洗濯バサミの巻。

突然ですが、皆さんは洗濯バサミをどのように使いますか？

当然、名前の通り私は洗濯の時に使います



姑の家には洗濯バサミが40も50もある
小さいタイプとは別に、二股になった大きなタイプのものが40、50だ

言っておくが、姑はワンルームの1人暮らしだ

ファミリー暮らしの我が家ですら大きいタイプは20個あるかないかだ



姑の不思議なところはその使い方だ

部屋中の布製品に、飾りですか？って程に挟んである

どの位かと言うと、まるでクリスマスツリーの飾り状態だ

例えば、カーテンの開きやたるませ具合をセンチ単位で洗濯バサミを使ってコントロールしている

カーテンは自然ではあり得ない見事な曲線になっている

さらに衣装ラックには、ホコリ防止のために布がかけてあるのだが、その布がラックに合わせて、まるで立体模型を作るかのように洗濯バサミで留めて形作られている

コレはまさに芸術だ

他にもまだまだあるわけで、小さな部屋はカラフルな洗濯バサミで賑やかだ

そして驚くのが、肝心な洗濯には洗濯バサミは使われないということだ



人間年をとると、なぜだか部屋に統一感がなく、物も多くゴチャゴチャしたパターンが多いが、姑の場合何か意味合いが違う気がする



姑よ、洗濯バサミは、まず洗濯に使ってみませんか？

ゴキブリ退治。

先日姑宅にコバエ取りポットを設置した

姑宅には何故だかコバエが多くて困っている



コバエポットを設置して数日後、順調にコバエが取れて喜んでいたのだが・・・ん何か違う種類の小豆程の大きさの生物が捕獲されている事に気が付いた

あそれってもしや、ゴキブリ

その言葉を聞いて、姑は怯えた

コバエや小さな蛾も素手で潰していた姑も、どうやらゴキブリだけは苦手な様だ



ある日姑の家に行くと、シンクと壁に出来た隙間という隙間に、銀色のアルミテープが貼られていた

何かの宗教かマジナイか、又は宇宙人との交信かって程びっしりと

一体何事かと聞いたところ、姑は言った

あれよ、あれ
出たのよゴキブリが

それはイヤだねって私が言いたいのは、この銀世界の事

すると理由はこうだ

ゴキブリが出たので捕まえようと思ったら、素早くシンクの隙間に逃げ込んだの
だから出られない様に閉じ込めたの



姑よ、まず駆除を考えません



その後、姑の輝くワンルームの部屋にはゴキブリホイホイが4つも仕掛けられた

何だかいろんな意味で落ち着けない姑宅だ

りんご姫。

皆さん、りんごは好きだろうか

姑は大のりんご好きだ


姑の家に行くと、お茶とお菓子でもてなしてくれる

おもてなしは大変嬉しいものだ


ある日、食べなさいと言われ、りんごのパンが出てきた

お茶のお供にはかなりがっつり系だが、ちょうど小腹も空いていたのでありがたく頂戴した

確かに美味しいパンだったのだが・・・

翌日姑の家に行くと、お茶が出てきた

この暑い日にHOTな緑茶だ

まあ、ありがたく頂戴したのだが・・・出たりんごパン

またパンしかも昨日と同じ

姑は言う美味しいわよね、このパン

ストーリーはまだまだ続く


仕事の都合で、週4日姑の家に顔を出している

つまり週4日おもてなしをしてくれる


ストーリーの結果を言うと、4日間出てきたお菓子は・・・りんごパン

ちなみに4日目は、りんごパンとりんごのデニッシュだった


私、りんごはそこまで好きではないのだが、この4日間で1年分のりんごを摂取した気がする



姑はりんごの味がすれば、何でも良い程好きらしい



姑よ、好きなりんごは個人的に楽しんでくれ