みなさま突然ですが・・・
シュガーハイってご存知ですか?
日本ではあまり知られてなくて
『え〜そんなのあるの〜??』と疑うかも知れませんが、
欧米では知れ渡っている常識のようです!
じゃあそもそもシュガーハイってなに?
子供が空腹時に甘いものを食べると、下がっていた血糖値が急激に上昇します。
その事によって一時的にハイテンションになって気分が良くなってしまうのですが…
問題はその後。
急速に上がった血糖値は急激に下がります。
結果的に平常値より下がってしまうのです。
そうすると再び血糖値を上げようと
『もっと糖がほしい!!』となって、再びお菓子を欲しがります。
怖いのはこの血糖値の乱高下を繰り返す事
甘いものが癖になってしまうと常に何か食べてないと気が済まない。
砂糖が切れた時にはイライラ、集中力の低下。
泣き叫んだりいつも機嫌が悪く手がつけられなくなります。
甘〜いお砂糖は脳内麻薬と言われているエンドルフィンを増産させ快楽を感じるようになるので、
このような状態だとまさに『砂糖中毒』かもしれません。
実際に過去、私の教室にお子様連れでお見えになった方がいらっしゃった時のこと。
途中から愚図り始めたお子様にグミやお菓子を与えていたお母様。
でもやはりお菓子を食べたあとはご機嫌になるのですが、その後すぐにソファの上をボンボン跳ねたり飛び降りたりと、
『やめなさい!』と言ってももう手のつけられない状態に…
小さなお子様が愚図るのは当たり前で、そんな時には私も抱っこしたりあやしたりするのですが、
そのお母様も『迷惑かけちゃいけない!』という思いが強かったんでしょうね。
すぐにお菓子の袋をバリッと破いて与えてました。
まとめ
親が知っていると知らないとでは大きな差が出る『シュガーハイ』。
『子供の味覚は3歳までの食生活で決まる』
と言われています。
この間にどれだけ愛情のこもった手作りのものを与えるかによって
子供の情緒の安定やこれからの人生が大きく変わってくるのではないでしょうか?
私も育児をしていて思うのですが、
大人が楽になる事って、
大体が子供にとってはあまり良くない事のように思えます。
手作りの良さは
自分で味の加減もできるし、
入っているものが把握できるし、
何より愛情のこもった生きた食べ物だと思っています。
工場で機械が作って、
ベルトコンベアーで袋詰めされて、
汁が漏れない、
色が変わらない
腐らない食べ物。
お母さんが疲れてもう何もしたくない時…
たまには買ってきたお惣菜に頼っても、
みんなで楽しく外食してもいいと思います。
作ってあげたい気持ちはあるけれどどうしても無理なときもあります。
でもやはり楽した分のリスクもしっかり受け止めて明日からの生活に生かして行ければなと思います。
私のパン教室では、
パン作りを通して
そんな日常の食材の選び方、メリット、デメリットも一緒にお伝えしております。
『みんながhappyになれる手作り』を応援します!
長文お読み頂きありがとうございました!
ではまた〜