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ぴーちゃんのブログ

介護の経験を活かし、訪問介護の仕事について3年。今年、介護福祉士の資格を取りました。介護の仕事のこと、日々の出来事、それから新しくふえた住民について、書いていこうと思います。

この時代に、いとも簡単に戦争が始まったことに驚いている。


その利用者さんは、女学校時代に戦争が始まったそうだ。

青春時代に、我慢ばかりしていたという。


学校では、戦闘機から身を守る術をまなんだそうだ。

銃弾は、放物線を描いておちてくるから、

戦闘機が近づいてきたら、

どっちに逃げたら安全か学んだそうだ。


実際に防空警報がなって、

防空壕のある近くの山まで逃げる時、

頭上に戦闘機が飛んで、

今、銃弾が飛んできたら死ぬかもと思いながら走った時の恐怖が忘れられないと言う。


「怖かったよ〜。あんな思いは2度としたくない。」


今の若い人には、言ってもわからない。

戦争だけは、やったらダメだ。


受験に受かって、東京に行った親友は、

戦争で亡くなったそうだ。


自分は受からなかったから地元にいて助かった。

運命ってわからないものだと、

しみじみ話した。


若い人に、私らの話を聞いてほしい。

あんたも家に帰ったら、

娘さんに聞かせてやってね。

そう言っていた。


私はその話を聞いて、

今では学校でも戦争のことを習うし、

憲法でも戦争放棄しているし、

みんな戦争反対なんだから、

戦争はおこしちゃいけないし、

おこらないだろうと思っていたけど、

自分の国ではないけど、

いとも簡単に戦争は始まってしまい、 

驚いている。


それも平和の祭典、オリンピックの最中に。


利用者さんは、一年位前から体調が良くなくって、夏にオリンピックあるから、

それ見なくっちゃって励ましていて、

夏のオリンピックは何とか見れたけど、

冬のオリンピックは見られなかった。


戦争が始まったことは知らない。


だんだん戦争をしっているわたしらの世代がいなくなって、また、戦争が始まったら怖いと思うよ。戦争は悲惨だ。ぜったいやったらダメだ。


利用者さんがたびたび話していた戦争の話しを

思い出す。

一度始まったら、

人々の思いとは逆さまな方向へ走り出す。

戦争はおこしてはいけない。

1日でも早く終わってほしい。


クレちゃんが死んでしまってから、

とてもつらくて、寂しくって、

クレちゃんの事ばかり考えて、

あーしていれば、こーしていればと、

頭の中でぐるぐる考えて、

だけど、お腹はすくし、

日々は回っていくし、

こんな気持ちのままじゃいけないと、

ハッとした。


大事なワンコとお別れした人は、

みんなどうしているんだろう。


どうやって、この取り返しがつかない気持ちから、抜け出したんだろう。


誰か何か言ってないかと、ネットを訪ねた。


そしたら、

私みたいに、嘆き悲しんでいる人の、

なんと多いことか。


皆んな、

大切な家族だったと、

かけがえのない時間だったと、

もう一度会いたいと、

切々と語っていて、

クレちゃん死んじゃった時は涙出なかったのに、

ポロポロポロポロ涙がこぼれて、

私もおんなじ、おんなじだよと思った。


「ありがとう。ありがとう。」って、

皆んな最後は結んでる。


そんな時に、

虹の谷のお裾分けの記事を読んだ。


保護犬活動をしている方で、

「あなたの大切な子が、残していったフードや、

 おやつ、ペットシートなどを、新しいお家をさ

 がしている子に、送って下さい。」と、呼びかけている人がいた。


その方は、茨城県かどこかの人で、

私の住む県から遠いので、

送りたいけど、

クレちゃんは、

たくさん置いていっちゃったから、

送料たまらんな〜と思っていたら、


「遠いかたは、ご自分の近くでも、同じような活 動をしている方がきっといるから、調べて、

 そちらに届けて下さい。」と、アドバイスされていて、


それじゃぁと、ググッてみたら、

同じ市内で、保護犬活動をしている人を見つけた。

定期的に、譲渡会をやっていて、

お裾分けの持ち込みも受け付けているって。


虹の橋のお裾分け活動は、

きっとクレちゃんからのお願いに違いないと思い、近くで譲渡会があるのを待っていた。


そして、市内だけど、いった事のない場所で行われた譲渡会に出かけた。


そして、あの土地を見つけた。






クレちゃんと、

クレちゃんほどの日向で、

「いつか、たくさん日向のある家に住もうね。」

って話していた事を、

思い出した。





ちょっと用事があって、

いま住んでいる市の外れの方に行った。


あまり縁がない所で、 

土地を探す時、

候補にしなかった。


自然が残っていて、

こんな所もいいかも、、、と思っていたら、

更地になって、売土地の看板がある土地が、

ちらほら。


ちょっと不便なとこだから、

子どもたちは、街にでちゃったのかなぁ?

高齢な両親がなくなって、  

実家を売りに出す人が多いのかしらん?


そんな土地の中に、

ここいいなぁ〜と、思うところがあった。


ちょっと広めの土地で、

日当たりがいい。


平家の家を建てても、

畑が出来そうだ。


でもね、ここは、実家から遠い。

車で40分ぐらいかかる。

バスは1時間に一本あるかないかで、

夕方4時には最終。

バスに乗れても、電車乗り継ぎで、

ふたたびバスに乗り継ぎ、

やっと実家へ。

交通機関を使って、ばあばのとこに通うのは、

無理があるなぁ。

とはいっても、私の運転は、

全然進歩無しだし、、、。


冷静になってみたら、現実的でない。

父ちゃんの通勤にも不便。


とは思ったんだけど、

家に帰ったら、なんとも気になる。


いったい、いくらするんだろう?


さっそくググッてみると、

お高い。


土地の坪単価は、安いのだけれど、

かなりの広さがあるようだ。


更地になっていると、狭く見えるのね。


でも、無理すれば、買えなくもないかなぁ?


お日様の当たる家に住みたい。


父ちゃんに、今日見た土地はなかなか良かったと思うと言うと、


「あり得ない。」と一言。


確かに、通勤大変そうだもんねぇ〜。

コンビニないと嫌だって言ってたし、、、。

何より予算オーバーだし、、、。


諦めるしかないか、、、。


お日様の当たる縁側でのんびりしたり、 

畑で野菜つくったり、

何なら庭でお茶したり、

夢だった鶏も飼えそう。


やっぱり、諦めるしかないか、、、。