番の略)が好きになりました。ガーシュインのラプソディ・イン・ブルーもそうですし、それ以外にも使われていたクラシックは大抵好きになりました。クラシックへの興味を開いてくれました。そういう意味でも感謝している作品です。

さらにお勧めするとしたら、海外の指揮者コンクールです。指揮者に求められる能力や知識に愕然としつつ、それでも順調に勝ち進んでいく千秋の頼もしさときたら絶好のエンターテインメント。これは映画版でも描かれているので観てもらえれば納得すると思います。


7位 からくりサーカス

からくりサーカス 全43巻 完結コミックセット (少年サンデーコミックス)/小学館
¥18,133
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週刊少年ジャンプを小学校から読み続けて20年以上なのに、意外と好きな作品はサンデー作品から出てくるんですよね。5位の天使な小生意気に引き続きサンデーから2作目。『うしおととら』で有名な、藤田和日郎さんの作品です。

『うしおととら』と言えばもう大人気作品で、僕も貪るように読んでいた時期がありましたが、世代ですかね、その次の連載のからくりサーカスにハマってからはもうそっちが好きで好きで仕方なくなってしまいました。

緻密で複雑なストーリーが魅力ですが、僕としては主人公である勝と加藤鳴海としろがねの3人の登場人物の生き様に魅せられていました。加藤鳴海のような人間になりたいと何度思ったかわかりません。また、5巻くらいで皆の能力を使って公園でサーカスするところがあるのですが、それが成功した場面でどれだけ感動したかわかりません。まるで自分のことのようで、幼いながらこういった感情を抱くために僕はマンガを読んでいるんだとすら思ったものです。

僕はその世界の中に入りたいと思った作品を好きになる傾向があります。昔から現実逃避ばかりしてきたせいでしょうね。笑 マンガやゲームが好きだったのは現実以外の世界を常に感じていたかったからだと思います。昔から現実が嫌いだったんだな…。

時間がある時にもう一度読み返したいとは思っていますが、とにかく読んでもらえればその素晴らしさはわかると思います。戦慄も感動もカタルシスも全部感じられる傑作中の傑作です。


さて、4位から7位までを紹介しましたが、知ってる作品がどれだけあったでしょうか。
超有名と言えない作品が多くなったので、20代前半以下で全部知ってたらかなりマンガ好きだと思います。若ければ若いほど知らない作品が多いと思いますね。
現在連載中のマンガにも素晴らしいものがたくさんあるので、昔のマンガは中々読まれないのは仕方の無いことです。だからこそ、こういうマンガ紹介によって世代を飛び越えて後世に残すべき傑作、心を揺さぶり感情や人間性に影響を与えるマンガを紹介すること大事なのだと思っています。

次回は8位から10位ですが、またまた予期せずして現代で大人気となったマンガが集まりました。いま現在マンガに絶好調にハマっているという人なら、絶対に抑えておかないといけないマンガ達です。合わせてチェックしてみてください。
20年間以上週刊少年ジャンプを愛読してきた自分ですが、
30歳も超えたのでマンガとは何かを自分なりに考えてみようと思っています。

基本的にマンガ雑誌はジャンプ以外読んできませんでしたが、
流行の作品、人気の作品はほとんど抑えてきたつもりです。

ただあまりにコアな人気のある作品への情熱はそれほどありません。『ONE PIECE』や『ジョジョの奇妙な冒険』などは好きですが、繰り返し読むとか深く突っ込んで考えるとかはしようと思いません。
そんな時間あるなら手塚治虫や吉田秋生、萩尾望都の作品をもっと読みたいと考える、そんな人間です。

とりあえず、初記事ということもあり僕の好きなマンガベストテン10を紹介します。
知らない人は読んでみて損は無いと思いますし、同じようなマンガが好きな人なら相性はきっと良いはずです。


1位 ベルセルク
ベルセルク コミック 1-37巻セット (ジェッツコミックス)/白泉社
¥20,939
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中学生の頃に出逢った壮絶ダークファンタジー作品です。
出逢った時には15巻まで発刊していましたが、20年近く経った今でもまだ37巻までしか出ておらず、内容的にも終わる気配が見えないので、<死ぬ前に終わってほしい作品>としても有名なマンガです。

この作品は僕の人生観を変えたと思います。フィクションってこれほどの力を持っているのか、と愕然として、すべてのフィクション作品に対してアンテナを貼るきっかけをくれた作品です。

圧倒的な画力と構成で、これでもかというくらいに混沌とした感情を覚えました。このマンガを読んで衝撃を受けていない人を見たことはありません。周りの友人達に紹介しましたが皆好きになりましたし、ハマりました。

内容的にエグい描写はたくさんありますが、進撃の巨人よりも少し強めくらいのイメージです。そのせいで読み進められない人もいるかもしれませんが、大いなる損失をしていると考えた方がいいでしょう。それくらい偉大な作品です。

ヤングアニマルという隔週発行の雑誌での不定期連載になっているため、進みはとても遅く、ウィキ情報によると作者自身が終わるのかどうか危惧しているとのこと。最近はベルセルクに精一杯で手をつけられていなかった全く別の『ギガントマキア』という作品の単行本がようやく出ました。これで少しでもスッキリしてベルセルクへ専念できるようになってくれるかもしれませんね。


2位 HUNTER × HUNTER
HUNTER×HUNTER (1-32巻セット 以降続巻)/作者不明
¥価格不明
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Amazonのリンクを付けましたが作者不詳となっているのが謎ですね。マンガ界においての尤物であり、究極の才能とセンスを備えている冨樫義博に決まっているのですから。

これも中学生の頃から読み始めてまだ32巻、終わる気配なしという作品です。ベルセルクに続き<死ぬ前に終わってほしい作品>として有名なマンガです。

冨樫と言えば、幽々白書やレベルEなども大人気作品となりましたが、個人的にはそれらを読む限り天才だと思ったとはありません。天才だと思ったのはこの作品があるからです。

なぜ天才だと思ったか、それは自分では絶対に思い浮かばないと確信できる設定とストーリー展開があり、どこにおいても期待と興奮を感じさせる内容になっているからです。奥行きが深くて、どこまでも底が見えません。いつまでたっても続きに夢を見られるのです。どうしたらこのようなマンガが描けるんだろうと考えた時に、理屈ではきっと説明できないはずで、才能とセンスによるものでしかないと考えるようになりました。

僕自身は世界最高のマンガであると言い切りたいし、賛同してくれる人もそれなりにいるはずです。ONE PIECEを描ける人は他にもいそうな気がします。でもハンターハンターを描ける人は他にはいない気がします。


3位 スラムダンク
SLAM DUNK(スラムダンク) 完全版 コミック 全24巻完結セット (ジャンプ・コミッ.../集英社
¥24,183
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ジャンプの黄金時代を読んできた自分が、その中でも最高傑作の1つだと思うのがスラムダンクです。スポーツマンガという枠を超えて誰からも愛されるマンガであり、今でも語り継がれるほどのマンガです。

安西先生の『諦めたらそこで試合終了ですよ』はあまりにも有名な言葉で、同世代で通じない人を見たことがありません。他にも色々な名言をいまだに覚えていますが、それほどの浸透率を影響力を誇ったという証拠です。

今よりも情報共有がしづらかった時代でのことですから、今で言えば進撃の巨人クラスのマンガだと言っても過言ではないでしょう。黒子のバスケも人気がありましたが、個人的にはマンガの格としては明らかに1段階上だと思っていますし、黒子のバスケはそもそもスラムダンクの影響を受けまくっています。同じジャンプの連載なのでそれは悪いことではないと思いますが、それほど強く印象づけたということでしょう。

もし後世に残すマンガを厳選するということになれば、スラムダンクは確実に入ると思います。スラムダンク知らずしてスポーツマンガを語ることは許されませんし、マンガ表現と人気を高めた歴史的作品の1つです。


さて、今回は3位まで紹介しましたが、少しでもマンガが好きな人なら大体知っている作品ですね。かなりメジャーどころになりました。

意識したわけではありませんが、本当の意味で個性が出てくるのは4位以降になります。こちらも合わせてチェックしてみてください。